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【FF14】パッチ5.4のストーリーまとめと感想、今後のストーリー考察

こんにちは、闇の戦士 szkです。

新シリーズ開始の雰囲気を感じる。。。

そう、ぼくは超える力持ちだからわかるんだ。。。

まずはストーリーのおさらいから。

この記事はFinalfantasyXIV(FF14)のパッチ5.4に関わるネタバレを含みます。
閲覧の際は当ストーリーを一度プレイを完了した後の一読を強く推奨します。

 

パッチ5.3のおさらいはこちら

※ネタバレ防止のため別記事に記載します。

パッチ5.4のストーリーおさらい

第一世界から帰還した暁の一行と光の戦士(PC)は、原初世界の状況整理を始めていた。
第一世界を救ったとしても、最古にして最強の蛮神といわれるゾディアークが封印され続けていることは変わらない。
さらに原初世界でも帝国との戦争は継続していた。

ガレマール帝国は帝王ヴァリスの死によってふたたび内戦状態に、これを機とウェルリト、ボズヤといった東方諸国は植民地支配から抜け出そうと立ち上がっていた。
そして、その一方でエオルゼアでは英雄の帰還によってもたらされた情報、「第八霊災」とその回避によって機知となった次の戦火に備えまずは国内の情勢を立て直そうとしていた。
そのためにエオルゼア同盟は蛮族との協力関係を結ぼうと粉骨しているらしい。
暁では、帝都の様子を知るべきとサンクレッドとウリエンジェはガレマール帝国への潜入と情報取集へ向かった。
アルフィノとヤシュトラは蛮族との会合の状況を知るべきと会談へ向かった。
一方アリゼーは帰還後一つの目的を持っていた。

”テンパード化の解除”・・・それはいまだかつて誰も成し遂げたことのない偉業である。
しかし、アリゼーの中では一つの仮説が立っていた。
第一世界で脅威となっていた「罪喰い」、それはかつての人間がエーテル属性バランスを光方向へ極端に崩された成れの果ての姿であった。
第一世界のアム・アレーン、旅立ちの宿ではそんな「罪喰いになりかけ」の人たちが収容されていた。
彼ら、彼女らは光が溢れそうなその時までここで過ごし、罪喰いとなる直前に命を絶たれるのだ、それも彼らを”患者”として扱った人の手によって。

しかし、アリゼーは第一世界でその流れを断ち切った。
すべての夜を取り戻した後、レイクランドの賢者ベーグ=ラグの知恵を借り使い魔によるエーテル操作によって停滞したエーテルを活性に導くという技で罪喰い化の軽減を行ったのだ。
この理論をアリゼーはテンパード化の解除にも使えないかと考えていたのだ。

これに乗っかったのは暁の”期待の新人”であるグラハだった。
彼は水晶公”だった”時の記憶とアラグの記憶を用いてこの理論の完成に協力したいという。
奇遇にもテンパード化の研究をしていた記録がかつてクリスタルタワーにあったらしく、その原本が原初世界になら存在するかもしれないというのだ。
原初世界の英雄の帰還後初の冒険は彼らとの知識探求となった。

魔大陸、かつてイシュガルド教皇であるトールダンとの決戦の地。
この地であれば、かつての研究者の記録もあるかもしれない。
この英雄譚を「間近でみたかった」と呟きつつグラハは魔大陸のシステムへアクセスしていく。

しかし、どのシステムからも街頭の研究は見当たらない、どうやら「削除」されている様子なのだ。
かつてのアラグの研究者の住居をも捜索したところ、その断片が見つかる。
しかし、このシステムは「パスワードによるロック」がかかっていた。

これを解除できないと次の一歩はない。
これを打破するアイデアを持っていたのもグラハであった。
「魔導計算機を使ってパスワードを解析させよう」
かつて第八霊災を乗り越える際に共に戦った、”知られざる英雄たち”その一角であるガーロンド・アイアンワークスは
グラハの知るものよりも100年以上前の技術力だとしても、信用に足る組織だったのだろう。
グラハは英雄にシドの協力を取り付けるよう依頼をし、自分はアラグ時代に使われていた辞書データを用意した。
そして、その解析の結果パスワードが導き出される。

