今日はずーーーーっとやりたかった作業をしていこう。
というのはリアサスペンション交換。
SPADA君、2019年の納車依頼様々なパーツを交換し、最早テセウスの船状態なのだけどデカ目のパーツでまだ交換していない部分がある。
それがリアサスペンションだ。
実はVT250スパーダのリアサスペンションは令和の時代に新規パーツが爆誕している。
それがこれ、VT250スパーダ用リアサスペンション。YSS ME302だ。
2019年、丁度szkがSPADAを買った年に何故か爆誕したが初回ロットはあっという間に売り切れ。
szkは今年の再半分でなんとか手に入れたという訳だ。
ちなみにこの記事を書いている2024年11月時点で残り4本らしい。
興味のある人は是非。
ちなみにこいつは5月頃に購入した後、あまりの外の暑さにつける気にならず、この度ようやく装着の相成ったぞ。
装着
ということで装着していこう。
マニュアルだとタイヤにスイングアームまで外すことになっているが、実際そこまでやる必要はない。
やるか pic.twitter.com/7Ff3Gl5bug
— szk(すずき) (@szkP0151) November 9, 2024
必要なのは「リアスタンド」と「ジャッキアップ」の2点だ。
さらに「フロントスタンド」があると安定感が増すので是非用意しておきたい。
szkはこれにさらに上から吊るすことで事故防止にしているぞ。
ジャッキアップの位置はサイドスタンドの近くだ。
マフラーあたりに当てて持ち上げればいい。
ちなみにこのジャッキが無いとサスペンションを取りはずすときに車体が落ちて後から苦労するので注意。
手順としては
1.シートを外す
2.カウルを外す
3.左右のサブフレームを外す
というところが第一段階だ。
ここから先がオリチャー、サスペンションの上部を繋ぐボルトを抜き取りたい。
…が、左舷側はクーラントサブタンクが邪魔して入らないはずだ。
なのでタンクとバッテリーの間にある空間の下にあるボルトを外す。
んで、ボルトを外すためにクーラントサブタンクのホースも外す。
最後つけ忘れないように注意しよう。
巷の手順だとこれが書いてないので探すまで苦労したゾ。
写真中央下部に見えるのがそれ、写真は外した後だ。
このボルトはクーラントサブタンクを止めているボルトになるので、これで少しサブタンクがずらせるはずだ。
サブタンクを思いっきり後ろに引きながら六角を刺すと届くはずだ。
ちなみに10㎝程度のエクステンションバーソケットか長い12Mのソケットが欲しいところ。
んで、ここは死ぬほど固いのでロングスピンナハンドルがほしいところ。
自分は↓を使ってようやくボルトを緩められた。やっぱテコの原理よ。
反対側は5㎝程度のエクステンションバーにラチェットをかませることで空転を防止できるはずだ。
続いてサスペンションの下部。三角形のリンクを外していく。
こちらも長めのラチェットを地面に干渉させておけば空転せずに反対側から回せるはずだ。
テキシュツ!! pic.twitter.com/3MLmhqx4YM
— szk(すずき) (@szkP0151) November 9, 2024
すべて外せば下から卵を産むようにサスペンションが落ちてくる。
あとは逆手順でつければいいだけだな!
あ、リアサスの留め具の装着は上部からつけた方が楽だぞ!
ようやくコイツを入れるときがきた(半年放置) pic.twitter.com/qu0jNkw1Td
— szk(すずき) (@szkP0151) November 9, 2024
というわけで半年放置したこいつをいれていれて・・・
よし、ついた pic.twitter.com/XELqU6AHlQ
— szk(すずき) (@szkP0151) November 9, 2024
はいっちゃったぁ・・・
元々搭載されていたのは純正なのかなんなのか。
なんとなく他のパーツの所感からすると純正っぽさを感じる。
ちなみにYSSの方が一回り小さくスマートな感じだ。
ということで試走。
クッソ古いリアからの交換だったのでもうちょっと車高が上がるかなと思ったが存外そんなことはなかった。
ただ、車体を傾けたときのふわふわ感は消滅し、きっちりバネが動いている感覚を覚える。
かといって固すぎるかと言われるとそうでもなく、「ちゃんと今までと同じ感覚でリアが新しくなった間隔」だ。
尚プリロードの調整をツーリング向けに調整しているので、もうちょっと固めにすると違った感触になるのだろう。
ともなく、交換で効果は間違いなくあったといった感じだ。
けどさ、そんなことより・・・
君、なんか遅くない?
てか・・・
もしかして スパーダ片肺死んでね?
— szk(すずき) (@szkP0151) November 9, 2024
つづく!
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