こんにちは、szkです。
キャブレーター車が初バイク、かつ乗り始めたばっかの人向けの記事です。
前置き:嘘、私のキャブ車・・・不安定すぎ・・・?
自分もそうだったのだけど、キャブ車を初バイクにすると「あまりの不安定さ」に驚くこと請け合いだと思う。
「これは正しいのか・・・正しくないのか・・・」
ぶっちゃけ1年ちょっとずーっと乗ってるとわかってくるのですが、解らない状態で乗ると不安だと思うので記載しておきます。
一発でエンジンかからん
そういうもんだ。
特に気温が低い状態(10度以下になると顕著)や、山などの高所(600m以上)などではエンジンの始動性が悪くなる。
教習所で存在のみ教えてもらえる「チョークレーバー」はこういうときに使おう。
コツとしてはチョークを引いてスロットルは最初は捻らずにセルスタートを掛ける。
エンジンがかかりそうだと踏んだタイミングでスロットルを徐々に捻ってやると始動しやすい(気がする
また、何度かチャレンジすると徐々にエンジンが起きてくる(原理はわからん)ので、5秒~10秒チャレンジ→1拍置く→再度と繰り替えしてくと外気温1度くらいでも5分弱で始動するぞ。お湯なんていらなかったんや!
尚、スロットルをひねる事もチョークを引くこともガソリンの噴射率を上げることなので被らない様に注意しよう。
状況が悪化したらセルを押すのはやめて車体を少し揺さぶって気化させてやると良い。
また、気温が高いと基本的には調子がいいのだけど、湿度が極端に高いとこれまた指導率が悪くなる気がする。
まぁ、一発でかからないものと思って取り扱おう。
どうしても状態が悪いと思う場合はキャブレーター自体が詰まったりしている可能性がある。
動く状態なのであれば近くの高速道路に行って一発かっ飛ばそう。
バイクにもよるがレブリミットが100だった場合60~75%の回転数がしばらくキープできる状況を作れれば多少良くなる可能性がある。
不動だったり極端に調子が悪い場合かなり大変な作業だが、キャブレーターのOH、とくにスロージェットの径が小さいバイク&しばらく乗ってない場合はスロージェットで詰まってる可能性もあるので注視してみよう。
(本当に大変かつ失敗すると面倒なので先に切り分けはしておくこと!)
普通に走っててもエンストする&スロットルの戻りがわるい
メンテしよう(提案
スロットル調整ネジの調整ミス、スロットルワイヤー自体の調整ミス、あるいはキャブの動きが悪くなっている可能性がある。
バイクによって整備方法が違うので一概には言えないが、まずはスロットル調整ネジの調整があってるか確認しよう。
▲中央の黒い手回し式のネジがそれ
これはスロットルから手を離したときにのキャブレータの開き具合を変更するネジだ。
つまり、極端に言えば「少しスロットルを捻った状態」にデフォルト値を変更できるネジという感じだ。
規定値はあるものの高所や寒い場所では少し開き気味に調整したり、キャブ車に乗ってると割りとラフにいじる部分なので、覚えておきたい。
これが問題ない場合はワイヤーの調整があっているか、そもそもワイヤーが伸びたり劣化してないか確認しよう。
改善が無い場合はキャブレータの動き自体が悪くなっている可能性がある。困ったらお店に相談だ。
暖気の仕方わからん
近所の路地を1周走ろう。
暖気の方法も色々宗派があり、これから書く方法があってるかどうかは正直わからない。
ただ経験則として現状調子のよい方法としていかに記載しておく。真に受けるなよ!