「じゆう」

それはかの研究者オーエンが残した後世への言葉でもあっただろう。

中に含まれていたデータはテンパード化の理論の裏付けに足る情報だった。

テンパード化と罪喰い化は論理は同じと形容は異なる。
罪喰い化は身体と精神ともに霊極化、つまり光属性または停滞の方向性へとエーテル極性が変化した状態である。
一方でテンパード化は、精神は霊極化している状態である者の、身体は特定の属性へと極性化した状態。
つまり、罪喰い治療では身体と精神共に光属性に偏った物体のエーテルを活性に向けるのみでよかったところを、テンパード化治療の場合は精神と身体に別の属性干渉が必要となる。
仮に同時にエーテルバランスを治そうともそれは片方のエーテルにも影響を与えかねなかった。
これを打破するには、一部を保護した状態でそれを行う必要があるのだが・・・
難航を余儀なくされた一行であったが、これに対してまたしてもグラハは1つのアイデアを導き出す。

アラグの記憶継承術、第三西暦から記憶を継承しているグラハ自身がその身に宿す術。
それはかつて第一世界から原初世界への帰還の際、ソウルサイフォンに記憶を維持させようとしたときに開発を行っていた術式だった。
だがしかし、それは完成には至らず結局”水晶公”は自らのアラグの血を用いて転用。記憶を維持する方法を取ったのだった。
なんと、その術式を完成させるというのだ。

「でも、術の改変って、簡単にはできないでしょう?私たちを帰還させようとしたときだって・・・結局、うまくいかなかったのよね?」
アリゼーはグラハに対して問う。

これに対してもグラハには手があった。
魔導計算機を並列で接続し、条件に見合う術式を作成するというのだ。
何分、論理と”かつての記憶”は存在する。
これをもとに計算するための時間さえあれば第一世界でも彼は術式の完成を行えたのだ。
今はそれを短縮するための、技術も時間も、仲間もいる。
一方的ではあるものの”かつての仲間”とこうして再び目的を達成する時が来たのだった。

シドはグラハの考えに賛同、手持ちの魔導計算機をかき集めることにした。
グラハは計算を行う上での理論を計算機に設定するらしい。英雄は計算機につかう青燐水の調達へとイシュガルドへ向かった。

イシュガルドではアイメリクとの久々の再開を果たす。
どうやらイシュガルドでも他国と同様に蛮族との同盟を果たそうと策が練られているらしい。
実際にイシュガルドランディングではバヌバヌ族の赤羽、冷酷なるブンド族の長が来賓として迎えられていた。
それぞれの国の未来への歩みを見届け英雄は石の家へと帰還する。

石の家へ戻るとどこからか嗅ぎつけたのかネロも現れ、より体制はより強固なものとなっていた。
お陰で初期設定も構築済みらしい。

大量の魔導計算機が用意され計算が開始される。
本来であれば途方もない時間がかかる術式が計算機によって計算されていく・・・
しかし、計算機も万能ではない何通りもの術式を計算し続けなければ正解は出ない、そして計算をし続けることは計算機への負荷となる。
結局のところ、計算機はギリギリ計算を終わらせた段階で故障してしまった。
しかし、グラハは計算結果をしっかり目に焼き付け暗記していた。ここに「テンパードを治すために記憶の保護する術式」が完成したのだった。

 

完成したテンパード治療の術式は早速利用されることとなる。
アリゼーには原初世界から第一世界に飛ばされる前に出会ったコボルト族の子、ガ・ブの治療を行う目標があった。
早速アリゼーとグラハ、光の戦士の3人はリムサロミンサへと向かう。
リムサロミンサで、早速一行は術式を使うことにする。
しかし、先の術式を一々エーテル活性術式と同時に使うのでは効率が悪い。
そこでグラハはアリゼーの使い魔、ポークシーのアンジェロにこの術式を固定する技を提案。
会合でリムサに来ていたヤシュトラとアルフィノの魔力の補助もあってそれを成功させた。
アリゼーは術式を覚えたポークシーを連れ、単身ガ・ブの治療へと赴く。

結果は大成功だった。
ガ・ブは今までの記憶を保持したままテンパード化を解除、元の性格へ戻すことに成功していた。

これをもって「テンパード化の治療」を確立、これはかのアラグ文明ですら到達しえなかった偉業であった。
次の目標はこれを体制化すること。大量のテンパードに対して一々アリゼーが治療するのは現実的ではない。
各都市に使い魔を配備したいところではあるが、このポークシーは第一世界のベーク=ラグの手ほどきによって召喚したもの。
原初世界においてこの手の知恵を持っているものの力を借りるにあたり、ヤシュトラの師である魔女マトーヤの名が挙がった。
マトーヤと言えばイデルシャイアのはずれに居を構える使い魔研究における巨匠である。
暁の一行は低地ドラヴァニアへと向かうことにした。

