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VJ機材

【VJ】VJを始めるときに必要なモノ&機材とあると便利なもの

こんにちは、szkです。
これから夏に向けてVJを始める人も増えてくると思うのでまとめてみました。

そもそもVJってなんだ?って人はこちらをご覧ください

 

 

【必須】映像送出機

現代ではPCがメイン。
ただ人によってはタブレットや旧来のオールドスクールな方法を用いるのであればDVDプレイヤーVHSを使ったVJも存在します。
というか「これがVJだ!」と言ってステージで踊ってもVJかもしれない!
「とりあえず普通にVJしてみたいよ」という方はお手持ちのノートPCにVJソフトウェアをインストールすればよいでしょう。

有名どころなVJソフトウェアは以下の通り。(解説ではszkの独断と偏見を含みます)

2019/11/06追記:より詳しく記載したVJソフト一覧を記事にしました!

VDMX

所感的に一番利用率が高い。
Resolumeのイメージが強いSabaLeoNでも実は2名がVDMXユーザーだったりします。
FLO(BPMと拍子に合わせてエフェクトを切り替える機能)機能が強くMP4を再生できるのも強い。
Madmapperと組み合わせることでプロジェクションマッピングも可能。

Resolume

このブログではおなじみのResolume。
クラブユースからライブ映像のメディアオペレーションまで幅広い用途が期待できるVJソフトウェア。
Windows機の場合はこれとGrandVJが選択肢になる。
詳しくはこちら

GrandVJ

人によっては「Arkaos」と呼ばれることもある。
VDMXで採用されているClipのデッキ管理型管理とResolumeのレイヤー型出力の構造。
アニクラの人がVirtualDJの次点として使ってるイメージが強い。

Coge

Mac限定のVJソフト。特徴はその値段で9800円と1万を切る価格帯が魅力。
ブラックフライデーまで待てない!とりあえずPCでVJやってみたい!という人にはお勧め。
UIもかっこいい。

Module8

プラグインで拡張機能が増やせる構造で設計思想は上記に比べると2005年と古め。
テクノやトランス界隈で使ってる人が多いイメージ

VirtualDJ

DJソフトだが、音声付きのMP4も流せ、さらに映像出力することも可能。
リミックスが流れないいわゆる「原曲系アニクラ」ではこれが多様される。
特徴的なのはDJソフトウェアなので拍合わせを手動でしやすいこと、これでリップシンクを行う。
価格は無料。

COLORCODE:VJ

唯一のタブレットのソフトウェア。iPadで動作する。(iPhoneでも可能)
映像の登録方法が難しい+面倒なことを除けば少ない出資でVJになれる選択肢の一つ。

他にもいろいろソフトウェアはありますが有名どころのみをざっと紹介しました。

【必須】ケーブル

PCだけ持っててもケーブルがないと繋げられないぞ!
今の現場は大体HDMIがメインになっているはず。たまにRCAやVGAを使用している箱もあるので変換機を持っておくと安心。
変換機については「あると便利なもの」に記載しておきます。

HDMI

デジタルでおやつ感覚で映像出力できるケーブル。値段も一時期に比べると割と下がってきた印象。
ミキサー有なら1.5m。ないなら3~5mを1本は持っておくと便利。

RCA

スーファミとかで使っていた黄色赤白のケーブル。アナログです。
箱のプロジェクターがこれを使っていることもまだ多く、活躍の機会はまだまだあります。
最近やっと減ってきた

VGA

いわゆる「PC映像ケーブル」と呼ばれるもの、RCAと同等かそれ以下程度存在してます。

【必須】映像素材

映像素材がないとそもそも映像を出せない。

とりあえず、初めてでかっこいい絵を出してみたいという人は超有名素材のBeepleあたりを使っておくとよい。
強いBeeple警察VJの人から「Beepleじゃん!」と言われるかもしれないが、ぶっちゃけ強いVJもBeeple使ってるから気にするな!。

また、SabaLeoNでは無料のVJ素材を配布しているのでよければ使ってください。(ダイマ)
SabaLeoN Free VJ Footages

あと、szkHavenでもVJ素材提供してるのでよければ使ってください。(ダイマ)
VJ素材配布

 

じゃけん、それ持ってVJしてきましょうねー

【半分必須】MIDIコントローラー

無くてもできるが、あったほうがいい。というか無いとできないというVJも多そうな機器がこれ。

VJのプレイスタイルとも直結するし機材自慢のVJはみんな強そうなMIDIコントローラーを持ってるぞ。
大きいイベントに行くと大体MIDIコンでいかに目立つか的な選手権が開催されるので出遅れないようにしよう。

僕のお勧めは安くて丈夫、棒状で相手のVJの頭を殴りやすいNanoKontrolだぞ!(過激派

ぶっちゃけ好きなやつ使えばOKだ!

