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バイク攻略記事&雑記&その他バイク関係

サラリーマンが大型二輪免許を取る話01:1段階~2段階 教習全体の流れ

こんにちは、szkです。

ということである日szkは・・・

 

教習所に来ていた

 

というのも普通自動二輪を取得して早2年が経過。いよいよ3年目に突入という頃合い。
szkの免許証は令和4年の2月まで、つまりあと半年しか期限が無い。
「だったら去年違反しちゃったし併記して3年更新したろ!」 というなんともテキトーな理由で大型教習に臨むのだった。

無論、大型二輪免許は「今日本にあるすべてのバイクに乗れる権利」と言っても過言ではない。
現状欲しいバイクがあるわけではないが、今後のことを考えて取得するぞするぞ

大型二輪免許について

さて、大型二輪免許についておさらいしておこう。
まず、大型二輪免許は普通二輪免許の上位互換免許となる。
が、実は大型二輪免許を取る上で普通二輪免許は必要ない。
実は大型二輪免許を一発試験で取得することも可能なのだ。

ただ、これは試験場で一発試験の場合。

教習所で取得する場合、法で定められたカリキュラムを受講する必要がある。
この場合大型二輪免許を取るために普通二輪のカリキュラムと重複箇所があるため、基本的に普通二輪→大型二輪と受講することになる。
なので、教習所で取得する場合は実質普通二輪が前提のようになっていることを覚えておこう。
逆に料金も大体変わらないので、普通二輪を撮った後に大型二輪を撮ったほうがコスパが(2輪に乗れる免許が早く手に入る分)良かったりする。

乗車可能区分

さて、大型二輪免許だが上述の通り「この世に存在する二輪全て」の乗車が可能な免許だ。
無論これには電動バイクなども含まれる。何も考えなくても購入したバイクに乗れるというのは強い。

具体的に記載すると以下のようになる。
尚、上位の資格は下位の資格を包括していると考えて欲しい。

排気量制限区分 定格出力区分
小型二輪 ~125㏄以下の原付二種 0.6kW超1.0kW以下
普通自動二輪 ~400㏄以下の軽二輪及び小型二輪 1.0kW越20kW未満
大型自動二輪 400㏄超の小型二輪(無制限) 20kW越

教習の流れ

では教習の流れを見てみよう。まず全体の総量から。

普通自動二輪アリ  → 学科0H & 技能12H
普通自動車免許アリ → 普通自動二輪からの連続教習=【普通】学科1H & 技能 17H + 【大型】学科0H & 技能12H

以上だ!
普通自動車すら持っていない場合は、普通自動二輪のセクションが「学科26H & 技能19H」となる。

大体の人は普通自動二輪を持っているはずなので12Hで終了するはずだ。
かくゆうszkもこの普通自動二輪アリに該当する。

次に12時間の内訳を見てみよう。
教習は一段階と二段階に分けられる。
普通自動車の場合は二段階は路上となるが、二輪は法廷上仮免許が存在しないため全て校内での技能教習となることを覚えておきたい。
大型二輪もこれに漏れず、5H&7Hで1段階、2段階と分けられている。
基本的に2段階目は最終試験に備えた教習と思っておけば良い。

尚以下はszkが教習を受けている飛鳥ドライビングカレッジ川口のカリキュラムだ。
教習所によって前後の発生や異なる部分もある事には注意したい。

一段階

1時間目:取り回しと各計器の見方。直したバイクを起こせるか。乗車と発進。巡航。
2時間目:方向転換や低速運動。ブレーキの特徴、一本橋、スラローム
3時間目:AT車教習兼、みきわめコースの紹介
4時間目:クランク、S字、坂道、波状路
5時間目:みきわめ

二段階

6時間目:コース練習・急制動
7時間目:コース練習・回避
8~9:コース練習
10時間目:シミュレーター
11時間目:コース練習
12時間目:みきわめ

これらの完了の後、卒業検定を受けて合格すれば晴れて免許に大型二輪が併記できる。
また、1日2技能まで法廷上可能なので最短日数は6日だ。
その場合の内訳は以下の通り

1日目=適性検査&1~2
2日目=3~4
3日目=5(みきわめ)・6
4日目=7~8
5日目=9~10
6日目=1Ⅰ~12

だがしかし、実際は適性検査が別日になったり、さらに卒業検定が入るため現実的なラインは8日~12日程度になるだろう。

と、ここまでが免許に関するおさらい!