マトーヤの洞窟では、変わらず妙齢の魔女、マトーヤが待っていた。
ヤシュトラの師である彼女は互いの”減らず口”で軽く挨拶を交わす。
途中アルフィノの”天然”も炸裂したりもしたが、話は本題へと移った。

マトーヤは話を聞くとその解決方法をすぐに提案した。
それは「使い魔を生み出す使い魔を作る」こと。あらかじめ術式を固定した使い魔に魔力を流すことでさらに子を生産する能力を授けるという。
この使い魔を「マザーポークシー」と呼ぶマトーヤは早速その準備へ取り掛かった。

どうにもこのマザーポークシーを作るためにはマトーヤの洞窟では設備が不十分らしい。
一行はシャーレアン工匠街の一角にある「アトリエ」へと向かうこととなる。
かつての第七零災を前におこなわれたシャーレアンの「大撤収」。そこから十数年放置されたアトリエには魔物が巣食うと予想される。
”英雄”はアトリエの大掃除を依頼されるのだった。

~コンテンツファインダーから「魔術工房 マトーヤのアトリエ」を攻略します。~

アトリエは、材料採掘から成型、焼工までを一貫して行える設備で英雄と暁の一行は粘土を用意し、水を流し、火をくべた。

こうして出来上がったマザーポークシーへ記憶継承改変術をグラハが記録させる。
隠して、テンパード治療術は組み込まれたマザーポークシーが完成したのだった。

一行は完成した使い魔をエオルゼア諸国へ手配すべく、報告へ向かう。
英雄とアルフィノ、アリゼー、グラハは最も蛮族との交渉が難航しているリムサロミンサへと向かった。

リムサロミンサではまさに蛮族の代表とリムサロミンサの長、メルウィブ提督が会合を行っている最中であった。
そこにもたらされるテンパード治療の報は少なくとも衝撃を与えたようだったが、問題はそこではないという。
リムサロミンサはその実コボルト族とサハギン族2つの部族との対立を行い続けてきた。
コボルト族とは陸地での領地争いを、サハギン族とは海の領地争いをだ。
その背景は根深く、現代から第七零災、帝国との争い、そしてリムサロミンサ建国まで遡る。
特にコボルト族とは過去に融和政策が行われたにも関わらず、その令状の曖昧さ故に互いに理解を深められずにいた。
そしてそれは今も続くという。

問題はそれだけではない。
「リムサロミンサは海賊の国」。
これはこの国を語るうえで外せない歴史だろう。
かつてリムレーンの導きによってバイルブランド島に到達した建国船「ガラディオン号」。
そこから始まったリムサロミンサは恵まれない物資を海賊行為の略奪によって生計立ててきた歴史がある。

しかし、それも過去の話であり、現在では「ガラディオン条約」に乗っとり海賊行為は全面禁止。
唯一帝国軍の輸送船に対してのみ認められており、それも近年ではエオルゼアの全面解放によって数が減少しつつあった。

そんなガラディオン条約に署名を連ねる三大海賊、「百鬼夜行」「紅血聖女団」「断罪党」。
その中でこの蛮族融和政策に対して「断罪党」のみが賛成の表明を行っていないらしい。
国として蛮族との融和を踏み出そうとも現場が反故にしては元も子もない。
暁は断罪党の調査に名乗りを上げるのであった。

「百鬼夜行」「紅血聖女団」の長からはなしを聞くに、現在リムサロミンサの海賊は皆窮地に立たされていたという。
というのも、先のエオルゼア解放から帝国の船はより減少。
現在各海賊は新たな「シノギ」を行わずには存続できない状態であった。
百鬼夜行は「薬舗セブンスセージ」、紅血聖女団は「永遠の乙女亭」とかねてよりシノギを持っていたが、断罪党にはそれがない。
だというのに最近断罪党はやたらと金周りが良いというのだ。

この調査の裏でアルフィノは蛮族側に探りを入れタイタンとリヴァイアサンの召喚頻度が減っているという結果を得ていた。
さらに近日産業用クリスタルの価格が下落しているともいう。
ここから建てられる推測は一つ、断罪党は蛮族が召喚用に使うクリスタルを略奪し市場に流しているというのだ。

