Resolumeの音声付動画の再生におけるチューニングについて

こんにちは、SabaLeoN szkです。

先日多くの方の参加と、様々なアーティストによって成功を収めたRe;animation10。
SabaLeoNはVJと合わせて、CM出しの担当。さらにはその音声のPA含めオペレーションを行わせて頂きました。
SabaLeoNにとってこの規模の野外レイヴは初の参戦だったため多くの経験が詰めたと思っています。

今回紹介するのはそんなCMなどの音声付動画をResolumeで再生するときの注意点です。

CMなど音声がついている動画をResolumeで再生するときは動画像だけでなく、音声も同時に読み込み再生する形になります。
Resolumeのデフォルト設定における音声のサンプリングレートが44100Hzというのは前の記事でご紹介したとおりですが、
それ以外に音声のバッファーの大きさを設定する項目が存在します。

設定項目はこちらになります。
メインメニュバー→編集→環境設定(GeneralPreferences)

音声バッファーはResolumeで音声付の動画像をスムーズに再生するための設定項目です。
2進数単位で8~4096の間で設定ができます。初期値は1024です。(確か

この音声バッファーですが
・数値が低いと秒当たりの読み込む音声キャッシュ量が減る⇒読み込み回数が増える
・数値が高いと秒あたりの読み込む音声キャッシュ量が増える⇒読み込み回数が減る
というロジックで動いています。
なので、”バッファが少ないと読み込み回数が増え、その速度が動画の再生速度を下回るとフレーム落ちする&動画が再生スピードが遅くなる”
となり、”バッファが多いと読み込み回数が減るが、バッファの規定量まで読み込む速度より動画の再生スピードが上回るとフレーム落ちする”
という結果になります。

つまり、動画の音声コーデックとその容量。Resolumeのバッファサイズのチューニングが必要になります。
丁寧にResolumeは「音声サンプリングレートは44100」「バッファサイズは1024」がおすすめ!
と言っているのでそれに習うのがいいでしょう。
仮に納品されたファイルがそれに見合わない場合は、DXVCodecへエンコード+音声のエンコードを同時に行うのがおすすめです。
仮に、直前にファイルを手に入れてエンコードする時間がない場合はResolumeで設定を変更することでファイルを再生できることを覚えておくといいと思います。

複数の音声付の動画を再生するときは漏れなくエンコードする。
それができれば一番いいですね。
■追記
Resolumeの音声周りのチューニング
~音声サンプリングレートとバッファサイズの関係性~
・【Resolume推奨設定】音声レートが44100Hzのとき⇒音声バッファサイズ512~1024を推奨
・【音声レート48000Hz版】音声レートが48000Hzのとき⇒音声のサイズは増える⇒キャッシュは多いほうがいい⇒音声バッファサイズ1024~2048で調整

~バッファサイズとPCスペックの関係性~
・メモリの搭載量が低い⇒バッファサイズ少な目にしたい(512)
・メモリの読み込み速度が遅い⇒バッファサイズは少な目にしたい(512)
・メモリの読み込み速度が速い⇒再生に支障が無い程度に少な目?(~512)
・メモリの搭載量が多い⇒再生に支障が無い程度に多め[読み込み速度に依存](1024~)

つまるところ、メモリが速くてでかいPCならサンプリングレート高めの高音質音声でも支障なく再生できるってことですな。

結婚式のPAをお願いされたからResolumeを使ってやった話

先輩の結婚式でPAをした話。

普段VJをしているということを公にしているszkです。
先日先輩の結婚式でPAをしてきました。
普段と違うことをすると普段使っているソフトの知られざる一面が見えてきます。
■VJソフトで結婚式のエンドロールを超簡単に作れる。
これは本当に楽ちんでした。
・事前にもらった参加者リストをPremirerでエンドロール化
→この時、画面の左端に寄せて作る。
・Avenewを起動
・Arenaを起動
・AvenewのOUTPUTをSpoutでArenaへ出力
・ArenaのSpout receiverのサイズを半分にして画面の右側へ

あとはAvenewに会場で撮影した写真を無限にぶちこんでいき、オートパイロットしていけばエンドロールの完成。
事前準備はいるものの、会場で行うのはカメラを握って写真を撮影し、Avenewに読み込んでオートパイロットをONにするだけ。
ワンオペでも十分に動ける仕事量でした。

■Resolumeでのファイル読み込み制限
基本中の基本ではありますが、忘れがちです。
・動画は.movのみ、CodecはResolume DXV3を推奨(容量を食うが無圧縮に近いので動作が軽い)
・音声は.wavのみ、MP3も読み込めますが音がならなかったり落ちたりします。
圧縮は44100hz 16bitで行ってください。一度読み込むと軽快に動作します。
・画像は4kを超えるとソフトが落ちます。大きくてもFullHDで読み込むのがいいでしょう。

上記を守らずに複数ファイルを選択して読み込ませると大体落ちます。
落ちた時はファイルの形式が間違っているのを疑うのがいいかもしれません。←散々やった

■Resolumeでの音楽再生
動画と同様、ディゾルブは曲の途中に押さないと意味ないです。
音声ファイルもオートパイロットしておけば自動ランダム最盛機として使えました。
シーンごとにレイヤーわけしておくとお使いやすかったです。

今回思ったのはResolumeでVJはもちろん、PAもDJも、さらにはDVJもできるんだなーということ。
さらにはハードウェアが無いのでいまだに使ってないですがレーザーの信号も出せるのでその手の演出も可能。。。
プロジェクションマッピングもできますし、総合的に1つのソフトでステージ全体を管理できるというのはResolumeの強みですね。
結構使ってない機能もあると思うので使い込んでいきたいところです。

ResolumeArena 5.1.4 / Avenue 4.6.4がリリースされてました

Rsolumeの最新Verがアップデートされましたね。
ほとんどBugfixです。
http://resolume.com/blog/14338/ironed-out-resolume-arena-5-1-4-amp-avenue-4-6-4-released

本文は上記リンク先でご覧ください。


[Fixed]デッキをロードする前にクリップを選択するとクラッシュする
[Fixed]コンテキストメニューが開いたタイミングでアクティブレイヤーが切り替わるとクラッシュする不具合
[Fixed]トランザクション中にデッキを切り替えるとクラッシュする不具合
[Fixed]AdvanveScreenConfigrationModeをキャンセルするとデスクトップが表示されてしまう不具合
[Fixed]InvertToggle時にAutoMaskが壊れる不具合
[Fixed]新しいコンポジション作成時にトランジションミキサーのドロップダウンが更新されない
[Fixed] 5.1.3 にてOSX10.10環境下でマルチタスクミキサーが動作していなかった問題
[Fixed] 拡張出力時にパラメーターを右クリックするとその範囲がー1.0~1.0に変更される
[Fixed]RGBAWカラースペースの DMXFixturesにおけるリクエスト
[Fixed] 右クリックを用いた数値のリセット時に数値のみ戻りスライサーが動作しない問題
[Fixed] クラッシュ:狂った男のような出力マップでポリゴンスライスを回転させる←!?
[Fixed] 奇数サイズの画像をマスクとして使用すると画像が歪む
[Fixed] 複数のポイントのパースペクティブを選択する際にドラッグした後にハンドルがパースペクティブの上に載ってしまう

細かいバグが多いです。
そして今回もどのバグがどのことを言ってるのかわからない。
というかOSX10.10でマルチタスク動いてなかったんですね。
Yosemiteなので使ってる人まだ居たんじゃないでしょうか。

既知のBug等は4月21日時点で特に記載はありませんでした。