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ITスマート家電(IoT)商品レビュー

スマート電球「Philips Hue」を使ってみた感想

こんにちはszkです。
前回のスマートホームの話に引き続き、本日はスマート照明「Philips Hue」について記事を書きたいと思います。

◆Philips Hueとは

Philipsが提供する「スマート照明」です。
通常のLED照明と同様、調光や色温度の変更をすることはもちろんですが、
「タイマーによる調光(〇分でフェードする)」や「外出先からの電源ON/OFF」などが可能となります。
HueにはRGBライトを搭載してあらゆる色が作れる「通常版」と白色/電球色のみ発色可能な「ホワイトグラデーション版」が存在します。
今回私はホワイトグラデーション版を購入したので、それに準拠した内容を記載します。

【できること一覧】

・リモコンによる調光
・リモコンによる電源ON/OFF
・リモコンによるシーン(色温度)の変更
===以下がスマート家電要素===
・スマートフォンから上記を行う
・スマートフォンからシーンを作成する(ホワイトグラデーション版はRGBでの設定は不可、白/暖色の温度設定のみ)
・ユーザーのスマートフォンが特定の範囲から<出たら/入ったら>照明を点灯させる(在宅判定機能)
・特定の時間に自動調光を行う
・特定の時間に自動シーン変更を行う
・音声による操作(スマートスピーカー=GoogleHome、AmazonEchoが必要)

【ユースケース】

・朝タイマーで目覚めたい時間に自動点灯する
・夜就寝時間に自動消灯する
・(日当たりの悪い家で)地域の日の出の時間と同期してライトをつける
・帰宅/外出時の自動ON/OFF(GPS機能連携)
・料理等の両手が塞がる作業中や物理的にスイッチが遠い状態でGoogleHomeから音声命令する(スマートスピーカーが必要)

◆使ってみた感想

かなりいいです。特にいいのは「タイマー機能」。
朝、szk宅は日当たりが悪いので、自動でライトをつけることで目覚めを促しています。
これでいいのは「毎日〇時に起きる」という人は特に習慣化がしやすくおすすめです。
タイマー機能は月~日でOn/OFFが切り替えることもできます。(szkは平日のみ7時に、休日はOFFにしています)
予定がフレキシブルな人はGoogleHomeから「明日の〇時に電気をつけて」って言えたらいいなぁ(もうできる?)
そして、さりげなくいいのがタイマー時の「フェードアウト/イン」。
いきなりつくのではなく、最大30分間かけて徐々に電気を明るく/暗くしてくれます。

調光機能は通常の電球とさほど相違はありませんが、かなり微調整が効くようになってます。
ホワイトグラデーション版では白、青っぽい白、夜間電球、暖色とさらにその狭間まで調整が可能です。
通常版ではRGBを混ぜてあらゆる色が作れるのでお家でクラブやりたい人は下の音声認識と併せて使ってみてください。

次にいいのはGoogleHome連携。
前回の記事の通りですがロフトベッドとの相性がかなりいいです。
料理中に電気の制御をしたくなったときにも相性が良いのが〇。
ただ、初見だと慣れるまでコマンドがわかりづらいかもしれません。
しかも公式ページを見てもコマンドが一部しか書いていないという体たらく。
以下にszkが見つけたコマンドを記載しておきます。

◆GoogleHomeでのコマンド一覧

【基本】

「<登録名>の照明を<コマンド>して」

→例:リビングの照明をつけて
※~の”照明を/ライトを”と言わないと反応しないため、”電気を”や”明かりを”としたいときはショートカット機能を使ってください。

【ON/OFFしたい】

・部屋ごとに管理したい

 「<部屋名>の照明をつけて/けして」

→「<部屋名>」にはHueで登録した部屋名、あるいはGoogleHomeでのニックネームが入ります

・すべての照明を管理したい

 「すべての照明をつけて/けして」

・ランプごとに管理したい

 「<ランプ名>の照明をつけて/けして

→「<ランプ名>」にはHueで登録したランプ名、あるいはGoogleHomeでのニックネームが入ります

【色を変えたい】

・白色にしたい

 「~の照明を白色(はくしょく/しろ)にして」

・電球色(明るめのオレンジ)にしたい

 「~の照明を電球色(でんきゅうしょく)にして」

【調光したい】

・指定したパーセントにする

 「~の照明を〇にして」

→〇には数字が入ります。
例:リビングの照明を10(%)にして

【シーンを変更したい】

・指定のシーンに変更する

 「~の照明を<シーン名>にして」

→~には対象が入ります。「ランプ名、部屋名、すべての」
→<シーン名>には設定したシーン名が入ります。
例:「ベッドルームの照明を”夜間照明”にして」
例:「リビングの照明を”春の開花”にして」
※春の開花はHueのデフォルトシーンプリセットの一つです。

フレキシブルな命令に対応したい場合はGoogleHOMEのショートカット機能を使うといいかもしれないですね。

◆bridgeとDimmerスイッチって?

公式ページをすでにご覧になった方はご存知かもしれませんが、Hueにはオプションとして「bridge」と「Dimmerスイッチ」なる製品が存在します。
そしてこの二つは「スターターキット」についてくるオプションでもあります。

一件すると1万2千円のスターターキット(ホワイトグラデーション版)を買わずにいつ3000円のHueランプ本体のみ買えばいいと思うかもしれませんが、
初見では間違いなくスターターキットを購入してみるのがいいでしょう。
以下にbridgeとDimmerスイッチの機能紹介を行います。

・bridge

もし、Amazon Echoを持っていない場合これは「必須」のアイテムです。
Amazon Echoから直接ランプが操作できるらしい(良く調べてない)ですが、通常ランプを扱うにはこのbridgeが必須となります。
これがあると
・近くのランプを勝手に登録してくれる
・スマートフォンアプリからランプの操作/管理(部屋との紐づけ)、タイマーの設定が行える
・シーンの作成の作成ができる
・アカウント登録をすれば外出時に外から電気をあつかことができる

という代物です、逆にこれがないと上で紹介した機能もほとんど使えなかったりします。

・Dimmerスイッチ

これは必須ではないですが「あったほうがいい」アイテムです。
szkはなんやかんや言ってこれも部屋別に3つ購入しました。
これがあると
・物理スイッチからHueを調光/ON/OFFが可能
となります。
また上記のアプリから設定すれば登録したプリセット(シーン)に切り替えすることもできます。
これもスマートスピーカーが無い場合、アプリ以外の唯一の入力手段となるので持っていたほうがいいですね。

◆総評

使ってみてかなり完成されたスマート家電だと思いました。
とりあえず使ってみたい人はスターターキット(ホワイトグラデーション版)をお勧めします。

これ、ストロボ炊けたりMIDIで入力できたらお家でクラブできそうなんですけどね。(電球の寿命を削りながら)


↑はじめてのかたはこれがお勧め。全部入りです。

↑「取り付ける場所がねーよ!」って方はこれを使うと通常のコンセントで使えます。

↑「蛍光灯と差し替えたい!」という方はこちらを一緒に買うと差し替え可能。明るさの目安は6畳でHueライト2~3位だと思います。

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