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ジェベル200君対宗谷ラリーカスタム編~グリップヒーター装着~

さて、純正部品をいろいろくっつけている最中だが社外品も付けていこう。

グリップヒーター

さて、グリップヒーターだが、どんなものかは過去の記事にも記載の通りだ。

簡単に言うと「あったかくなるハンドル」であり、これ以上でも以下でもない。
しかし、電熱グローブのように都度取り外すような運用も不要で、グローブを選ばず、それでいてスイッチ一つでON/OFFができる。
事前に装着するコストはあるものの、バイクに乗車するときの運用コストを考えたら、冬季のバイク生活においてここまで取り回しの楽なパーツも無い位優秀なパーツなので是非装着しておきたいところだ。
冬宗谷に挑むなら必須のカスタムだな。

どれを選ぶ?

実は、過去の記事でジェベルには一度グリップヒーターを装着済みだったりする。
しかし、ハンドル交換時にこれを取り外しており今は電熱装備は無装備だ。

さて、グリップヒーターには種類があることをご存じだろうか。
これを間違えると余計な出費になるので注意されたし(1敗

検討1:スロットル一体型、別体型、巻き付け型か

まず、グリップヒーターの取り付け方法だ。
大きく分けると巻き付け型か、そうじゃないかに分かれる。
巻き付け型は熱線を仕込んだ革や樹脂製のパーツをグリップに巻き付ける方式だ。
手軽に組み込めるが正直おすすめはしない。大体発熱がしょぼく、巻き付けるという構造上どうしてもグリップサイズが太くなるからだ。さらに、それでいて電装周りはいじる必要があり、正直メリットが少ない。

今回は組み込み型を使っていく。
組み込み型にも2つあり、スロットルに対いて別体となっているか、スロットルもセットになっているかだ。

これが組み込めるかはバイクによって異なる。
例えばSPADAにはHONDA純正スポーツグリップヒーターが搭載されている。
スポーツグリップヒーターはいくつか種類があるが、VFR用、またはCB用のグリップヒーターはHONDAで多くの車種が採用しているワイヤー型のスロットルと一体になっている。
この場合、SPADAのスロットルを抜きとり、グリップヒーターに差し替えるだけで作業は完了だ。

一方でこのスロットルが合致しない場合、スロットルケーブルの長さが微妙に変わったりして調整の手間が出てくるものもある。

それではジェベルはどうだろうか。
ジェベルはスロットルが純正パーツとしてグリップまで一体となってしまっている。
それでかつ、スロットルはタイコが1つだけという仕様。
しかもスロットルカバーがスイッチケースと別で独立しており、スロットルの構造もこれに合ったものになっている。いわば「特別製」だ。
確認した限り、この仕様のスロットルはジェベル200とDF200、SX200でしか採用されていない。

ジェベル200のグリップを交換しようとすると純正グリップASSYからゴム部分を力づくで引きはがし、スロットルだけの状態にする必要がある。

スロットルケーブルの回しなどを変更できるならスイッチケースとスロットル部位ごと変えてしまうのも手だ。
しかしその場合はスイッチケーブルとその電装配線、スロットルケーブルもセットで交換なのでまぁまぁコストがかかりそうだ。

いろいろ検討した結果一番楽なのは純正グリップを1つ購入してゴム部分をすべて引きはがし、スロットル別体のグリップヒーターを搭載することである。

今回はこの方式でやっていくぞ。

検討2:半周か全周か

グリップヒーターには半周型と全周型の2種類が存在する。
この違いはシンプルで「グリップヒーターのあたたかくなるエリアの広さ」だ

図のように半周は半分だけ(手のひらだけ)、前週は全体(指先まで)が対象となる。
ここは迷わず全周を選びたい。

ジェベル200に搭載できるグリップヒーター

さて、そのうえで検討していくと搭載できるグリップヒーターはこんな感じだ。

ジェベルに搭載できる唯一の純正グリップヒーターだ。
ただしこれは「半周型」となる。

つづいてキジマのグリップヒーター。これは「全周型」だ。
ハンドルの長さによって型番が異なるがジェベルは120㎜のGH08が合致するぞ。
型番は304-8203だ。

一応候補として挙げておく。過去に装着していたグリップヒーターだ。
グリップとスイッチが1体なのがポイント。ただしあまりあたたかくなかった。

んで、szkは今回どれを装着したかというと・・・キジマのGh08ですかねぇ・・・

キジマのこのグリップヒーターはSUZUKIのディーラーオプション指定されていた実績もあり、価格とレビュー評価も高い。
いわゆる「王道」系だが、一度使ってみるのもいいだろう。ということで装着だ。

ちなみにこのグリップヒーターめちゃくちゃシンプルでコントローラーとか余計なパーツが一切ない。
しいて言うならプラスの根元にヒューズボックスが付いているくらいだ。
・・・これACC電源からとる想定の製品なんか・・・?

35WなんてACCからとったら大変なことなのでバッテリーから直接つないでいく。
当然リレーもはさんでいくぞ。

むかしSPADAで使っていた防水リレーを装着。
ここならギリギリカウルの下に隠れてくれる。

ジェベルにはデイトナのD-UNITを装着しているが、グリップヒーターは別の系統にしてみたぞ。

スイッチも見やすくていいんじゃないでしょうか。

当方ジェベルはハンドルをZETAのCOMPハンドルにしているため左手側の滑り止めがかなり厄介だ。
グリップの中にエンジンオイルを塗りたくってゴムハンマーでたたきこむ形で装着したぞ。

これは次取り外すときはグリップ破壊は避けられないな(白目

換装した感想

あたたかい

今までの最強はSPADAにつけたHONDAのスポーツグリップヒーターだが、それに勝らずとも大きくは劣らない、そんな性能だ。
Lv3以上はしっかり温かいし、急速もついているあたりも評価が高い。

構造が至ってシンプルでリレーなども無いが、これはいいな。
価格も安いし今後はひいきにしていこう。

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