さて、いよいよバイクに対する準備も大詰めだ。
最後はエンジンオイルを交換していくぞ。
冬季向けオイル
さて、エンジンオイルには粘度があるのはご存じだろうか。
エンジンオイルのスペックとして10w-40とか書いてあるあれである。
あの数字は左の数値が「低温時の粘度」。右の数値が「高温時の粘度」だ。
wはWinterを表す、つまり「最も低い気温の時の対応」みたいなイメージだろう。
基本的には数値が大きいほど粘度が高くなるという仕組みだ。
ちなみに数値が2つ、幅があるものはマルチグレードというぞ。
当然数値が1つのシングルグレードもあるが、現在バイクや車ではほとんど使われていないので割愛する。
つまることろ、左は停止しているとき、右はエンジン回転時の温度という形だな。
本当は違うのだけど、イメージ的には
左の数値は「数値が低いほど低温環境で柔らかい＝始動性を確保しやすい」
右の数値は「数値が高いほど高温で粘度を保つ」
というイメージでいいと思う。
ちなみにジェベル200の指定オイルは10w-40だ。
ではこの指定の10Wってどんなもんなんだろう？と調べると大体-25度くらいまで粘度を確保できるらしい。
これが5Wになると-30度。0Wだと-35度まで粘度を確保できるということらしい。
過去の冬宗谷チャレンジの準備記事を見ると大体の人が0W、せめて5Wにしないとキャブ車は始動しなくなる、とのこと。
まぁ早朝スタートだと北海道内陸は-10～-20度程度になるため10Wだとギリギリということなのだろう。
カタログスペック的には-25度まで指定オイルでもいけるため、なんとなくエンジンオイルよりもガソリンの気化のしやすさのほうが問題な気もする。
周りを見ると下の数値に合わせて0-30Wを入れている人が多い印象だ。
ちなみに個人的に大切なのは上の数値だと思っていて、エンジンオイルの粘度が下がりクラッチが焼けた経験からするとメーカー指定の40は守っておきたいところだ。
ということでszkが選んだのは・・・
AZ 4CYCLE ENGINE OILでしたぁ・・・
こいつは今までノー眼中だったのだけど、上が40で下が5W以下という数少ないオイルの1つ。
そもそも下が5Wのエンジンオイルは大体上が30に指定されており、ジェベルのメーカー指定の粘度に届かない。
海外メーカーではいくつか5W以下で40というオイルがあるのだがどれもレース用で金額が非常に高い。
そんな中、上の40は守りつつ、5Wという値でかつお値段もHONDA PROのレーシング（0W-30)とり圧倒的に安い価格なのがこのオイルだ。
しかも100％化学合成油。スペックだけ見ると申し分ない。
というわけで今回はこのオイルで臨んでみるぞ。
初のメーカー指定外エンジンオイルだ。
こうかん
いざ鎌倉！といきたいところだが
ファッ！？油温計くんこわれとるやんけ！
どうやら前回ジャッキアップしたときに断線したらしい。
そろそろ壊れそうだなーと思っていた矢先のことだった。まぁ北海道渡ったあとじゃなくてよかったな。
試走兼ねてさがしもの pic.twitter.com/Y59xQ4jQ2p
— szk（すずき） (@szkP0151) December 21, 2025
というわけでタイヤの試走含めてさがしものツーリングだ。
ま、今日は県内のバイク用品店を巡りましたけども
結果はありません・・・でしたぁ・・・
一体どうしてなかったんでしょうかね～
というわけで結局Amazonで注文してゲットしたぞ。
なおった
オイル投入しておしまい！！
あとはちょっと試走したら当日を迎えるだけだな。
