こんにちはszkです。
色々カスタムしたDJEBEL200君。最近は燃調も決まったのでさらなるカスタムを手掛けていこう。
ハザードほしい、ほしくない?
DJEBEL200君。SPADA君と違って息の長いモデルのためめちゃくちゃバージョンが多い。
ざっくりと説明しても
・最初に日本国内で発売した「DJEBEL200(DR200)」
・それを北米で発売した「DS200」
・それをさらに日本に逆輸入した「DF200」
・そしてさらにこれをオーストラリアに出荷した「DR200SE」
・DS200をアップデートした「DS200R」
驚くべきことは1993年に初めて発売してから今だ現役ということだ。
(最後のDS200Rは大分パーツも変わってるけど)
んで、ただでさえ派生モデルが多いのに、肝心のDR200=DJEBEL200にも様々なモデルがある。
・初回ロットであるDR200SEP(1993~)とマイチェン版のDR200SER(1994~)
・スターターにアップデートの入った2世代目、DR200SES(1995~)
・フロントライトの形状が変わり、ハザードが追加されたDR200SEV(1996)
・↑でも記載のある派生モデル。エンジンオイルクーラーとフロントキャリアが追加された「DF200」(1997~)
・キックが追加されたDR200SEY
・最終型のDR200SEK3
\全部一緒じゃないですかー!/
まぁ、全部一緒なんですけどね。
まぁ、上にもあるように微妙に採用パーツが異なっていたり、パーツのアップグレードがあったりと細かい違いは当然ある。
んで、幣ジェベル200は上で言うところの「DR200SES(1995モデル)」。
前回までのカスタムではエンジオイルクーラーなどを取り付けて、限りなくDF200EW(1998)に近い仕様にしたわけだ。
そして今回欲しいのはSESの翌年のモデルについている「ハザードスイッチ」である。
4輪に乗る人ならなじみ深いであろう「ハザードランプ」。
ウィンカーをすべて同時にチカチカするアレだ。
実はアレ、バイクには搭載義務が無いパーツだったりする。
そのため現代においても比較的安いバイクにはハザードが付いていなかったりするし、1990年代のバイクはむしろついている方がレアだったりする。
そんな中1996年に200㏄でハザードがついていたジェベルは「かなり装備がリッチ」なバイクと言えただろう。
ここまでがオタクの早口
DJEBEL200SESにハザードを付けるのはそこまで難しくない。
スイッチを買ってきて、配線を直すだけ。
一般的にはその「配線」が大変なのだが、運よくDJEBEL200には「DR200SEV以降の配線」というモデルもある。
これをパクればハザードが実装できるというわけだ。
では、早速やっていこう。
配線図の確認
さて、まずは配線だが常々お世話になっている「ガッツのあるページ」さんの配線図を今回も拝借させていただこう。
古いバイクを買うときは「こういうページ」が存在しているか否かはかなりデカいぞ。
んで、配線図だが変更前(SES)はこんな感じ

んで、SEVはこうだ

つまりこのようにすればハザードが実装できる。

ともすれば必要なのは
・3線のハザードスイッチ
・ICウィンカーリレー
の2点だろう。
ICウィンカーリレーは既存のウィンカーリレーの場合この配線では点灯できないからな。
というわけで上記2点を購入。早速作業していこう。
さぎょ

作業は基本的にはフロント側で行う。
フロントライトを外し、その後ろのカバーも外してメインハーネス迄アクセスする。

ウィンカーリレーだけ後ろ側だ。
シートを開けてCDIを外したさらに下にある2ピンのものがそれだ。
シート側(天上側)から引き抜くことが可能だがケーブルが短いので注意だ。
上記で紹介されているガッツのあるページさんの配線図は線の色も同様に記載されている。
自分のDR200SESは配線図通りだったぞ。
一応テスターで通電確認を行う。

フロント側に戻って、写真で見える青いラインが対象だ。

メインハーネスをバラしていくと合流地点が見えてくる。
合流が近くてよかった。ハーネス引っこ抜かないといけないとかだと面倒だからな・・・

これをさらに向いていくと合流地点は圧着+はんだで固定されているのでハザードスイッチから伸びているラインをここに合流させる。

今回は次の変更が必要だ。
・前右舷ウィンカーから伸びている緑のライン→パイロットランプ(ターンシグナルパイロット)のプラスを追加
・ターンシグナルスイッチとリレーを繋ぐ水色のライン(↑の写真の線)に「ハザードスイッチの青線」と「パイロットランプ(ターンシグナルパイロット)のマイナスを追加)
・前左舷ウィンカから伸びている黒色のライン→「ハザードスイッチの黒線」を追加
以上3点。
ハザードスイッチは今後変更する可能性もあるのでコネクタを利用して装着した。
結線出来たらテストしてみよう。
リレーはICリレーにしないと一生リレーがカチャカチャいいまくる。
その場合リレーがハザード対応していないのでリレー交換も必要だぞ。(上で紹介してる奴使えば大丈夫
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ハザードスイッチはここにつけた。ええやん!
本日のおバイク活動おわり!閉廷!
— szk(すずき) (@szkP0151) February 9, 2025
ハザードつけた! pic.twitter.com/lUiHWuu9EO
というわけで完成!
気が付けばSPADAよりもジェベルの方が装備が潤沢だなって。
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