NANO KONTROL2

KORGが生み出したもはやVJしか買ってないんじゃないかと疑わしいコントローラ。
丈夫、軽い、VJにマッチしたキー配置とどれをとってもコスパ最適なMIDIコンだ。
ガチャプレイをしてフェーダーがイカれてもすぐに買いなおせるのがよい。

とりあえずこれを買っておけばしばらくは持ちこたえられる。
大きい奴がよければこっからAPC40当たりにいけばいいし
小さくてフェーダーの快適さを求めるならAPC Mini
自分でカスタマイズしたいならOSCに行くのもありだし、こいつが気に入ったなら正当進化のNanoKontrolStudioもあるといったまるでイーブイのようなコントローラーだ。

ちなみに僕はさんざん巡った結果こいつに戻ってきました。
だって安いんだもん

Nanopad

ナノコントローラーの姉妹機でパッドオンリーになっている。
エフェクトボタンとして使うもよし、画面の切り替えメインのVJならNanoPadだけでもVJが可能だ。
フェーダーがない分NanoKontrolよりもさらに丈夫でしかも安い。

APC Mini

ナノコンに飽きたVJが次の獲物として選びたいMIDIコントローラー。
フェーダーの快適性は圧倒的にこっちのが(いいです)

ただ、値段が高めかつ思い。そしてフェーダーがすぐ馬鹿になるというAkai特有のMIDIコンクオリティなので自分でフェーダー調達して直せる人向きかもしれない。

けどフェーダー快適性は本当によいです

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APM 40Mk2

持ってるだけで「うわー、APM40Mk2だ!かっこいいですね!」と機材沼の住民にモテモテ間違いなしのコントローラー。
とにかくボタンが多く、これ1台あればできないことは何もないと思われる。

ノブが回しやすくフェーダーも軽めでガチャプレイ向き。
ネックは値段で新古品でも3万弱する。

もちろんフェーダーは割とすぐ壊れるので注意が必要だ。

ちなみにResolumeが推奨するMIDIコントローラーはコイツです。

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Akai Professional(アカイプロ)

NanoKontrol Studio

KORGが明らかにVJを意識して繰り出した上位版ナノコン。
なぜかターンテーブルが付き、APCを意識したボタン配置と家に置いておいたらまず見ることがないLEDイルミネーション。
ガチャプレイに向いているフェーダーとVJがナノコンを買いすぎた結果KORGが本気出して作ってしまった感がある。

ちなみにボタン配置も使いやすくフェーダーも快適でした。
値段を除けばな!

他にもいろいろMIDIコントローラーはあるので、自分でお気に入りを探してみよう。

【あると便利】ビデオミキサー

VJをしばらくやり続けるとある日思うだろう。

「休憩したい」と

6時間ぶっぱでVJするのも一興だが、複数人でVJやるのもまた一興。
協力プレイや隣のVJとの殴り合いを思いっきりしたい人やもう一人のVJに丸投げしてDJやお客さんとコミュニケーションをとりたい人にはビデオミキサーがお勧めだ。

以下に有名どころを紹介しよう。

V-02HD

現在手に入るROLAND製のミキサーでは最も安くHDMIを分岐できるミキサー。
値段もそれなりに安価に手に入る。

小箱レベルで2名体制なら正直これで十分。
V-1HDなんて重たいミキサー持ってられねーよ!というミニマリストなあなたにお勧めの1台。

あまりフェーダーが丈夫ではないらしいのでガチャプレイには向いてない。

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V-1HD

ROLANDが02HDの前にリリースしていた自称A4の半分サイズのビデオスイッチャー。
4ch対応で値段も安価。
リリースから3年位たってるので中古を狙うのもありだろう。

ノブがすぐとれたりフェーダーがすぐ壊れるという持病持ちなのが難点か。
つまるところガチャプレイにはあまり向いてないが寿命を削れば可能。

東京国際フォーラムなど大きなイベントでも使用される信頼できるスイッチャーの1台。

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V4-EX

V-1HDよりもさらに前にリリースされているミキサー。
解像度が480pまでがネックであるがぶっちゃけプロジェクターで写したらさほど気にならない。

それよりもV4-EXの強みはあらゆる端子の変換にある。4chすべてがVGA/RCA/HDMIの変換に対応。
これ1台であらゆる箱に対応できる強みを持っている。

後無駄にフェーダーが丈夫なのもプラスポイント。
ガチャプレイに炎天下38度の屋外利用もなんのその(カタログスペック上ダメだけど)な、頼れるアニキポジミキサーだ。
初めて行く箱にはこれ1台あればなんとかなる信頼感があるぞ。

