szkです。
先日からずっとSPADAのオーバーヒート対応に追われていたので進捗をば
まず事象が発生し始めたのはこのあたり↓

その後四国にいったさにクーラントが抜けてしまう事象を確認。
まぁ、MC20の丈夫さに助けられてなんとか帰ってこれたんだけども。
その後対応したのがこちら

んで、その後色々やった結果わかったこと
・とりあえず抜けてたのはクーラントが規定量入っておらずオーバーフローしたっぽい。
→SPADAのクーラントはジェネレータとサブタンクの距離が若干長くエア抜きがなんか大変。
結局「全部抜いて全部入れたらクーラントの減少問題は無くなった」
・ただ、クーラントが抜けてないにもかかわらず温度計が上昇してしまう問題が別で発覚。
ともすると被疑は2か所で
・サーモスタットが動いていない(循環していない)
・ラジエーターファンが動いていない
のどちらかだ。
尚ラジエーターファンが動かない理由としてサーモスタットの故障もあり得そうだがSPADAはファンの温度計はメータ側に連動しているため違うらしい。
尚ファンは比較的動いていることを目視で確認している。
となると怪しいのはサーモスタットだ。
こいつが動かないとクーラントがサブウォーターポンプを通過しないため、クーラントが循環しなくなる。
となると、クーラントは冷やされずに温度が上昇。
想定外の圧となりサブタンク側からオーバーフローされる可能性があるため、クーラントが減少する事象とも合致する。
てか、もっと早くここに手を付けておくべきだったな!
作業
ということで交換していくぞ。
該当部品は「19300-ML7-003」で、こいつはなんとまだ新品が出る。
どうやらCB600FやCB400Fと共通部品らしい。
CB600Fは2013年まで製造していてグローバルモデルなのでパーツが出るのだろう。本当にありがたい。
本当はOリングも交換すべきなのだけど、去年に1度交換しているのでそのままいけるやろ!の精神で続投だ。

尚ガバガバ整備なのでクーラントは後ろから抜かず、このまま外して上から抜いていくぞ。
正しい手順は「一度下からクーラントを抜く」が正解だ。
上から抜いても大体200ml弱くらい抜かれるな。

結構ドバドバでるので受け&吸水性の高いタオルを用意しておこう。

右が新しいサーモスタット。
見た目は同じだが、古い方はよく見ると中央の金属部分が大分くすんでいる。

サーモスタットは入れ替えのみでOK。
ちなみにウォーターポンプを一度組み立ててから本体にくっつけないと水漏れするぞ(1敗
ついでにエンジンオイルも交換して完了!
これで直るとよいのだけど・・・