szkがVJやITや、趣味のゲームや自作PCのはなしをするところ。最近バイクをはじめた

サラリーマンが大型二輪免許を取る話02 1日目

ということで、あくる日曜日の午前9時。

 

 

szkは再び教習所へと来ていた。
(写真は別日ツイート)

 

というのも、元々予約システムの説明を受ける際にテキトーに予約していた日がこの日だったのだが前日深夜に来たメールを見てみると・・・

技能・・・?

この時szkに衝撃走る・・・っ!

・・・

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


前回の記事の記憶

 

→適性検査と技能の1回目は同じ日でも問題ない。しかし、適性検査は確実に先に受けること。

(自分でブログかいてんのにできて)ねーじゃん!!!!

 

というわけで、急遽スケジュールを引き直し幸いにも当日AMから適性検査をやっているとのことだったのでどら横のダメージを回復する間もなく教習所へと辿りついたのだった!
よし、急いで・・・

(雨雲が)来てます来てます・・・!(マチカネフクキタル

 

・・・・

 

( ^ω^)・・・

 

イージス着ていこ!!

 

~教習所

雨予報はドンピシャで教習所につくころには割と強い雨になっていた。
しかし、あらかじめイージス来て自分がノーダメの雨は優越感がすごいな。
他の自転車乗りバイク乗りが困惑している中、ある種の万能感すら覚える。

出庫時は雨降ってなかったから、フルイージス&フルプロテクターで道路に出て通行人から「なんだこいつ・・・」って目で見られただけの価値はあったな!!(涙目

ということでAMに適性検査をささっと受けて午後はいよいよ教習開始だ!

1時限目:バイクの基本操作と発進&停止

さて、これが今回私がお世話になる・・・

Honda | 大型二輪教習車「NC750L(教習車仕様)」の一部仕様を変更し自動車教習所向けに発売

NC750Lちゃんです・・・

現地で写真を撮ってこれず申し訳ないが、全く同じ型式でした。
このNC750LはHONDAのNC750をベースとした教習仕様車だ。

キョーカン「では、早速バイクを横にしてもらって起こしてもらってですね・・・」

この時szkは正直不安だった!
何かというと実はszk、今まで1回もバイクを転かしたことがない。
つまり、引き起こしは普通二輪教習依頼・・・!そして、テレワークによって弱った体!万事休す・・・!

ええいままよ!と引き起こすと・・・なんなく起こせる

さらにバイクを取り廻すときも異様な軽さがある。
正直、うちのNinja250SL(138㎏)が倒れた時よりも引き起こしが楽だ。
そしてハンドルを持って引き回すときは正直スパーダ(140㎏)よりも軽く感じる

そんなNC750Lの車重は238㎏。スパーダの1.6倍の重さがあるにもかかわらずこの扱いやすさ、こりゃ売れますわ・・・と思ったszkなのだった。

次に乗車。
お店で見るとつい日和ってしまう大型バイクだが、NC750L君はどことなく親近感もとい既視感が・・・
そしてまたがって確信する。

あっ、これEYOのNinja400(14)だわ

過去に何度か股がらせてもらったEYOのNinja400。
中型にしては大きな図体のコイツとNC750L君はクリソツなレイアウト。
座席からハンドル迄の距離やタンク部の大きさも瓜二つ。
正直CB400SLKよりもフレンドリーにすら感じるぞ。

しかし、エンジンをかけてからそれは甘い考えだったと再認識するのだった・・・!

とりあえず動かす

足つきも良い、そして思ったより軽い。
そしてエンジンをかけても静か。
この時点ではかなりフレンドリーに見えたNC750L君だがスロットルを捻った瞬間それが甘かったと確信する

なんだかんだいいつつ750㏄の大排気量であるNC君。
普段250㏄のスパーダに乗ってるszk、250の気持ちでスロットルを捻ればそりゃもうウィリーよ、飛ぶぞ(長州力

実際にはウィリーはしなかったものの、思っていた以上のパワーに困惑。
というか、コイツアイドリング2kもあるぞ!絶対いじってるやろ!と思いつつ発進。

キョーカン「クラッチに手をかけないでくださいねー!ギアは2速で!」(キレ気味)

えぇ・・・

2速縛りでクラッチ操作禁止、おまけにアイドリングは超高い。
当然アクセルを捻らずとも前に追いつくわけで、リアブレーキで調整しようにもクラッチ切れない縛りが入るとその操作は相当シビア・・・!
おまけに中免小僧特有のスロットル操作今まで適当マンであるszkがそんな状況に対応できるはずもなく・・・

結果・・・

7回エンストして転んだ

涙が出ちゃう!女の子だもん!
しかし転んでも転んでも起こすが苦ではないのはすごいな。全部自力で起こせたぞ。

8の字はスピードさえ出せれば問題なく曲がれそうなものの、前に追いついてしまい、リアブレーキで調整しようとすれば当然エンスト。
転んでは立て直し・・・を繰り返した。

