szkです。
時は2025年、12月26日。
誕生日のこの日、szkはついに旅に出る。
行先は北海道。
思えば北海道に最後に渡ったのはFF14の雪まつりコラボの時だったと思う。
あれが2014年ですでに10年前だというのだから恐ろしい。
最後に北海道で運転したのは2012年の夏だっただろうか。
当時就職活動を早々に終えたszkは、6月、学生最後の思い出にと北海道旅行に赴いた。
その実、szkは親が釧路出身である。
そのため、道東へは里帰りという名の年2回の渡航を行っていた。
自信が義務教育のころ、祖父が逝去し、墓が神奈川へ移ってきた。
のちに祖母も亡くなり、それらの葬式を持ってszkの北海道との関係は途切れることとなる。
そんな中でのある種”最後の旅行”であった。
21日間ばかりの旅。
レンタカーの三菱コルトのメーターをひた回し、夏の北海道を2周したあの思い出は、今となっては「もっと上手に旅行できたな」という反省と、北海道という大地を巡った経験は、szkに「旅に出る」という行為と青春を結び付けるには十分な体験だったと思いを馳せる。
・・・あれから12年。
2輪の免許を取り、初の北海道はまさかの冬であった。
かつて1人で巡った大地を、あの時は知りもしなかった仲間とともに。
新しい旅が、幕を開けた。
大洗へ
と、恰好をつけてみたものの、まずは本州を離脱するところから旅は始まる。
スタート地点は神奈川県だ。
さて、北海道へバイクで渡る方法だが、神奈川では大きく3つのプランがある。
1つは茨城大洗から苫小牧。自走距離は150㎞ほど。しかし都内を通過する必要がある。
2つは名古屋から苫小牧。自走距離は300㎞ほど。とにかく長い東名を走破する必要がある。
3つ目は新潟から小樽。自走距離は370㎞ほど。まぁ、これは実質ノーカンだろう。
今回は最も近い大洗からの渡航だ。
— szk(すずき) (@szkP0151) December 26, 2025
出発前の湘南の空。この青空を次に仰ぐのは2週間後だ。

▲出発前のメーター
といっても、本州の移動は対したことはない。
なんならここでダメなようであれば北海道なんててんでダメなのだ。
まぁ、ここで一筋縄でいかないのが面白いところなんですが。
クッソ渋滞

首都高に入り、都心部に入るあたりから断続的な渋滞が発生。
仕事納めのためのワーカー車両と1日ダッシュで帰省ラッシュを回避するサンデードライバーがもみくちゃになって、もうこれわかんねぇな。

結局C1を抜けて6号はずっと渋滞。
C2に入ってからも渋滞し、最終的に渋滞が抜けたのは常磐道に入った後だった。
ここまで3時間です(白目
風、やばい
この日は天気が大荒れで、関東は晴れているものの風が非常に強く常磐道の風速は・・・


ゲェッ!!10m/s以上!?
吹き流しが水平を通り越して上を向いている。おそらく10m/sじゃきかない。
15m/s弱は出ているだろう。
あーもう、めちゃくちゃだよ。一面アクアラインや。
この風、本当に侮れず。10mを超えると2輪の場合は平気で1車線分くらい流されていく。
左車線左側をめいいっぱい走り耐える。
スパーダのような高回転セパハン低重心バイクなら、わくわくライダーと化して高回転&直進性能を上げてガンガンいこうぜ!でどうにかなるものの、ジェベルはせいぜい80㎞/h程度が関の山。しかも満積載だ。
こんなところで無駄に回して何かあってもよくない。
こういう時は、風を受ける側の足を出して重心を低くし、ギアを1段階下げて回転数を上げることジャイロ効果を高められる。
気休め程度かもしれないが感覚的にはフロントが取られる感じがなくなり、単純に横からの風の対処だけを行えばよくなるため精神的な余裕は生まれる。
そんな状況と格闘しながら守屋SAへ到着だ。


▲おっ!つづみやん!写真撮り忘れたけどカレーうどんを注文。
しかし、風は結構体力を持っていかれるな。
バイクは前方向からの風は受けなれていたり、そもそも装備的に強いのだけど、横からの風は考慮をあまりしておらず、もろに食らうと思っている以上に体温や体力を持っていかれがちだ。
この日の気温は10度で、「本州は寒くないし多少さぼっても大丈夫やろ!」とか思っていたら割と痛い目にあったぞ。
具体的には北海道では下着と靴下2枚履き想定を1枚に。
カイロ無しという感じだ。
おいおい、困難で本当に北海道の氷点下耐えられるんですかねぇ・・・
とまぁ、本来13時に到着しておきたかったフェリーターミナルに結局ついたのは14時30分ごろ。
乗船までは4時間。出航までは5時間といったところだ。