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セレクター

ミキサーではないがセレクターというものも存在する。
いわゆる「DVDとプレステを切り替えるアレ」だ。
値段が安価だがHDMIがつながるデジタルスイッチャーはネゴシエーションが発生して3秒ほどブラックアウトする点に注意が必要。
解像度を捨てればRCAに変換してアナログで無遅延切り替え…というのも可能だがそれをするくらいならNDIで終端したりミキサー持ってるVJよんだりしたほうがスマートだと思う。

【あると便利】変換機と分配器

VJしていると様々な箱に行くと思いますが、先述した通りプロジェクターの端子は箱によってバラバラ
そんな時に持ってると助かるのが変換機だ。

HDMI→RCA

HDMIをRCAに変換して出力してくれるアイテム。
現場では「ダウンコンバーター」を略して「ダウコン」と呼んだり呼ばなかったりするぞ。
値段も3k未満で手に入るので1つ持っておくと命が救われることが多い。きあいのタスキ的な存在

HDMI→VGA

意外とみんな持ってないのがこれ。
割と直接PCから出せる場合が多いからかな?
V-1HDだとたまにこれ使わないと終端できないことがあったりするのでHDMI出力しか対応していないミキサー持ちのVJはぜひとも持っておこう。

分配器(スプリッター)

HDMIを2分岐してくれるイカしたアイテム。
行ったイベントでいきなり「今日プロジェクター1台持ってきたんですけど・・・
とオーガナイザーから無茶ぶりVJの活躍の場を増やしてもらえる時にみんなが笑顔になれるぞ。

さらに、スプリッターの使いどころはそれだけでなく、HDMIの信号延長(リピーター)としても使えたり
僕HDCP対応してないから画面映らないよおおおおん」とわがままなことを言い出す中華プロジェクター君に対してHDCPをキャンセルしたりできる優れものなので1つと言わず2つほど持っておくと幸せになれる。

価格も2k以下から使えるものがあるのでお勧めです。

リピーター

余談ではあるが、リピーターも持っておくと延長がスマートに行える、かもしれない。
ただ、電源不要なリピーターは5m+5mの延長程度ならよいのだが、10m+xm等、接続元を長くしすぎると信号を壊したりしてトラブルのもとになるので注意したい。

僕は電源ありのスプリッター使ってHDMIを延長するね!
※電源はUSBなので抜けないように注意しましょう。

【あると便利】電源タップ

半分必須っちゃ必須なんですが、電源タップがあると周りのVJから感謝されるぞ!

おすすめはUSBの端子がついてるやつです。携帯電話やOSC使うタブレットも一緒に充電できる。

あとはスイッチついてる奴はお勧めしません。床に置いて足でスイッチ踏んでしまって画が止まるとかいうパターンも0では無いので。

尚屋外イベントで使う場合や屋内でも10m以上延長が必要な場合はドラムタイプの電源延長にしておこう。

【あると便利】PCスタンド

PCスタンドがあるとPCを上に置いてキーボードと階層化、面積あたりにおける機材の数が多くなる。
さらに目線が高くなって写真写りもよく・・・なるかもしれない。

いくつか種類はありますが、szkがお勧めなのはNumarkのコイツ。

組み立てが数秒で終わりパーツも少ない。高さや角度の調節はできないが撤収の速さをとって一時期これを使っていた。

今?PCスタンド重いから持ってかない!

【番外編】インスタントテーブルを作る

機材がそんなに重くないVJなら、呼ばれてもないイベントに殴り込みかけたり「お前の席ねーから!」と言われたときのために三脚と三脚テーブルを用意しておくと24時間どこでもVJ可能なブラックVJ生活が送れるゾ。

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使用イメージ


【あると便利】その他のアクセサリ

個人で持ってて便利だと思ったものを紹介します。

養生テープ

半分必須なんですがそれは…

足を引っかけそうなケーブルの養生からケーブルをしまうときの雑梱包。
何かあったときのリペア等なんにでも使える救世主。
とりあえず1つ持っておくと何かと便利。

布のガムテで養生するなよ!撤収時に悲惨な目にあうぞ!!

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仕分け用の袋

撤収が楽になります。
設営と撤収力はそのままVJのレベルにつながるぞ!
100円ショップで適当な袋買って「映像ケーブル」とか「USB」とか書いておけばOK

ベルクロ

いわゆる「ビリビリ」、ケーブルを束ねたり整理にも使える。
インシュロックでもよいが、取り外せなくなると積むのでおすすめしません。

 

ということで持ってると便利(かもしれない)VJ道具の紹介でした!

機材が揃ったら現場デビューしてみましょう!

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