szkがVJやITや、趣味のゲームや自作PCのはなしをするところ。最近バイクをはじめた

四国翻走ツー3日目

前回

四国翻走ツー2日目 その2
前回 ほんへ ロードサービスは来れない。周囲に宿も無い。本来の予定の予定も、なにもない・・・ だけど私には手負いのDJEBEL200がある。(白目 四国の山中。…
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ほんへ

四国アドベンチャーラリー当日です(白目

まぁ、自分はDNSなのでこの日は9時までぐっすり睡眠。
優雅にホテルの朝食もいただいてから出発していくぞ。

さて、本日まずやっておきたいのはオイル交換だ。
前の記事にも記載した通り、現在ジェベルのオイルは死んでいる可能性が非常に高い。
焼きつくほどの高温でオイルの粘土が低下、これによりクラッチ類が正しく機能していない可能性があるからな。

なのでまずはオイル交換できる場所を探しに行こう。

大洲へ

1日経ったら時間がなんとかしてくれんか?

とも思ったけど、そんな甘い話はなく、今日もジェベルは昨日と変わらない状態だ。
エンジンオイルを交換するにはエンジンオイルが必要。
持ち込み用のエンジンオイルを探していくぞ。

できればスズキの純正オイルであるエクスター5000。
これがなければHONDA G2あたりが欲しいところだ。

途中コメリに寄ってみたがHONDA G1しかなく断念。
もしかすると、これエンジンオイルを入手するまでに結構苦労するやつ・・・?

とりあえずこのあたりで一番大きいホムセンであるDMC大洲に寄ってみたところ・・・

あった。

KAWASAKIのR4までおいてあるのはかなり品ぞろえ良いな・・・

れはこれをもって交換してもらえるところを探そう。

ん・・・?

渡りに船、これで安心だぜ。早速今日のノルマをクリアしてしまった。
と思ったら・・・

「あー、すいません。バイクはやってないんですよね」

まぁ、こういうところは2輪限定だしな。
ということで近くのでかいエネオスへ行くと

さらに

SORATO「休みです」

JASS「ピットサービスないです」

バイク屋「本日休業!」

エネオス(2店舗目)「あー、二輪はやってないですね」

・・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで限界現地オイル交換、はっじまーるよ

実はTwitter上ではありがたいことにszkを心配してくれてDMやリプライを飛ばしていただいた方が多数いた。
中には「アドベンチャーラリー会場に工具持っていくので最悪そこを使ってください!」
というお言葉もいただいていたのだ。非常にありがたい。

本当に最終プランはそれだ。
ただ、会場まではそこそこアップダウンのある道であると思われること。
さらに会場から大洲まで往復2時間かかること。
さらに、会場から東予まで移動しようとした際に山道になること。
エンジンオイルを交換して改善すればいいが、改善はおろか、悪化した時のリスクを考えると平地で東予まで行ける長浜から愛媛の海沿いルートが良いと考えていたためこれは本当の最終手段にしようということにした。

お声かけいただいた皆様本当にありがとうございました。

ということでやっていくぞ。

限界エンジンオイル交換

まず、まさかドレンボルトを外すことになるとは思っていなかったので工具がない。
M14の眼鏡レンチを購入。

ジャッキがないため水平にするために坂になっている場所を探して駐車。
ローギアに入れてフロントブレーキをロックして固定する。

100㎝サイズの段ボールと50リットルのビニール袋を購入し・・・

これをかぶせて養生テープで地面に養生。

水平をとるためにキャリアケースを右のステップに合わせて位置調整、倒れないように固定する。

-1.2度くらいだが、まぁ許容範囲だろう。

エンジンオイル自体は出発直前に入れたのでまだ比較的綺麗だが、めちゃくちゃシャバシャバしている・・・!

粘度が消え失せて水のようになっていた。
交換直前にSNSでは何人かから、「エンジンオイル交換によって改善があるかも」と言われていたのでこの時、オイル交換で改善が期待できそうと少しうれしくなったことを思い出す。

ということで交換した結果・・・

トルクがかなり戻ってきた

上のツイートでは復活と書いているが、完全復活ではなく1~4の半クラ状態の一部がよみがえった感じだ。
2日目の記事では「0から10が遊び、半クラが10から13くらいで、14握ったらクラッチが切れている感じ」と書いたが、
これの14握ったらクラッチが切れている感じというのはかわらないものの、レバーを調整して7~13くらいが半クラに。
さらにその半クラの際のトルクが帰ってきた感じだ。