この推測が正しければ断罪党が蛮族融和政策に反対する理由は明白である。一行はしっぽを掴むべく低地ラノシアへと向かった。
ガラディオン大橋での指定地点に赴くと断罪党の商人が待っていた。
潜入に名乗りを上げたのはグラハ。
「公」としてのハッタリはあぁにもうまくやっていた彼もどうやら三下風情の真似事は苦手られしい、なんとか低地ラノシアの離れの洞穴に案内されていくのであった。
そこでは断罪党がクリスタルの商売を行っていた。
しかし、今回一枚上手なのは断罪党の方であった。
断罪党の党主代理、シカルドが面々の前に現れた。

彼は断罪党の党主代理として名を上げている海賊であり、なんでもこの”シノギ”によってその立場は確固たるものとなっているらしい。
今回の暁の”嗅ぎ付け”もしっかりと察知し対策までしてきたあたりその実力は本物なのだろう。

彼は「海賊=略奪」をモットーとし、唯一それが許されていた帝国船すらも海上から消えたことにより「最後の獲物」として蛮族をターゲットにしているようだった。
この状況においては国にとっての悪手ではあるものの、彼と断罪党は規律に関して一切の違反はしていないことも事実だった。

しかし、直接彼と合えたことでメルヴィルとシカルドの対面の機会を得ることができた。
暁の一行はその報告をすべくリムサロミンサへと戻る事とする。

報告をメルヴィルはそれを許諾、暁と共にシカルドの指定したアスタリシア号へと向かう。
アスタリシア号では断罪党とシカルドが待ち構えていた、リムサロミンサの今後と海賊の今後を説くメルヴィル。
そして海賊の在り方と信念を訴えるシカルド。
結局相反する意見を「納得」させるべく用いられた手段は、海賊の古き風習である「決闘」であった。

歩き、振り向きざまに銃を放つ。シンプルだが経験と実力がものをいう風習で勝利を得たのはメルヴィルその人であった。
また、その一部始終を見て現れたのは断罪党の長、ヒルフィルであった。
高潔な海賊。ルガディンのヒルフィルは断罪党のトップとしてかつてはリムサロミンサの提督を掛けたレース「トライデント」にも出る人物であったが今では病に伏せその身を表舞台にさらすことはなかった。
そんな彼が、シカルドとメルヴィルの前に出てくるや否やメルヴィルの対蛮族政策に賛同するのであった。
無論、シカルドに対しては断罪党の次期代表として活を入れる。病に伏せた姿であっても彼に流れる血は紛れもない「海賊」であった。

かくしてリムサロミンサを巡る海賊達の一悶着は幕を閉じるのであった。
リムサロミンサは新たな船出をする。蛮族問題という大嵐に向けて。

―――――――――――

問題は払しょくされた、ともすれば次は蛮族との対話である。
メルヴィルはまずコボルトとの問題を解決したいと考えていた。
そのためにはタイタンを召喚し続けるコボルト族の司祭のテンパード化を解除する必要があった。
早速暁の開発した術式が試される時が来たのだ。メルヴィルとエインザル大軍将、暁の一行は外地ラノシアへ向かうのであった。

外地ラノシアのオ・ゴロモ火口神殿ではコボルト司祭であるザ・ダが待ち構えていた。
テンパード化した蛮族に意思はない、特にタイタンを直に召喚した司祭であればなおさらである。
ザ・ダとその周りのコボルトテンパードはメルヴィルの命を奪おうと誘い入れたのだった。
その一方メルヴィルもそれは織り込み済みであった。自身を餌にアリゼーへテンパード治療を促す。
暁とリムサロミンサ首脳陣の共闘が始まった。

~コンテンツバトルを攻略します~

激闘の末、司祭のテンパード化解除に成功する。
リムサロミンサとコボルト族の交渉が始まった。

リムサロミンサは実質として過去の条約を離反した過去がある。
コボルト族からしてはこの過去の遺恨をこの場一つで赦すことなど到底できるものではなかった。

彼女は自らの愛銃「デスペナルティ」を司祭へ差し出す。この命一つで信用に足るならばと、引き金を引くことを認めるというのだ。
メルヴィルの覚悟は強いものであった。
これには暁も、エインザルも度肝を抜かれる。

決心の決まらぬ司祭を説得したのはコボルト族の子供。ガ・ブであった。
結果司祭は折れ、ガ・ブの言葉を信じ、今一度リムサロミンサとの条約に同意を行った。
また一歩、いや一海里というべきかリムサロミンサはその帆を先に進めたのであった。