エンジンが始動したら暖気する必要がある。
何もアイドリングでしばらく放置するわけではない、むしろ止まった状態でアイドリングしてても一向にエンジンは温まらないし
「暖気」にはエンジン以外にもブレーキやタイヤ等の部品を温める意味も込められている。
とりあえずエンジンが始動したら、一瞬だけスロットルを捻って(回転数~45%)そのあと10秒ほどアイドリングしたら走り出そう。
ただ、この時にいきなりエンジンを回すのは良くないらしいのでまずは家の近所の細い道なんかを1速~2速で時速30㎞/hくらいでゆったり走ればよいと思う。
この時回転数は35%くらいをキープする。
すると3分未満くらいでアイドリングが安定してくるはずだ。
スロットルから手を離してもエンジンが止まらないことを確認出来たら本格的に走り出そう。
ガソリン残量わからん><
慣れるしかにい
こればかりは割と慣れが強い。
尚szkは過去にガソスタ50m手前でガス欠したことがあります^p^
強いてコツがあるとすれば「燃費を常に測っておこう」というのがポイント。
燃費計算で最も簡単な方法として「満タン法」というのがある。
これはガソリンスタンドで満タンに給油し、この時のODDメータをメモっておく。
(szkはSPADAで給油ごとにトリップメーターをリセットしてます)
そして次回給油したときに「何リットル入ったか」「何㎞走ったか」を確認する。
例えば200㎞トリップメーターが回っていて、給油量が10リットルだった場合は「200/10」で燃費はリッター20㎞となる。
これを毎回欠かさずやるのだ。
そうすればバイクのタンク容量と比較し「大体リッター平均〇㎞だから後これくらい走るな」という感覚がつかめてくる。
スパーダを例とするなら、このバイクのタンク容量は11L。(リザーブ込)
そして平均燃費は大体25㎞。
つまり満タンから250㎞程度は走ることになる。
しかし、年には念を入れて大体最大でも220㎞までには給油する運用にしているぞ。
リザーブが2Lで200㎞を超えるとリザーブ切り替えが必要になるので大体感覚値的にはあってそうだな!
あとは、長い距離をバイクと共にするとバイクの車重の変化でガソリン量がわかるようになってくる。
ガソリンが減るとその分バイクは軽くなる、11Lの場合は10㎏程度変化があるのだ。
満タンの時とからっ欠のときではまるで別のバイクのように車重が変化する。
1年くらい乗ってればわかるようになると思うので、まずは燃費を計算しよう!な!
最近乗り始めたけどこんなもん?
乗り始めたものの「なんか思ってたより違うなぁ」と思うことはたくさんあると思う。
とりあえず乗ってるのもいいが、もしメンテナンスがまだなのであればタイヤのコンディションだけは見ておこう。
タイヤが古い場合、信じられないくらい曲がるときに不安感があるぞ。
優先度1:タイヤ
優先度2:キャブ
優先度3:フロントフォーク&リアサス
上記3パーツはOHしたり交換するとびっくりするほど操作感が変わるので、「何か違うな」と思ったら疑ってみよう。
szkは6か月目くらいでこれらを交換&整備してびっくりするほどSPADAの評価が変わりました。
面倒な場合は店に投げてしまえ(富豪の発想
あとは、最近のバイクに乗ってみて比較してみるというのも手だ。
自分でサブ機が無い場合はレンタルバイクなどを借りてみよう。
「正しい状態」を把握できると自分のバイクに乗るときも異常に気が付きやすく捗るぞ!
古いバイク、信用できん
自分のバイクを信じろ(精神論
この気持ちはよくわかり、正直今でも工具はフル積載常にしている状態だ。
けど、最終的なアンサーがある。
JAF入れ
JAFはすごいぞー。会員ならガス欠しても10Lまではタダだし(バイクならほぼ満タン)
バッテリーが上がろうが、不動になろうが最終的にはレッカーしてその場を脱出することができる。
年会費はAmazonPrimeと同じ4000円。
さらに会員特典でいろんな施設の優待もあるのでとりあえず、バイクたくさんのるならJAF入っとけでFAだ。
というわけでひとしきり記載してみました。
質問などがあればコメントにどうぞ(どうぞ
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