▲受付後に並んでね 的なことが書いてあったはずだがなんか案内されてここに。
さて、szkはここから大切な戦いが待っている。
そう、「スパイクピンの打ち込み」だ。
過去の記事でも記載した通り、実はスパイクピンを装着したバイクでの走行は道交法上違反ではない。
ただし、「指定地域において」「指定時期を除く」という条件が入ってくる。
具体的には”降雪地域において指定期間外にスパイクピンをはいて走ると違反”である。なお、この法律は環境省管轄のものである。
ちなみに神奈川~大洗は指定地域外のため、これの対象に入らない。
ただまぁ、その中で「なるべく粉塵出ないように国民の皆さんは努めるように」(意訳)とあるため、善処としてここまでノースパイクで走行してきたというわけだ。
さて、これさえなければ電動ドリルもマキタのバッテリーも持ってくる必要が無かったのだが、やるしかないのでやっていくぞ。

まず、コツだが「親の仇のごとく押し付けて低速で回す」ことだ。
本当に押し付ける強さが強ければ強いほどきれいに入っていくぞ。
そのうえでタイヤに対する評価だが、RT-011はねじ込み式はあまり向いていないと思った。
ゴムが柔らかすぎてブロックが変形してしまったり、ピンが斜めに入ってしまうのだ。
作業していてかなり苦戦したため、ここの効率を上げるのであれば前後ピレリMT-21を履いていくことをおすすめするぞ。

タイヤを進めては打ち、進めては打ち、を続けていくぞ。
後半になるにつれ慣れてきて早くなってきた。

うおおおおおおおお!フェリー乗船は18:30!
まにあえー!

ピンを打っていたら、梅干しMAX氏と和傘さんが見送りに来てくれた。
梅干しMAX氏からは、日本における全国バイク神社の記念すべき認定第一号である安住神社の交通安全ステッカーをいただいたぞ。
今回のお守りとして大切に北海道に連れて行かせていただこう。

そうこうしているうちに15時過ぎにFujiさんが合流。
Fujiさんは福島から参戦だが福島はスパイクピンの指定地域内になっている。この時期はスパイク自走ができないため軽トラトランポでの参戦だ。
いいな、楽そうで(白目

16時頃になると乗船手続きが開始される。
ネット予約の場合は前日にメールが来ているはずだ。
そこに記載のある予約番号と3桁のアクセスキーを控えておこう。

ハンドルに苫小牧行きのタグをつけたら乗船開始時間ぎりぎりまでピンを打つぞ。

ピン打ちが完了したのは18:00。
リアは念を入れてサイドにも半分ほどピンを打った。
今思うとこの最後のピン打ちがかなり北海道での安定性を左右することになる。
18:30に乗船開始。
さんふらわあさっぽろへ乗船!


ここキャン!
スーペリア窓無し。
ちなみにこの部屋、めっちゃ乾燥するぞ。
寝る前に水かっとこうな!
出航

19:45に予定通り出航。
あれ~?和傘さんと梅干しMAX氏はどこ?ここ?
(飯食いに行ってたとのこと)
このあとお風呂入って飯でも食べようと思ったら

CLOSE
ガーンだな、出鼻をくじかれた。
さんふらわあ乗ったら夕飯のLOが早いから(20:30)、まずバイキングチケットを買っておこうな!
約束だぞ!(1敗

もうね、ビール決める!!(キレ
ちなみにさんふらわあさっぽろの中では、脱法輸入サッポロクラシックの生ビールが手に入る。
お値段は少し高めの600円ではあるものの、生のサッポロクラシックは道内でも比較的レアなのでビール好きの方は是非缶では味わえないサッポロクラシックを飲んでいただきたい。
サッポロクラシックって生ビール向けの味してるので、缶より生のほうが圧倒的にうまいぞ。(個人並感

夕飯や!!!
売店のクローズはレストランより30分遅い。電子レンジも給湯室にあるためギリギリリカバリー可能だ。
みんなは必ずレストランチケット買うんだぞ!!!(血涙
しかし、今日は疲れた。
渋滞に強風に始まり、とどめはピン打ちだ。
今思うとこの日は全工程で2番目くらいにつかれた日かもしれない。

ということでね、もうね、寝る!
おつかれぇ!