外地ラノシア、キャンプ・オーバールックで戻った一行に黒渦団の将校から連絡が入る。
どうやらニーム浮遊遺跡方面で異変があったらしい。

ニーム浮遊遺跡へと向かうとそこには見慣れぬ「塔」がそびえたっているではないか。
どうにもこの塔「突如」出現したという。

また、黒衣森やギラバニアにも塔が出現したという。最も塔が早く出現したアラミゴへ一行は向かうことにした。

アラミゴへ赴くと突如見慣れぬドラゴン族が現れる。
王宮へと着陸したドラゴン族は一人フードの男を下すのであった。

男の名は「アシエン・ファダニエル」。
かつて対峙したドマ出身のガルマール帝国人。「アサヒ」の顔をしたこの男はそう名乗った。
塔もこのドラゴン族も彼の仕業だという。

彼は続きざまにこう答える

「私は、かつてこの世界に訪れた「終末」を再現したいんです。」
「壊れかけのこの世界を、完全に、徹底的に、その遺恨すら残らずに壊したいッ・・・!」

また彼は自身の壮大な計画もすべて「自身が周りを巻き込んで盛大に死にたい」という我儘のためであるとも語った。
彼は「われら」と、そしてその組織を「テロフォロイ」と名乗りその場を去った。
唯の宣戦布告、「ついで」ばかしに英雄に対して「ゼノスが待っている」と言い残し彼はその場を焼き払い去っていった。

つくづく今までの敵とは根本的に違う。
新たな敵の出現であった。

 

宣戦布告を受け、暁は石の家へと帰還する。
どうやら塔はラノシア、黒衣森、ギラバニアのみでなくザナラーン、ドラヴァニアと東はドマにまでこの塔が出現しているという。

また、ウルダハが進めていたアマルジャ族との融和政策が突如として反故にされるなどきな臭い状況が目立つ。
果たして、この状況を暁はエオルゼアはどう戦っていくのか・・・最後の序幕が今開かれようとしていた。

一方アラミゴでは解放軍の斥候が操られたような挙動を見せる。
その目は青く輝いていた・・・

さらに一方ガルマール帝国の魔導城ではゼノスとファダニエルが邂逅していた。
「予定通りの場所に”杭”はうたれ、獣の第一号たる”ルナバハムート”も産声をあげました。」
「まもなくこの星の全土が蹂躙されるでしょう。まさに・・・終末ですね。」

こうはしゃぐファダニエルに対してゼノスは冷静だ。

「舞台に名前がいるならばそう呼ぶがいい。我が友の研がれた牙が、俺の喉元に向くのならば、どんなものでも構いはしない」

それに対してファダニエルはこう続ける

「例の”ご友人”殿下がお待ちだとお伝えしておきましたよ。もっとも、少しばかり焦がしてしまったかもしれませんがね・・?」

ゼノスは少し気を立てたようにこう返す

「それも報告か?あるいは、俺への宣戦布告か・・・?」

はっとした様子も”演出”なのだろうか、ファダニエルは「どうにも口が過ぎる体だ」とごまかした。

ゼノスは玉座を立ちこう続けた

「俺は新たな得物を探すとしよう。わが友を狩るに相応しき武器をな・・・。」

つづく


感想

ということで意外と長い5.4シナリオでした。

流れはざっくりと

テンパード化の治療

それの実施

リムサの問題解決

「塔」の出現とファダニエルとの邂逅

といった感じ。
思った以上に展開が早く、6.0に入る前、それも5.5になる前にファダニエル&ゼノス VS ヒカセンの構図が敷かれた状況ですね。
これは6.0でしっかりゾディアーク&ハイデリン編が完結しそうです。

グラハ、期待の新人すぎる

グラハが何より活躍したパッチでした。
元々冴えているキャラクターだったにもかかわらず、それにプラスしてアラグの知識と100年分の第一世界の経験があるのだから弱いわけがない。
というか完全にグラハは「強くてニューゲーム」であり、逆異世界転生ものという感じ・・・

それでも5.3までに彼が水晶公として「英雄と旅がしたい」という思いは発散され、プレイ中は思わず「公式が最大手かよ!」と叫んでしまった。
アリゼー、グラハ、PCの旅は特に面白かったですね。
フェイスでも思わず連れていってしまった。

