CDJの波形をそのまま拾ってくるソフトBeat Link Triggersの検証結果

皆様こんにちは、SabaLeoN szkです。
先日夜叉さんからこんなソフトを教えてもらいました。

 

Beat LinkTriggersというソフトで、Java環境があればどこでも動くソフトになります。
要件はIP通信ができること(ネットワークに接続できる機器であること)です。

■仕組み
このソフトの仕組みですが、CDJのLink機能のパケットを拾って画面上に表示することができます。
といっても、ざっくりすぎなので少し詳しくCDJのLink機能について記載します。

【CDJのLink機能について】
CDJはPlayer同士で楽曲の共有やSyncを行うためにIP通信を行っています。
なので、CDJはIPアドレスを保有しているということになります。

・CDJのIPアドレス
上位にDHCPサーバ(家庭だとルーター)が存在する場合は問い合わせを行い、接続されたNWへ参加します。
DHCPサーバがない場合は、内部で決められたLocalIPを使用します。

・CDJLinkのコネクション
CDJはネットワークに接続されるとブロードキャストアドレス(NW全体)に向けてコネクションするためのパケットを送信します。
利便上このパケットを下記より「コネクションパケット」と呼称します。
このコネクションパケットにはBeat情報とBPMの情報が含まれていると考えられます。
(図1)

この場合だとNW「192.168.1.0/24」のネットワークに対してブロードキャストを送信しています。
このコネクションパケットに対して応答したIPアドレスをCDJと判断し、CDJはLinkを保持します

・CDJLink確立後の動き
コネクションを確立したIPアドレスに対してCDJはUDPのパケットをストリーミングします。(図2)


このパケットにはメタデータが含まれています。
メタデータの中身:楽曲情報、波形情報、現在の波形位置情報など

大体こんな感じ、パケットキャプチャ便利ですねぇ、IPベースの通信なのでやろうと思えば遠隔地のCDJともコネクションできそうです。
これらの情報を踏まえてBeatLinkTriggersの説明を行います。

■使い方
※キャプチャを取り忘れたので後で再掲します。。。

【必要要件】
Java Runtimeがはいってること。
Welcome ようこそ Javaりパーク、今日も3億のデバイスで大さわぎ

起動するとコネクションパケット待ちの画面が表示されます。
受信できない場合、エラーが表示されます。
この時CDJのコネクションパケットを受信するとトリガー画面が表示されます。
トリガー画面ではMIDIコントローラーを持っていればそれに対してBPM情報をMIDIクロックとして転送することができます。

トリガー画面が表示された後、デフォルトでは楽曲の情報と波形を拾うことができません。
Network->Metadateを有効にします。
警告が出るので同意します。

再度コネクションパケット待ちの画面になります。
この時CDJのコネクションパケットを受信するとBeatLinkTriggersはそれに対して返信するようになります。

楽曲が表示されるようになりました。
NetWork->Show player Statusを選ぶと波形を見ることができます。

■注意
Metadateを拾うときにBetLinkTriggersはパケットを返信するので、CDJから見たときにBeatLinkTriggersを「Player3」として認識します。
CDJのLinkInfoから選択はできないので大きな問題はありませんが、VJで使用する際はDJに予め説明しておいたほうがいいかもしれません。

■おわりに
使用感については上記のTwitter映像の通りで、手元でDJの選択した次の曲、今の波形、今の曲がすべて見えるようになります。
アニクラのVJさんにとっては非常に有益な効率化が可能なソフトなのではないでしょうか。
ただし、CDJを使うDJさんがいないとそもそも使えないので使える場所は限られるかと思います。

上の映像ですが、IPベースということは無線LANで飛ばせます。
今回は無線でやりましたがラグは特に気になりませんでした。
ただしUDPパケット+IEEE802.11なので、再送はありません。回線品質をある程度担保しないと接続事態できないと思うのでそこは今後さらに検証しないとですね。

ということで便利ツールの紹介と検証結果でした。

szk

V-1HDのフェーダーは消耗品だから定期的にメンテナンスしような!

V-1HDを修理に出してきました。
V-1HDのフェーダーは可変抵抗式のクロスフェーダーのため消耗品と考えたほうがよさそうです。
DJミキサーのクロスフェーダーも消耗品ですしね。
これらのクロスフェーダーはカーボンリボンを使った可変抵抗式といわれているみたいです。
安めかつ、小型のコントローラーのフェーダーは大体これみたいです。

フェーダーの可変部分の下部に炭素の帯(カーボンリボン)が複数本(AchとBch用で2本以上)敷いてあり、
それとフェーダーハンドルについている接点(金属片)が通電、位置を認知することで機能します。
なので、金属片の摩耗、カーボンリボンの摩耗、湿度による曲りなどで劣化が生じます。

説明はこちらのサイトが非常にわかりやすかったです!
http://djoyabun.web.fc2.com/howtocross.html

 

VJ御用達機器(MIDIコンも)は軒並みこれなので、壊れる前提で運用していきたいですね。

V4-EXのTバー型のフェーダーはどういう仕組みなんでしょうね?
やたら耐久度が高いのですが、知っている方がいたらご教授お願いします!

