こんにちは、SabaLeoN szkです。
面白そうな製品をIntelが出してきたので記事にしてみます。
Intelが深度計測カメラを発売、その名も「RealSense D400」
すでに米国から出荷も始まっているようです。
製品型番はD415とD435。Dはdimensionですかね?
マイクロソフトがPC版Kinnectの出荷を終了した矢先の製品なので、かなり市場を狙っている感はあります。
深度計測機として赤外線を使用しているため、仕組みとしてはiPhoneXと同様。
この方式だと屋内外、照明にも左右されないので安定した動作が期待できます。
また、カメラモジュール内部に複雑な深度計測のリアルタイム処理を可能とする「D4 processor」なる技術を搭載している模様。
遅延が少ないといいですね。
開発キットは「RealSensSDK2.0」。OBS Studioをインストールしている人はおまけとしてついてくるのでご存知の人も多いのではないでしょうか。
VJ界隈ではLeap Motionが手の動きを利用したデバイスとして有名ですが、D400はLeap Motionの最大距離60cmに対して最大10mの距離検出が可能とのこと。
ステージ上の演者の検出や、表情を使った入力などにも使えそうです。
また、最近はやりのバーチャルYoutuberは現在表情の入力を手動で行っているところが多そうですが、
いよいよバーチャルYoutuberの表情の入力も可能になってきそうですね。
今後のサブカルチャーを構成する技術に絡んでくる製品になることを期待できそうです。
AmazonだともうD435は出てるんですね・・・・
◆参考文献
・Impress watch「Intel、新プロセッサ搭載の深度計測カメラ「RealSense 400」シリーズ」
・Intelのニュースリリース(英文)
・製品情報(D435)
・製品情報(D415)
・Leap Motion(Wikipedia)