前回のフロントタイヤに引き続きリアタイヤもやっていくぞ。
前回記事にも記載した通り、リアタイヤはPIRELLIのMT21だ。
ドレッドパターンもかっこいい、名門イタリアのタイヤメーカーだな。
ということでやっていくぞ。

はじめます
さて、久々のリアタイヤ交換だけど、んにゃぴ・・・固すぎない??
そもそもジェベルのリアタイヤはチューブタイヤ。
一方で現在ジェベルが履けるリアタイヤはほぼセロー向けのもので、そのいずれもが純正よりリム幅がせまく、チューブレス。
つまりくそほど固いタイヤにチューブを無理やりぶち込み、苦労して空気入れたらパンクしてた!みたいな感じになりかねないのだ。
今回、リアタイヤにも今回ビードストッパーを搭載しよう。

ホイールに穴をあける。
リアには2か所だ。
フロントとリアで搭載個数が違う理由だが、「リアのほうが空気圧を下げる度合いが強くなりがちだから」というのが理由だ。
つまり、それだけチューブがずれやすくなるわけで、これを抑制する措置が必要というわけだ。
ちなみに余談だが、チューブレスタイヤの場合はチューブが無いためリム打ちが発生しづらく、さらにチューブのずれによる断裂パンクの可能性も無い。
なので、ただ空気圧を下げる場合、ビードストッパーが無いチューブタイヤと比較するなら、チューブレスタイヤのほうが実は性能有利ということになる。
もちろん極端に空気圧を下げる場合はチューブタイヤに有利が回ってくるのだが・・・公道においてそこまで必要となるシーンはなかなか無いだろう。
YAMAHAのセローがリアタイヤをチューブレスにしているのは恐らくこのあたりを理解しているからで、さらに釘などによるタイヤのパンクの被弾はリアが7割。
チューブレスレタイヤならパンク修理キットが使えるが、チューブレスはチューブの交換が必要なのでこの段階でビードを落としてチューブ抜いて組み替えて・・・といった面倒な作業が必要になる。
オンロードにおいてもリアがチューブレスのほうが有利となるポイントが多いということだな。
なるほど、セローは考えられている。
尚氷点下を超えるとパンク修理キットが固着して使えなくなってしまう。
厳冬期ツーをセローで行く人はこのあたりを考慮してリアをチューブタイヤに変更することもあるわけだな。
・・・
と余談が過ぎた。
そんなハードエンデューロに行くつもりはないが、せっかくだ。
リアには2つストッパーを搭載しておこう。
ビードストッパー入れて・・・
タイヤ組んで空気入れて・・・
アァッ!!固い!!固すぎます!!
ただでさえ大変だったTW18をさらに固くしたようなピレリMT-21は本当に入れるのが大変。
指が1本ようやく入る隙間からチューブを入れて、シビアな間隔でレバーを入れていく。
さらに今回はビードストッパー付き。
超大変だ。
さて、組み終わったから空気入れて・・・
・・・・・
ッ・・・ツーーーーーーーーーーーー(空気の抜ける音
はい!おしまい!閉廷!!
ふつかめ
ということでチューブを買って再挑戦だ。
が、ここで問題が発生。
今日必要だったタイヤチューブが知らない場所に配達完了になってて積んだかも試練
— szk(すずき) (@szkP0151) December 20, 2025
Amazon君さぁ・・・
よりによって今日やらなくてもいいじゃん?
結局1時間かけて捜索して無事回収したぞ。
まぁ、近所なのはわかってたからな。
くむぞくむぞ
ということで再度組付けていくぞ。

と、ここであることに気が付く
チューブの指定違くね?
過去のTW18で使っていたのは100/90のチューブ。
今回のMT-21は110/80だ。
まぁ、前のチューブも入らないこともないが、少しでかいのが原因で入らないのもありそうだ。

ということで急遽にりんかんにきたぞ。
って奥にいるのSUZUKI フロンテクーペ!?(驚愕

というわけでDUNLOPのサイズに合うものを買ってきたぞ。

比較したらやっぱりサイズ合わなくてもギリ行けそうではあったが、まぁこれでいいだろう。
質感的にはDUNLOPのほうが薄手に感じた。

ところで、タイヤの交換順序なのだけどよく見るのは半分だけ入れてあとからチューブを入れ、もう反対のビードを落とすというやり方だと思う。
自分もフロントは実際この手順で交換した。
リアタイヤ、特にMT-21とジェベル200の組み合わせでは圧倒的に先にタイヤにチューブを入れ、バルブだけ先に出し、タイヤをはめていくほうが楽だった。
手順的には
1.タイヤにチューブを入れる
2.少し空気を入れて(本当に少し、形が出るくらい)からホイールをはめる
3.片方はまったらもう少し空気を入れる(指で確認して押し込めるくらい、3~5PSIくらい?)
4.もう片方のビードを入れる。
5.空気を規定量入れる(ジェベル200なら23PSI)
6.空気を抜く(形を整えるため)、このとき10PSIくらい残るようにする
7.ビードストッパー周辺を両面からレバーを入れてめくり、そのすきにビードストッパーを奥に入れる。そしてタイヤを戻してビードを落とす。
8.空気をめいいっぱい入れて耳を出す。今回は45PSIくらいで耳がでた。
9.空気を規定量まで落とす
といった感じだ。
先にこの手順に気が付きたかったな!

完、すっかり暗い
チェーン交換
さて、チェーンも四国の後にメンテさぼってさび付かせてしまったので交換するぞ。
EKの強化ノンシールで前回と同じものだ。

これはピン外して新しいチェーンと連結し、戻ってきたところで再度ピン入れればOK。
ということで終了!
スパイクピンは持ち込み&現地打ちなのでここまでだな。
ちょっと試走にいってもいいかもしれない。





