こんにちは、久々にただの日記なんですが1週間体調を崩して寝込んでおりました。
というのも別に珍しい話ではなく私szkは何故か毎年9月になると必ず1週間ほど喘息で寝込むジンクスがあるのです。
気が付いたのが大学時代で、かれこれこれで10年連続になります。
今年はギリ10月でした!快挙(?)です!よく耐えた!
それで毎年毎年、ずっと寝込んでいると寝れなくなってくる。
そこでアニメを見始めるわけなんですけど、大体そのアニメにドはまりするんですよね。
15年以前は覚えてないんですが
2015年→ラブライブ
2016年→この年は何故か古いガンダムシリーズを見た
2017年→この年は何故かエウレカセブンシリーズを見直した
2017年(2回目)→ブレンドS
2018年→ガンゲイルオンライン
ときて、今年もハマっちゃったんですよ。
しかも、まちカドまぞくとかいうきらら系アニメに!!!きらら系のアニメに!!!(悔しいので2回言いました
個人的スタンスとしては日常系のアニメは「そこまで好きじゃない」と公言しつつ、よく考えたら「らき☆すた」はアニメになる前からコンプティークで原作読んでたし、「けいおん!」も上に同じだし、そのパロディの「ばくおん!」は果たして日常系なのかと言われると(ヤンマガだし)疑問ですが、大ファンだし、「ごちうさ」かわいいし「ブレンドS」も「WORKING」とかのカップリング系も無論きらら系の「ひだまりスケッチ」も「ゆる△キャン」もすきなんじゃい!って好きなんじゃねーか!
ってな感じなわけです。
ただ、日常系でサザエさん形式のものは好きじゃないんです。
サザエさん形式とは作中で時間軸が移動しない系のスタイルを持つ作品の事。
ですので、最終的に「卒業」したけいおんや現在進行中で「旅行編」を楽しむごちうさ、
1年を原作で描きつつ、企業タイアップで数年後を既に見せているゆるキャンは大好きなのです。
そう、人は人の成長を喜びときに感傷に浸れる生き物なのです!多分。永遠なんでものはない、だから美しいんだ!(名言
で、肝心の「まちカドまぞく」はどうなんだ。って話なんですが、これが意外に成長モノ。
さらに4コマ漫画にしては中々凝った世界設定。
一度ここでストーリーを見てみましょう。
家族と共に架空の町「多魔市」の「せいいき桜ケ丘」の安い賃貸アパートに住む女子高生、吉田優子は、幼い頃から病弱で家がとても貧しいこと以外、ごく普通の女子高生を自認していた。 だが、ある日角としっぽが生えて闇の一族「まぞく」としての力に覚醒する。 優子は、母親から自分がまぞくの血筋であることを知らされ、さらには吉田家が貧しいのは永きに渡る光の勢力との戦いに敗れ続けた結果ということを知る。 そして、シャドウミストレス優子(シャミ子)という活動名を授かり、ハニワの置物に封印されていたメソポタミア文明時代のご先祖(リリス)からは、封印を解くために光の一族の巫女=魔法少女を倒すという使命を任せられるのだった。しかし生まれつき病弱で、人並み以下の戦闘能力しか持たず、呪いにより運も差し押さえ中であるシャミ子は、近所で不運が重なりダンプカーに敷かれてかけてしまう。 しかし、その危機を救ったのは偶然通りかかった魔法少女の千代田桃だった。走ってきたダンプカーを片手で受け止めるのを目の当たりにしたシャミ子はその強さに戦意を喪失してしまう。 翌日、シャミ子は、クラスメイトの佐田杏里の紹介で、同じ高校の生徒に魔法少女がいることを知るが、その魔法少女は片手ダンプの君、千代田桃その人であった。 ドジで虚弱なシャミ子と、既に世界を救った経験もあるという桃では、勝負の体裁にすらならない。 それ以来、シャミ子は桃との勝負やまぞくとしての務めに悪戦苦闘を重ねて、桃に借りを作り続ける毎日を送り、不本意ながら宿敵であるはずの桃と次第に親しくなっていく。 それと同時に桃もシャミ子に惹かれていき、2人の関係性はせいいき桜ケ丘に隠された多くの謎をひも解くことなったりならなかったりする。そんな物語である。 |