昨日と比べたらかなりの改善といえるだろう。

実測的には、ファイナルは相変わらずだが、60㎞/h到達までの加速はよみがえったという感じだな。
一般道と頑張ればバイパスくらいなら乗れそうだ。
高速道路はファイナルが怪しいので止めておきたい、といった感じだろうか。

事前ににりんかんに電話をして廃油を引き取ってくれることは確認済み。
エンジンオイル交換も可能とのことだったが、電話に出た担当者が「ジェベル・・・?」という反応だったので廃油交換のみお願いすることにしたぞ。

さらにアドベンチャーラリー参加によって不要となった荷物を先に宅急便で送っていこう。

空気圧は高めにセットして

いらなくなった工具類をすべて梱包して発送する。
ここから700㎞ほど走るのだ。
なるべく軽くしてクラッチへの負荷を下げておきたい狙いだ。

セブンでヤマトに発送を投げ、それではここから松山に向かっていこう。

松山へ

ということでここからは海沿いを目指していくぞ。

海沿いの道は去年一度SPADAで走っていてアップダウンも多くない認識だ。
このルートなら周りに迷惑をかけずにジェベルで松山まで到達できるだろう。

のどかな川沿いのルートをしばらく走ると・・・

海が見えてきた。

しかし、ここでまたしても問題発生

なんかカメラ無いんだが

ちなみにこのツイートしたのが実はここだったりする。

このンョ”ハー”がなければカメラを落としたことを気が付いていなかったのだから、このンョ”ハー”には感謝したいところだ。

落としたところは後ろの360度カメラで撮影していたので「どこで落ちたかが確認できた」
すぐ手前の端で落ちたらしい。

海に落ちてなくて本当に良かった。

買ったばかりで保護フィルムを入手出来てなかったので画面が割れた。
尚、買った直後だったため、”壊れた後に拡張保障に入会”し、交換費用本来4万のところを1万で新品交換できたことは伝えておきたい。

このあと手持ちのインシュロックで固定。
外れても落ちないようにした。

普段なら「なる前に気が付く」ような事象に、度重なる出来事によって気疲れ→さらなる不幸が起きるという連鎖状態になっているなとこの時感じていた。
なるべく平常心でいかなければ・・・

このあとぶらり海沿いツーリングをしたり

ふと目についた店で昼飯を食べたりして、「なるべくツーリングを楽しむ」方向にシフトした。

まぁ、このブログの記事の薄さを見ればわかる通り、とにかくたどり着くことに必死で何もないんですが。

んでもって、目の前をアドベンチャーラリーフィニッシュした人たちが通ってるのを見てダメージを勝手に負ったりもした。

(参加できなかったこと)効いてる効いてるwww

にりんかんへ

15時30分ごろ、ようやく松山のにりんかんに到着だ。
尚、昨日のクラッチを焼いてからというもの、精神的疲弊が激しく、これに乗じて体力も持っていかれる。
走行中は自責の念と、屈辱、街を走るアドベンチャーラリーゼッケンの車を見ては「自分も行きたかった」という気持ちがフラッシュバック。
それでも安全運転だけはしなければいけない。かなり精神的にやられていた。

廃油と廃缶をにりんかんで回収してもらい、そのあと1時間ほどTwitterを見て精神統一。
さて、東予を目指そう。

東予へ

夕方、このころになるとアドベンチャーラリー参加者が東予に向けて走行する姿が見えてくる。
関西ナンバーのバイクは自分をどんどん追い越していき、なんとも言えない気持ちになる。
ブログなのであえて暗い気持ちを書いてしまうが、「何しにGW休みとって四国まで来たんだろう」という気持ちがかなり強かったことを覚えている。

ルートはこんな感じだ。
相変わらず高速は避けて国道経由で進んでいくぞ。

尚、以下の文章はぶっちゃけ愚痴なので読まなくてもよい。
不快な気持ちにさせてしまう可能性すらあるので、あえてクリックで展開する形にしておこう。

ここから

SNSでは「いい経験になったね」とか、「予定通りにいかないことを楽しむのも旅じゃない?」などという書き込みもあったが

・・・

・・・・・・

というのが、帰宅した今でも正直なところだ。

正直自分は「うまくいかない旅」は嫌いではない。
過去にも飛行機に乗れなかった、フェリーに間に合わなかった。
ホテルの予約が取れていなかった、といった経験は何度だってある。
行きたかったスポットが閉店なんて数え切れる話ですらない。