当日

ちなみに、現在二輪免許は超絶大人気コンテンツだ。
というのもコロナの影響で今や車は一大移動手段に。
特に都心部では今まで電車に乗っていた人が連日車でお外に出かけるカオス状況となっており、バイクに至ってはソーシャルディスタンスを守ったまま移動ヨシ、レジャーヨシ、ビジネスヨシ、おまえヨシとレッドバロンの株価が2020年度中に2倍に跳ね上がる程度には景気が良い。

そんなかんなで今や教習所はFF14なら人が多すぎてコンテンツ申請中のままカウンターが止まる勢い、タウラス杯の3人ゴールドシップもびっくりな人多すぎ状態なのだ。
そう、教習所受付は教習所に行く前から始まっている・・・!

多くの教習所はインターネットや電話で「仮入校」という手続きが可能だ。
無論直接足を延ばしても良いが、意思表示が先にできるのであればやっておくべきだろう。
ちなみにszkの場合、5月24日にインターネット上の仮手続きが開始され、その日のPMにはすでに受け付けは終了していた

PMに申し込みした人は9月からの教習になるらしいぞ!ひと夏の思い出が終わってるな!!

▲勝ったな

 

・・・というわけで、事前予約し意気揚々と教習所に向かったszk。
よし、フルジャケット&脚部プロテクターフル装備でこれから二輪免許取るやつをビビらせたる!

szk「あのぉ・・・入校手続きできたszkなんですけどぉ・・・(ドゥフッ」

受付「あっ(察し」

szkの心の中の亡霊「ぇ~何あの人」(ヒソヒソ)

・・・と若干心にダメージ追ったものの、難なく大型二輪教習の申し込みは完了。
場所によっては事前に「バイクを起こせるか」「足つきに問題は無いか」テストしてくれるところもあるのであらかじめ確認しておこう。
場合によっては軍手等の装備の持ち込みも必要になるからな。

この日はお金を一括で支払って終了。
10万一気に消し飛んだぞ?ピックアップガチャ2.5回分だが大丈夫か?大丈夫だ問題ない。

申し込み後の動き

さて、申し込みは終わった。あとは実際に技能を受けるのみ・・・!と思われるがそうではない。
まず技能の前に必ず「適性検査」を受けなければならない。
過去に1回でも教習所に言ったことがある人ならわかると思うが、心理テストみたいなアレだな。

あとはコロナが流行っている現在はレンタル装備が使えない教習所もあると思われる。
事前にチェックして技能の開始までに装備を揃えておこう。

(2021年現在)装備をかおう

教習所によって異なる部分と思われるが、2年前コロナが流行り始める前の教習ではヘルメットのレンタルも行っていた教習所が現在はそれを辞めていた
もちろん、ヘルメットの使いまわしは衛生上決して褒められたものではないし「免許取ったらどうせ買う」のであれば先んじて購入しておくことはおかしいことではないだろう。
恐らく他の教習所でもこういった動きになっていると思われるので、教習所申し込みしたら近くのにりんかんかNAPSかアップガレージあたりにダッシュしよう

飛鳥ドライビングカレッジではプロテクターの貸し出しは行っていたが、いちいち着替えるのも面倒だしプロテクタージャケットとライダーシューズも買ってしまったほうが後々楽だということは伝えておこう。

とりあえずszkの装備張っておきますね。

▲とりあえずこの2つ&ライダーシューズにヘルメットを持っていればレンタル一切無しで教習可能だった。

ちなみに、教習期限は9か月となるが、そのカウンターが動き始める日は「初めて技能を受ける日」からとなる。
なので、教習所さえ許せば5月入校で仮に3か月後の8月から教習を開始した場合、その期限は5月となる。
とりあえず申し込みだけしてしまって装備をそろえても大丈夫ということだな。

適性検査

大事なのは「技能は必ず適性検査の後にする」こと。
飛鳥ドライビングカレッジの予約システム君はなんと「適性検査の予約を入れなくても技能の予約が取れてしまう」という謎仕様によって危うく技能だけ入れてキャンセルしかけたぞ。
適性検査と技能の1回目は同じ日でも問題ない。しかし、適性検査は確実に先に受けること。これテストにでますよ!

 

というわけで・・・