ジャンルとしては「ファンタジー」ものかつ「ゆるふわ系百合」もの。
ファンタジー要素が入ってくる日常系って大体が「何故か住民がスルースキルが高」かったり、「異常を異常と思わず主人公がツッコミ役」的な要素が強いんですが、まちカドまぞくはここら辺に関してもちゃんと設定の裏付けがされている。そこまでする必要があるのかは正直疑問ですが、設定が凝っていることで読者は世界に対する考察の余地が入れられる。「設定がなーなーじゃない」からこそできる芸当。
多分作者は頭がいい、そして多分FF14とか好きなんだと思う。
また、それぞれの設定はどこか荒廃的で背景が暗いものが多く、主人公たちが暮らす街であるせいいき桜ケ丘はいわば「きらら世界」による特殊空間であり、外ではシビアな世界が展開されていてもおかしくない想像をかきたたせるような魅力がこの物語にはあります。
また、平ったく「百合もの」と記載しましたが、あれは嘘だ。
そのベースには「シャミ子と桃の成長」がしっかり描写されているのがポイント。
最初は全くもって弱かったシャミ子が自身の力を使いこなせるようになっていき、過去の封印をといたり父の残した家宝の武器を手にしたり、と、マイナスから0に向かう成長を見せていき。
一方最初からカンストレベルで強い桃はシャミ子を守るためにシャミ子の眷属に闇落ちしたり、その結果自身の能力がどんどん弱まっていくという、プラスから0への逆成長を見せていく。
その半面で「目標が無かった」シャミ子は「桃の笑顔見たい」という目標を持ち、一方どれだけ強くても「目標を十数年叶えられず諦めていた」桃はシャミ子との出会いによって「再び目標に歩き出す」という描写が書かれる。
さらに、2人の関係性も特徴的で「貧乏だが家庭的な料理を知っているシャミ子」に対して1話では桃からシャミ子に施しを与えていた関係が、2巻の途中で「裕福だが普段の食事は粗食な桃」に対してシャミ子から桃に手料理を振舞う構図に逆転する。
そして2人で同じ志を誓う重要シーンでは「お互いにポッキンアイスを分け合う」などなど非常に美しい描写が丁寧に書かれてるわけですよ。きららなのに!きららなのに!(唐突なきららDis)
この「百合」と一言で片づけられない2人の主人公の関係性については、正反対な二人がどんどん近寄りつつ、共に同じ目的に向かって進んで行くといういわば「バディシステム」の体裁を百合という媒体にパッケージしているのがお見事で、永遠に見てたいし、面白いんじゃぁ(台無し
と、やたらべた褒めしましたがアニメもいいんですよぉ(ニタァ
何がよいって桃とシャミ子の声がぴったり、そしてアニメーションがそれをちゃんと表現してる(雑表現
とにかく動きがかわいい、さっきまで散々ストーリーと設定の良さを語ったのにアニメと声がかわいいって言ってる当たりもう支離滅裂ですが、アニメってそういうもんでしょ!?(暴論
9月末にTV第一期が終わりましたが、単行本でいうところの2巻で幕を閉じた形となります。
けど原作読んでください。3巻からが本番なんです!2期お願いします!なんでもしますから!(なんでもするとは言ってない
szkのおすすめはTVアニメシリーズを飛ばし飛ばしでいいので、一度見てシャミ子がかわいいなぁって思ったら原作1~2巻買ってついでに3巻まで読んだら眷属になってるので、あとは流れでどうぞ。
じゃけんBDとサントラと単行本の4巻と5巻も買いましょうね^~。時、来てるぞ。
このブログでアニメの記事書くなんて何年ぶりかわからないけど、全て、全て、シャミ子が悪いんだよ!!!
※原作及びアニメで「シャミ子が悪いんだよ」というセリフは1回も出てきませんが、多分描写されてないだけで多分言ってると思う派です。以上、レポートでした。
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