現原初世界もテコ入れが

多分なんですけど、私含めずっと「第一世界に住みたい」と思ってた人は多いはず。
というのも第一世界は原初世界で蛮族とされる種族もPCで選択可能な種族と共に暮らしていたし、第一世界に住んでいるキャラクターは気持ちがいいほどにまっすぐで「頑張る」キャラが多かったように思います。
これはチャイ夫妻にはじめ、クリスタリウムの人々や、カイ・シル君、ドワーフの人たち・・・挙げればきりがありません。

一方原初世界はこれに比べてどうにも泥臭い部分が描写されやすく、相対的に第一世界のほうが評価されやすかったのかなと。

今回はそれに対してテコ入れが入ったように感じました。
元よりイシュガルドは蒼天街のクエストがかなり”イイ”感じだったんですけど5.4においてはリムサロミンサとメルヴィル提督にフォーカスが当たった形ですね。
過去では5.1でウルダハのナナモ王女。3.0でカヌエさんにはフォーカスが当たっていたのでメルヴィルの掘り下げは案外初めてだったのではないでしょうか。旧14だと結構活躍があったんですけどね。。。

5.5で他の首脳陣にもフォーカスが当たるといいですね。

トントン拍子

5.0以降展開が死ぬほど早いFF14ですが5.4では拍車をかけて展開が早かったように感じます。
今までならテンパード化の研究に他の事案と合わせて3パッチは使ってたと思うんですが今回はなんと0.3パッチで解決。
無論グラハとかいうヤバい新人の参画によるものもあるんですが、帝国の魔導技術に対してエオルゼアの魔法技術の躍進が感じられるパッチだったなとも思います。

メインとは違いますが、第一世界のヴォイド再生計画編のサブクエストでも使い魔をドローンのように使って調査を行ったりと魔法技術は使い魔の使い方が今後ポイントになっていくんでしょうかね?
しかし、魔導計算機とかいう超便利アイテムが出てきてしまったので今後は魔法の開発がすごくラフに行われそうだ・・

今後の展開についての考察

ということで考察。

終末の再現

「終末」の再演と、「獣」というワードからおそらくアーモロートはじめ”真なる世界”を滅ぼした終末の再現をするのだと思います。
現在明らかになっている要素は以下の通り

・各地の「塔」
・3匹用意される「獣」

3匹の「獣」は漆黒決戦アーモロートで現れた3体のIDボスの代理。
第一の獣が「ルナバハムート」だったので、FF4から引用するとすればルナリヴァイア、ルナタイタン等ですがすでにエデンで彼らは引用されているのでメタ的には「ルナアレキサンダー」「ルナオメガ」といった過去のレイドボスが登場したりするのでしょうか。

塔は南ザナラーン、外地ラノシア、南部森林、高知ドラヴァニア、ギラバニア湖畔地帯、ドマにそれぞれ現在立っています。

の位置が電波塔の設置された位置。

おそらくですが、これはプレイヤーの行ける(確認できる)場所でこれだけ立っているというだけで、ひょっとするともっと全国に設置されているのかもしれませんね。
塔というと旧FF14の電波交信塔を思い出します。
かの霊災では電波交信塔から月の衛星ダガラブに対してエネルギーを照射。
結果ダガラブに封印されていたバハムートが目覚め・・・というシナリオでした。

「終末」としてプレイヤーが体感し、知っているのはこの「第七霊災」ですがこれも再現されるということでしょうか。

となると、今回は各地の塔とか月に対してエネルギーを当て、月に封印されたゾディアークを・・・?

一応2020年12月31日時点の月を張っておきますね。

テロフォロイ

さて、今回のワードについて触れておきましょう。
相手の新組織となる「テロフォロイ」ですが、おそらくはラテン語からなる造語で
「telo = 終焉(終わり)」 「phoroi=運ぶもの」という「終焉を運ぶもの」という組織名なのだと思われます。

ん・・・?組織?となりますが、その実権を持つのはファダニエルでありゼノスはおそらくヒカセンと戦えればどうでもいいと思っていそうです。
おそらく下っ端となる人間はこれから周知するのかどうなのか・・・
最悪の場合はラストシーンの「アラミゴ兵を操ったアレ」で人は増やせそうですが・・・

しかし、ゼノスの戦い方と4.0の実績、また5.3で語られた「核を失ったゾディアーク」からするとやはりゼノスがゾディアークを憑依蛮神として扱う展開になるんですかね。
ハイデリン助けてくれー!

あれっ、となると”ハイデリンの核って誰”なんだ?ヴェーネスさん?

ということで、今回は短めですが、つづく!

次回のパッチのストーリー記事


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