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ジェベル200君近代化改修:ウィンカーポジション&LED化

こんにちはszkです。

エンジンのメンテナンスをいろいろあって失敗してしまったため1週間遅延してしまった。
まぁ、その話は別の記事で書くとして、とりあえずできることをやっていこう。

ウィンカーポジションをつけよう(提案

ということで、ウィンカーポジションって何?という話だが。いわゆる「車幅灯」というものだ。

※HONDAのCB1000F公式サイトより

上の写真であるように、ウィンカーが常時点灯するようなライトをウィンカーポジションと呼ぶ。
この機能は2023年の9月以降に販売されたバイクでは義務搭載となっているぞ。

前面に2つ、または4つ。色は白だが2輪車の場合ウィンカーポジションとしてオレンジ色も許可されている。
あとは明るさが30W以下とか色々あるが詳しい話は調べてみてほしい。

尚リア側のポジションは許可されていないため法律違反となる。注意しよう。

ジェベル200にLEDウィンカーポジションをつけるハードル

さて、さっそくポジションに・・・といきたいところだが白熱電球のウィンカーが搭載されたバイクでは少し細工が必要だ。
というのも、古いバイクではウィンカーの点滅を電圧で制御しているものも多い。
こういったバイクではLEDに換装しようとしても電圧が低くとも点灯できるLEDでは両方常に光りっぱなし・・・といった具合になってしまう。

この場合ウィンカー用の新しいハーネスを引く必要があるのだが・・・
それを簡単に実装できる製品が実は存在する。

それがこのデイトナのウィンカーリレーだ。
ご丁寧にウィンカーとポジションの線が別で用意されているぞ。

じゃぁ、これをこのまま使えばいいのかと言えば、その答えはNOだ。

こちらの公式サイトの取扱説明書を読んでいただければわかるのだが。

ウィンカーリレーから延びる線がバルブ(電球)に行った際に2本になっていることに気が付くだろう。
この製品はダブル球向けだ。

szkは古いバイクしかもっていないので知らなかったのだが、最近のバイクではダブル球というバルブを搭載しているらしい。
シンプルに1つのLEDでポジションとウィンカーを同時に実装するための代物だ。
また、10年以内くらいの年式だとバルブ1つに2つのLEDを指すようなものもあるようだった。

一方ジェベルは白熱電球が1つついているシンプルなシングルバルブ。
途中で合流させようものならポジションに電気を流してもウィンカー側に流れるし、その逆もしかりとなってしまう。

どうにかシングル球でこれを使えないかと悩んだ際、こちらの記事を見つけた。

LEDウインカーにポジション実装

CBR250RR ハザードONでインジケーターを点灯させよう

LEDウインカーを純正回路でポジション化

こちらの方々はスイッチングダイオードを利用することで、ウィンカーとポジションの電流を双方に渡さないようにしている。
スイッチングダイオードとは、まぁ簡単に言うと電気版の逆流防止弁のようなものだ。
これを取り付けると一定の電圧は逆流ができなくなる。

図にするとこんな感じだな。

さらにGROMの方の記事ではポジション側に定電ダイオードを搭載することでポジション側の明るさを抑える処理をされていた。
これもさっそくパクらせてもらおう。

ということで、このような形で線を引けば純正回路を一切傷つけることなく機能の追加ができそうだ。
さっそくやっていこう。

ということで114514年ぶりの電子工作です。

ユニバーサル基盤は型抜きの要領でアクリルカッターで容赦なく切り刻んでいこう。
後ろに見える割れたやつはミスったやつです。

そしてはんだでくっつけていく。

表がこんな感じ。上の図と逆向きになってしまった。すまない。

うらっがえすとこんなん。
きたない(白目

こっちは右ウィンカー側。
最終的にLEDバルブ側にはSUZUKI純正ウィンカーカプラを。
リレー側にはギボシをつければよい。szkは面倒なのでワンタッチアダプタにした。
基盤部分は熱吸着チューブで保護しよう。

このハーネスをリレーと、既存のLED。既存ウィンカーハーネスへ接続していく。
今回は着脱が簡単になるように作ったから簡単に搭載できたぞ。

ついでにハザードスイッチも交換する。

四国に行く前に装着したこいつはデザインはいいのだけど、ボタンがすぐに壊れてしまい四国の帰り道ではボタンの押し込みができなくなってしまっていた。
ちなみにこいつは3線スイッチなので配線も今回のパターンだと面倒だ。

なので今回はトグルスイッチにした。これならへいきでしょ(適当
こいつは2線スイッチ。

ということで完成!やったぜ。
この方法使えばSPADAにもポジション搭載できそうだな。

使ったもの

ジェベルは左ウィンカーがグレー。右がブラックだ。

純正は右ウィンカーはプラスが水色。マイナス側が黒。
左ウィンカーはプラスが灰(すごく見づらい)マイナス側が黒になっている。

今回左側のハーネスはリレー側の色に合わせて茶色と橙を採用したぞ

今回のキモになるパーツ。

こちらはポジション時の発光量を抑えたい場合に使う。

ちなみに今回LED化したのは前側のみだ。後ろは別途対応が必要になるぞ。

とりあえずこれでずっとやりたかったことの一つが終わったな。

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