そのたびに自走に切り替えたり、野宿したり、別のスポットを見つけて一喜一憂する
そんな旅を楽しむ派なのだ。

ただ、正直今回のケースは上記のそれとは違うと思っている。

なんなら仕事でドタキャン的に行けなかったほうが楽だったかもしれない。
それなら都内の合成音声イベントには行けただろうし、大阪のイベントには行けただろう。

今回自分は1年以上根回しして用意した休みを棒に振り、すべての参加したかったイベントに参加できず。
走りたい場所を走れず、本題にも参加できない。

しかも、それは自らの未熟さゆえの行いの結果であり自業自得である。

結局、「そこ」に憤慨しているのだ。

旅がうまくいかなかったこと自体を悔やんでいるのではない。

ようやく気持ちとしてまとまったのでここに記載する。

今回、仕事、家族の多方に迷惑をかけてここまできている。
それなのにもかかわらず、自らの過ちによって、本来参加しようとした目的は1つも果たせず、ただただGWの貴重な数日を浪費して四国に行って帰ってくる。
これがどう許されようか。

周りから「けど、いい経験になったじゃん」と言われたときにピリつく自分がいて、「なんでだろう」と思っていたが、これはszkの本能的には「本質的に自分が未熟だったという部分を”成長できたね良かったね”という正論で刺されている」形となるためピリついていたのだった。

それと、「本来参加すべきイベント」がこのクソみたいな旅程未満だったと言われている気もしてしまってそれもダメだった。

最後までガキでごめんね。

ここまで

・・・というお気持ち表明をしたところで2時間弱走ったら東予に到着した。
昨日の朝にガソリンを入れたガソスタに再び立ち寄る。

・・・えっ!?昨日の朝!?

もう3日くらい頑張ってたどり着いた感があるのだが・・・
いや、経験密度的にはそれくらいだろう。

帰りのフェリーの前に

丁度このガソスタについたタイミングでFujiさんからDMが。
どうやらFujiさんはえーこくさんとりあさんと一緒らしい。
そんでもって、夕飯は東予のスーパーで買いこんでフェリーに乗り込むようだ。

前回踏襲で近くのレストランで食べてから行こうと思っていたが、フェリーでくらい思い出話に花を咲かせたって良いだろう。
むしろここで一人になったらもう、この度何も残らねぇからな。

ということで大洲のFujiへ出発だ。

夕暮れの東予、18時23分。
走っていると・・・

とかいう気になるお店を発見。
いや、この時間で20台くらいある表の駐車場が満車って気になりすぎるだろ

表はこんな感じ。
ソフトクリームのオブジェクトも気になるところだ。

入るとまたこれがすごくて

なんか社員食堂みたいな雰囲気。
しかも香川県のうどんみたいなスタイルで「小鉢に入って並んでいる総菜を勝手にとっていって食べて最後に会計」というスタイル。
さらにうどんみたいに厨房に直接「〇〇作って」というと作ってくれるらしい。(メニュー自体はある)

さらに驚くのはこれらがすべて「持ち帰り可能」ということだ

「小鉢に入っているのをどうやって持ち帰るんだ・・・?」と思っていたら小鉢入りの総菜を一度綺麗によそい、スーパーの総菜が入ってるような発砲ケースに入れてくれた。

ちらしずし、肝入りブロッコリーとエビのサラダ、ふきとちくわぶの煮物、サバの荷付け、あと煮物1品(忘れた

それぞれ量も結構多かったが、これら5品を全部合わせて1400円ほど。

いや、安すぎんだろ

おいおい・・・なんだこの店は・・・今後オレンジフェリー乗るときはこの店で買いこみするしかなくなってしまうぞ。

ちなみに場所はこちらです。
味は「おばあちゃんちで出てくる味」という感じ。
比較的薄味だが出汁が効いてて酒との相性はばっちり。そんな感じだ。

場所はこちらになります。

合流

ということで18時44分に集合地点に到着だ。
しばらくして車載主アドベンチャーラリー参加組の3人も合流した。

スーパーでいろいろと買い込みを行いいざフェリーへ

乗り込んだら宴じゃ!!

▲この様子アップロードしてるのがりあさんだけでワロタ

まぁDNSしたszkは参加者の3人からしたら扱いづらかったろうなとも思いつつ、なんだかんだ動画の話とかして話に花が咲いた。

出港後、23時ごろ。

さて・・・カメラ無くしてもいいように動画のバックアップとってから寝るかというとき・・・

今度はマイクロSDカードがない・・・

つづく!!

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