1年くらい前に買ったSENA HD SPEAKERSのレビューするぞ!(唐突
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なにこれ
もうすでに型落ちではあるのだけど、未だにある程度の利用数があるSENA20、SENA30シリーズの高音質化を狙えるオプションスピーカーだ。
ちなみにSENA50シリーズ及び5Sはこれが標準になっているので付け替える必要は無いぞ。
公式の対応表などもあるので詳細はこちら( 公式サイト)を確認してみよう。
つかってみた
ということで使ってみたぞ
開封の儀
では開封の儀。
パッケージはシンプル。割とちゃっちい箱なので「これで5千円かー」という感じはする。
▲明けると紙のベースに収まった本体が、これまたシンプルなつくりで5500円という価格はほぼほぼスピーカーと感じさせる趣だ。
ちなみにこれ以外の内容物は無い。
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▲20Sの標準スピーカー(右)と比較してみる。
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▲カフがついているが右の標準スピーカーと比べると若干(0.2㎝程)分厚くなっている。
半径の変更はないので「標準スピーカーがつけばHDスピーカーもつく」ものがほとんどだと思われる。
一応、この差で干渉がしないかどうかはヘルメットと相談になるだろう。
使い方
では、使い方。
物理的には既存のスピーカーと入れ替える形になる。
ヘルメットを新調したときなどにやったほうが効率的だろう。
さて、本体を入れ替えただけでは意味がない。
SENA20Sの設定も変更していこう。
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USBでPCとSENA20Sをつなげると↑のようなメニューが開ける。
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▲このオプションを「有効」にすればHDスピーカーが有効となる。
尚、スマホアプリの「SENA」アプリケーションからも同様の設定変更ができるので普段使っている方を利用しよう。
換装した感想
ということで感想。
まず、忖度無しに感想を述べると「効果はある」といった感じだ。
少なくとも停止~50㎞/h程度の街乗りの速度行なら間違いなく「聞こえる音が増えた」と言っても過言ではない。
具体的に言うと標準スピーカーでは弱かった低中音が聞こえるようになったという感じ。
今まで高音域の「シャカシャカ」というスネアハットしか聞こえなかったような音源もちゃんとメロディーが聞こえてくる。
特にボーカルのある曲だとその変化具合が顕著だ。
心なしかナビの音声も聞き取りやすくなった感じがする。
「HD」という名前にふさわしい出来と言えるだろう。
一方で高速道路で100㎞/hを超えるような速度の場合は大きな変化はない。
ヘルメットの静穏性にもよるのだろうけど、Z7ユーザーのszkの場合、高速域になると標準スピーカー同様音が聞こえなくなってしまう。
※インスト楽曲の場合
ただ、会話時やラジオの音声は聞き取りやすくなったので選択するコンテンツ次第では恩恵を得られるといった感じだった。
ちなみに「50R/S」と「20S]を音質で比べた時、本体での差はほとんどない。
つまり、20Sをすでに持っているユーザーはこのHDスピーカーさえ手に入れれば50Sと同等の音質に変更できるということだ。
メッシュ機能が不要であれば正直20Sで十分。これからも20Sを使うのであればこのHDスピーカーは購入検討に十分上がるアイテムといっていいだろう。
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