こんにちは、szkです。
こちらの記事やこちらの記事で毎回座敷童ことymkがNinja250SLに乗ってコケているので、原因調査と対策をしてみました。
■技術的な話
今回タイトル通りローダウンを施したわけですが、それ以外にも技術や知識においても罠があります。
ホムセン箱で有名なcorocoma兄貴の記事に様々なことが書いてあります。
かいつまんでしまうと
・人は必ずミスするぞ
・低速だと特にコケるぞ
・↑を防ぐためには「知識」「設備」「筋肉」が必要だゾ
となる。
正直ymkにはすべて足りていない。とくに筋肉はそう簡単にはつかない。
なのでcororoma兄貴の記事を熟読してもらったうえで、「設備」を今回整えようとしたわけだ。
調査
まずは、現状の確認からだ。
まぁぶっちゃけ「買う前に確かめろよ」って話もあるだけだが、バイクなんてものもは本人が気に入ったものに乗るのが一番な所もあったりもする。
僕も30年落ちのスパーダ買った理由は「安いから」以外に「かっこいいから」があるわけだし。
ちなみに世の女性ライダーは「ローダウン」というワードを知らない場合も多いから、先輩ライダー諸君は教えてあげてください。多分少しは人口増える気もするので。
横にまたがってもらい、現状のを確認。
うーんツラそう、ってかほとんどついてねーじゃねーか!
設備的に現在の問題点は以下の通りと判明。
1.単純に足つきが悪い
2.足を下す最短経路にバックステップが干渉している
ただでさえ1なのに、2によってさらにそれが上長されている。といった状況だった。
こちらのバイク店舗ブログでも記載があるのだが、そもそもNinja250SLは決してシート高は低くない。
むしろ780mmは平均かそれ以上と言える。
だが、こいつが足つきがよいとされているのは「細いから」なのだ。
シートが細ければ細いほど、足の関節から地面への距離は短くなる。
オフ車がシート高のわりに足が意外と届いたりするのがこれだ。
ただし、Ninja250SLは残念なことにシートから地面までの最短経路に嫌がらせかと思うような配置でバックステップが置いてある。
上の写真はバックステップが完全に足に隠れている=足を開き気味のポジションになっている=距離が長い=足つきが悪くなっている。という図なわけだ。
この赤い部分、写真は干渉しないように前に足を置いてもらっているが、踏ん張りがきかなくなってしまう。
この位置、男性がレーシーなポーズで乗車する際はすごく「攻めてる」感じでよいのだが、女性ライダーの場合は単純に邪魔だったりする。
追記、自分が乗ってもクッソ邪魔だった。確実に太ももを刺しに来てる。なんなのコイツ?
なので、整備の難易度を考えるとボルトで外して締めなおすバックステップの交換の方がよいかと思ったのだが・・・
ご、ご、5万円~~~~~/(^o^)\
今月金欠なので、これは無理!
ベビーフェイスから純正ステップの位置をシフトペダル毎下げる「バックサイドプレート」も1万5千円で販売しているが、効果のほどが読めない・・・
となると、1の手段、つまり単純なローダウンをするしかないのだが・・・
こちらのブログで良い情報を発見。
どうやらNinja250SL、Ninja250の純正リンクプレート(タイプレート)が付くらしく、さらにそれによって2㎝のローダウンが可能、とのこと!
早速Amazonでポチるぞ~
はいドン。
スタンドは位置が下がってスタンドかけたときに車体が起きてしまうので同じく角度をつけるために短めのスタンドが必要なのですが、こちらも同じくNinja250の純正が取り付け可能とのことで一緒にポチりました。
お値段合わせて7,600円。
バックステップと比べて400ポンドの節約になりました。
ちなみにローダウンには合わせてリアスタンドとジャッキも必要になります。
今回はこちらの2つを使用しました。
Ninja250SLとVT250 スパーダどちらも問題なく使えますよ!
