VJ Software Resolumeエフェクトメモ。
今回はPixel Blurについて紹介します。
概要
Resolume7.2.0より追加された新しいエフェクトの一つを早速紹介。
少しResolumeに詳しい人なら「すでにブラーなら”Blur”があるじゃん!」という意見もあると思いますが、その通りで得られる効果はBlurと大きくは変わりません。
まずはBlurとPixel Blurの違いから
Blur
Blurは画全体を1つのまとまりとして像を増やし、それをずらしていくことでブラーの効果を得ます。
Pixel Blur
一方でPixelBlurは1ピクセル単位で像をずらしていくことでブラーの効果を得ます。
では、それで何が変わるのかというと、効果を強くしてみれば一目瞭然かと。
Blur
PixelBlur
この通りで、効果を強くしていくとPixel Blurのほうがぼかしが強めになります。
と、いっても今までのBlurもQualityとGaussianの数値を変更することで同様のことで効果は得られたので、少し手間が省けるくらい。
このPixel Blurが何がよいかというとAdobeの「ブラー(ガウス)」と同様のパラメータになっていることでしょうか。
映像制作勢はBlurよりもPixel Blurの方が直観的に使いやすいかもしれません。
ダッシュボードの画面
Blur:
デフォルトは1です。最低0、最高は1です。
強くするほどブラー効果が強くなります。
DistanceX&DistanceY
デフォルトは20です。最低0、最高は250です。
強くするほど、それぞれ横と縦にブラー効果が強くなります。
この数値で見栄えを変更、最後の調整をBlurでやるのがいいかと思います。
Interval:
デフォルト2 最低1 最高6
現状何の効果があるのか不明です。
Gaussian:
基準は0.20です。
ガウスぼかしの効果を得られます。
使用例
ブラー系の効果は常々演出で使うのに困るんですが、ロゴの表示や配信の待機時間等に使うとおしゃれ感を演出できると思います。
従来のBlurよりも細かいブラーなので、僕は今後はこっちを使うと思います。
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