【豆知識:フェーダーの呼び方】
ちなみにDJやDTMer的にはクロスフェーダーという呼び方ですが、
音響さんやPAさんからはカフフェーダーと呼ばれます。
カフは咳という意味で、声優さんが話すときのノイズを調整する役割からそう呼ばれるみたいです。

USBタイプのオーディオインターフェースが途切れて困ったときの対処法

USBタイプのオーディオインターフェイスで音が途切れる問題の切り分け

szkです。VJではなくPC全般でのトラブルシュートのお話です。

◆現象
DAWや動画、ゲーム等の音声使用時に音が途切れる。
DirectX使用時は音声が聞こえなくなり、フレームレートが激減する。

◆原因
オーディオインターフェースが一時的に切断され、再接続できなくなる関係で発生する。
DirectX使用時は音声デバイスを再認識するプロセスが無く、音声同期するようなプログラムの場合はそれに応じて命令に待ち時間が発生し、フレームレートが激減すると考えられます。
◆現象の根本原因
以下の二つが考えられます。
・IFの電圧不足により、本体そのものの電源が瞬断しPCから認識されなくなる。
・PC本体のCPU使用率が増え、IFの認識を手放してしまう。

◆解決方法
[電源要因の場合]
・ACアダプタや電池を搭載できるモデルの場合は外部電源から電力供給する。
・ケーブルを短いものにする、また錆びていないものに交換する
・PCのUSBポートを別のポートに変更する。USBのコントローラーを別の口へ変更する。
・コントロールパネルから電力の設定を行い電源プランを「高パフォーマンス」へ変更する

[CPU要因の場合]
・仮想化ソフトウェア(Hyper-Vなど)を使用し、内部で仮想マシンが動作している場合、それを止める
・CPUレベルでシミュレートするサンドボックス機能搭載ソフトがある場合、それを停止する。
→高級なセキュリティソフトなど
・Chrome、MicrosoftEdgeを使用している場合、それを停止する。タブの使用数を減らす。

[BIOS設定](上記で解決しない場合)
・電源プランを高パフォーマンスにする
・アイドル時のUSBポートへの電源供給を抑える機能をEnableにしている場合、それをOFFにする。
・Intel Virtualization Technology(Intel VT-x)がEnableである場合、それをOFFにする。(Hyper-vが使用できなくなります。)
・Hyper-ThreadingをDisableにする(※マルチタスク性能が下がります。最後の手段)

あくまで、想定しうる解決策ですので、状況の改善を保障するものではありません。

FF14をプレイしていると音が突如と消え、画面がカクカクになる現象が起きる場合、これに該当することが多いです。
ちなみに同じ現象はResolume Arena/Avenewでも発生したりします。
Resolumeの場合はワークアラウンドとして設定からオーディオ設定を「使用しない」にすれば回避できるのでソフトの再起動いらずです。

SONYのアクションカム向けサクションマウントカップの粘着力を気持ち復活させる

お久しぶりです。2017年初投稿です。

最近VJ素材をとるときに使うカメラをアクションカムにしています。

使ってるカメラはSONYの4k対応アクションカムFDR-X3000です。
画角も広くて手ぶれ補正もかなりよく効く、画質もPremiereなんかでスーパーサンプリングしFullHDまで落とすとかなり高画質、なかなかいい感じの子です。
こいつでタイムラプスやら、定点カメラをするときに使うのが下のサクションカップマウントのVCT-SCM1。

サイズや値段の安さには文句はないのですが、いかんせん「粘着力が落ちやすい」という欠点あり。(購入直後の粘着力は目を見張るものがありますが…
粘着質のゲルで吸着したうえで減圧して固定するタイプなので、ガラス面だとしてもゲルの粘着が落ちるとてんでダメになってしまうという実情…

ちなみにszkは粘着がだめになったら次のを買うという金の暴力で3代目を使ってます。

が、最近気が付きました、「粘着力復活できればいいんじゃね」と

んでもって水洗いしてみたら見事に復活。ワロタ。
なお説明書には「水にかかるとダメ」的なことが書いてある。雨のことだよね、仕方ないね。

コツは以下の通り

・直接かけるとダメ、指に水をつけてこすって汚れを落としていく
・強くこすりすぎるとゲルが崩壊するので優しくやる
・水洗い完了したら拭かない、タオルやティッシュだと繊維が付着してしまう。
・乾かしは自然乾燥、ドライヤーを使うと凝固してしまう

皆さんもお試しあれ。(そもそもX3000使ってる人がいないかもだけど。