こんにちはSabaLeoN szkです。
本日はVJというよりIT屋さん向けの機材紹介です。
HDMIに刺すと、ディスプレイが刺さっているとOSに検知させるアダプタ。
通称ダミープラグの紹介となります。
この製品は秋葉の東映無線さんで販売中のようです。
→Impress AKIBA Hotlineの記事
◆何につかうの?
このアダプタを指すと「OSがディスプレイが刺さっていると認識」します。
実際にはディスプレイがないので見えませんが、OS的にはデスクトップ領域はそのディスプレイ分広くなる結果となります。
では、”見えないデスクトップをどう表示するの?”という話になります。
それは簡単で「リモートデスクトップで接続する」ことで使えます。
※以下はWindowsの話になります。
Googleリモートデスクトップ現在表示されているモニターの数をそのまま映す仕様になっています。
つまり、モニターが1枚ならデスクトップ1枚、モニターが2枚なら2枚分の領域となります。
なので今の住んでる家のデュアルモニター環境から実家においてあるPCにリモートアクセスする場合、デュアルディスプレイとして表示したいときは
実家においてあるPCに対してもモニターを2枚刺す必要があるわけです。
しかしモニターは高いしモニター自体の電気代もかかる。
さらに使わないモニターのためにそんな出費はバカバカしい!という人のためにこのアダプタは存在しています。なんで例がこんなに具体的かはお察しください。
なのでこれを使えばリモートサーバのモニターが(空ポートの限り)無限に増やせることになります。
逆にスペックの高いPCを遠隔地において、ノートPCとサブモニターのみでシンクライアント的な使い方をしてもスマートでいいかもしれませんね。
2020年5月追記
在宅勤務の際に会社のPCのディスプレイを切った状態で帰宅したいときなどにもこの製品が役に立ちますね。
具体的には会社で「誰もいないのにディスプレイが付いてる…切ったろ!!」となり、リモート接続側のディスプレイ解像度が制限されることを防げます。
◆ちなみに
Windowsのリモートデスクトップは実際に接続されているモニターの領域がそのままディスプレイとして表示できます。
モニターが0個の場合は仮想デスクトップアダプタが使用されます。
デスクトップはOS上のデスクトップアプリケーションを用いて表示されますが、
仮想デスクトップアダプタの場合、リモートデスクトップを仕掛ける側のシミュレーションとしてデスクトップを表示します。
この時、動画やゲームなどはGPUが搭載されていない扱いとなり表示ができません。
ただ、どういうことかOSかマシンかの組み合わせなのかこのアダプタを搭載したマシンに対してリモートデスクトップを仕掛けると
一部機器間だけでなぜかResolumeが起動出来たりしました。
本当はこれを使ってリモートデスクトップVJ的なことをしようとも思ってたんですが、いかんせん検証が進まない+仕様がわからないもので。。。
どなたかWindowsリモートデスクトップやその他RDPに詳しい人がいたら教えてください。。。。
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