ローダウンします
さて、未経験者のローダウン作業始まるよー
ただ、さすがに何の知識もなくこんなバイクの根幹にかかわる作業は行いたくない。
そのため今回は2週間に及ぶ念密な調査を行った。
まず、ローダウンの方法だがローダウンは基本的にリア側は「リンクプレートの交換」、フロント側は「フロントフォークの突き出し距離」の調整によって行われる。
よく「ローダウンキット」という名前で売っているのはこのリンクプレートのことで、こいつを長いモノに交換するとサスが伸びた状態で固定されることになる。
つまり常に車体が落ち、ローダウンができる。というワケだ。
フロントフォークの突き出しはリアの落とした分同じく下げることで、車体全体をローダウンすることができる。
こちらは今回は走行テストした結果、問題なしと判断し行わなかったが、いずれはやってみたいと思う。
また、KawasakiのNinja250SLのサービスマニュアルによると手順は以下の通りとなる。
1.リアスタンドで後ろのタイヤを持ち上げる
この時フロントブレーキをあらかじめゴムやインシュロックなどで止めておくこと。
1.リンクプレートの取り外しに干渉するパーツをすべて取り外す
├ローカウルを外す
│└↑を外すためにメーターカバーを取り外す
├フレームカバーを取り外す
├バックステップを取り外す
├サイドスタンドを取り外す
└マフラーカバーを取り外す
尚、実際に取り外す際は取り外しがしやすくなるため、上のパーツを取ってもいいが。
結果としては外さなくても直接リンクプレートの着脱が可能だった。
2.リンクプレートのボルトを緩める
3.ジャッキで車体を持ち上げながら、リンクプレートを取り外す。
実作業
ドキドキリンクプレート交換RTA、はっじまっるよー
車輪を浮かせ
目標のボルト2つを緩める(確か15番のボルト)
ちなみにこれは左側面だが、右側面はマフラーがあり、作業がしにくい。
そして、このボルトはナットではなく、ネジ頭。
このボルトは車体を左から右に貫通しているのだ。
ちなみに過去に一度も触っていないと、タイKawasaki特有の高トルクで死ぬほど固く締められている。
うまくいかない場合は無理せず、潤滑剤を塗ったのちにゴムハンマーでたたき、時間をかけて攻略するのも手だ。
今回は途中参戦したotomako氏のゴリラパワーで回してもらったぞ!
「おっ、ローダウンしたらちょっと遠くまでツーリング行きましょう!」と新車のレブル250で駆けつけてきたotomako氏。
山梨に行ってきたらしく、ゆる△キャンのしまりんだんごをくれた。ありがとう!
尚、彼は本日作業が難航することをまだ知らない・・・
ついでに、左側面のチェーンに近いほうのボルトはロングソケットがあると作業がしやすいぞ。
さらに貫通ボルトはラチェットハンドルだと死ぬほど時間がかかるので↓のようなT字のプラグレンチがあると作業がしやすかった。
途中で気が付いてホームセンターに買いに行ったんですけどね。
そして、ボルトを抜くときはジャッキを↓の写真のように当てて車体を持ち上げながら抜いていく。
ジャッキが無いと斜体がどんどん下がってボルトが曲がってしまうので注意が必要だ。
車体を上げるときはバランスを崩して車体が倒れないように細心の注意を払っておこう。
取り外したパーツをNinja250SLのリンクプレート(下)とNinja250のリンクプレート(上)。
SLのほうが若干短いことがお分かりいただけるだろうか。
下のボルトは貫通してリンクプレートを止めていたボルトだ。
上記リンクプレートを取り外したタイミングでサイドスタンドも取り外しておく。
右がNinja250のもので左がSLのもの。
なんとなく質感はNinja250のものの方がよいように見える。
フォーギブン・近くの喫茶店のインテリア pic.twitter.com/ssePxrQtVt
— VJszk(すずき)@sabaleon (@szkP0151) August 31, 2019
途中、暑かったので近所の喫茶店で休むなどした。
そして、写真はもうないんだけど(ガバ)
組立は逆順で行っていく。
リンクプレートは片側をつけたらジャッキで車体を下ろしながらもう片方を止めていく形だ。
この時気を付けるのはリンクプレートは適性トルクかつ、グリスアップしておくこと。
はい、ということで完成です。(写真無し)
記事だとささっと終わったように見えるけど、ここまで4時間かかりました(死
otomako「んー、もうどこもいけないっすね!」
ほんとごめんな!!!
完走した完走
ですが()、足つきは以下のように改善されました!!!
ビフォー
アフター
2㎝と聞いてどれほどかと思っていたけど、なかなかに効果ありの模様!
本人からも「全然違う!」と高評価を頂けました。
(というか今までが頑張りすぎなんだよなぁ・・・)
ちなみに、本来は後ろをローダウンしたらフロントフォークの調整も必要らしいが、一旦は無しで。
追記:フロントも下げました。
[blogcard url=”https://szkhaven.com/2019/10/21/ninja250sl_frontfolk_lowdown/”]
試しツーリング
といっても折角東京の山の方から下りてきてくれたotomakoを無下にもできず
お台場まで行ってお茶を濁すぞ!僕はぁっ!!!
上の地図だと高速使ってるけど実際はすべて下道でした。
尚、写真はない模様。
お台場まできた pic.twitter.com/oP0LcHRdDc
— VJszk(すずき)@sabaleon (@szkP0151) August 31, 2019
屋形船、おおすぎぃ!
ということでotomakoとは現地解散にて終了!
閉廷!!
翌日、、、唐揚げツーリング
翌日、興が鳴ったか唐揚げを食べに行きたいと申すので、埼玉の唐揚げ専門店まで行くことに。
行ったのはこちらです。
場所はこ↑こ↓
唐揚げくいにきたぞ!!!!!! pic.twitter.com/zNUsLgd43p
— VJszk(すずき)@sabaleon (@szkP0151) September 1, 2019
ということで東京都北区から40分ほどバイクを走らせて到着。
日中も割と涼しくていいぞいいぞ
駐車場はありませんが、前の道の歩道に一時的に駐車が可能でした。
3台以上で行くとなるとスペースがないのでつらいかも。
ちなみに座席数は4つ、持ち帰りがメインのお店です。
唐揚げめっちゃうまかった(語彙力) pic.twitter.com/JboboTN0x8
— VJszk(すずき)@sabaleon (@szkP0151) September 1, 2019
そして頼んだ唐揚げはこちら。
価格帯は5個入りで540円。
お弁当は米と漬物が入ります。
今回は「もも唐揚げ」「むね唐揚げ」「辛い唐揚げ」「コロッケ」を頼んだぞ!!
写真は「辛いからあげ」
・もも唐揚げ・・・王道の食感。噛むとしつこくない程度の油があふれる。うまい
・むね唐揚げ・・・これが一番好きかも?しっとりとした胸の唐揚げ。むねなのにジューシー!
・辛い唐揚げ・・・山椒と一味ですかね?辛いですが、味を殺さぬほど良い辛さ!(ピリ辛というには強い程度)
さらに食べていたらお店の人の計らいで「たくさん食べると飽きるでしょ。マスタード、つけて食べてみて!」とマスタードをいただく。
(全然飽きないんだよなぁ・・・)
つぶ入りマスタード!さっぱりとした味わい。
こいつをむね唐揚げにつけたときのシナジーがすごくて、何個でも行ける感じだった。
結果15個+コロッケをすべて平らげ終了!
埼玉方面にツーリング行くついでに持ち帰りで買っていってもよさそうですね!
ということで珍しく2日ともバイク乗って今週の休みはおしまい!
コメントを残す