改めて分かったが、250㏄というバイクは非力ではあるがその分クッソ適当に乗れる良いものなのだなと。
よく大型オヤジが「最後は250㏄に帰ってくる」というが、あれはこういうことだったのか・・・低排気量機は気を遣わずに適当に乗れて取り回しも楽。
あの言葉の神髄をこの一周で垣間見えた気がした。

中型と大型の違いの気づき

とにかくスロットルはシビアだ。
発進も正直クリープ現象レベルでクラッチを繋ぐだけで発進できる。
加速しきってしまえば、正直アクセルは手放しでもすぐにエンストはしない。
250㏄に乗っている身からすると、スロットルの「刻み」が細かくなった感じと言えばいいだろうか・・・

250㏄の場合、メモリが0から100まで10刻みであるとする。
発進する時は60まで回して、そのあと30でキープ・・・といったガバ運用で何とかなったものが大型ではメモリが1刻みになるイメージだ。
発進する場合は25、キープするならメモリは6の位置で・・・といった感じだ。
特にszkはエンジンパワーの調整をスロットルではなくクラッチで行う癖があったので、この状況は非常に辛かった。

スパーダとの違いについて

単純に比較するものではないのだけど、現在乗っている機体とのマシンセッティング差は悪癖に繋がる。
特にszkのスパーダはギアシフトがかなり上に設定されていて、乗車時に足を常にギアシフトレバーの下に潜り込ませる癖がついてしまっていた。
2年以上、距離にして1万5千キロこれでやってきたのだから1時間そこらで直るものではない。
教官からは10回以上これを指摘されてしまった。


▲シフトペダルが上向きになっている。慣れてしまったので全く気になっていなかったが普通のポジションではない。

そして今現在szk家にあるバイクはVT250スパーダもNinja250SLも双方セパハンだ。
セパハンのバイクは腕を絞って体を若干前屈姿勢にするため、NC750Lに乗ったときバーハンのバイクの正しい乗車姿勢がわからなかった。

セパハン乗りがバーハンに乗るとどうなるか。
結果は簡単。

すっげー、上半身に力が入る。

一見体を傾けて曲げるセパハンのバイク乗りはバーハンでも体傾けて曲がるのでは?とお思いだろうが逆だ。
バーハンだとどこに力入れていいのかわからん・・・
体の重心移動のみで普段曲がっているのでバーハンになると途端に重心の入れ方がわからなくなる。

結局ハンドルを曲げて曲がろうとして姿勢が窮屈になってしまうのだった。
これもかなり指摘された。

今乗っているバイクのポジショニングやセッティングに癖のある人は気を付けていった方がいいだろう。
セパハン以外だとotomako氏がクルーザーであるレブル250に乗っていたが同様に苦労していた記憶があるゾ。

と、クソミソな結果が1時限目は終了した。

2限目:急制動とスラロームと一本橋

というわけで2連続教習でお次はスラロームと一本橋だ。

この単元のクリア基準は”スラロームが7秒未満で通過できる、或いは見込みがある”ことと”一本橋を10秒以上で通過できる、或いは見込みがあること”とのこと。
そしてここで50パーセント位が最履修となるようだ。
曰く、中型と同様に大型バイクで最も失敗率の高いのがスラロームと一本橋とのこと。

教官曰く「見込みはある」とのことだ。ワイさっきあんなに転んだのに?

2限目は使用するマシンをチェンジして挑む。
先ほどスロットルのベースがやたら高かったのは7号機君。今回は5号機君だ。さて君は・・・

「スロットルが・・・1.3kで落ち着いている・・・!?」

7号機はじゃじゃ馬もいいところで、すぐに前に追いついてはクラッチ縛りが入るとエンストという感じだったがこいつは至って静か。
クラッチを握らずとも低速巡航が可能だし、正直めっちゃ乗りやすい。

じゃじゃ馬7号機君ですらNC750は乗りやすいと(転びながらも)思っていたのでこの5号機君はかなり優等生だ。
ちなみに、別の教習生が7号機をアサインされていたがやはり操作しづらいようで数回転んでいたのを見かけた。

急制動

普通二輪の時に苦労した急制動だが、今回はその触りを実施することに。
ルールは簡単で「3足以上のギアにして時速40㎞/hまで加速し11m(路面がウェットの場合は14m)で停止する」

今回は試験ではないので、とりあえず30㎞/hまででヨシと言われたものの急制動は苦手意識ががが・・・・

よーし、ドーンといったる!

50㎞まで加速して13mの所で停止しました^p^

教官「やりすぎや」

サーセン

一本橋

続いて一本橋。
普通二輪では8秒以上で通過指定であったが、大型はさらに2秒多い10秒での通過が試験要綱となっている。
曰く、ここが登竜門とのことだ

この日、度重なる大ゴケで割と傷心していたszkのステータスは不調状態。
これで一本橋もダメダメだったら大型教習取るのやめりゅ!という具合だ。

しかし一本橋に乗った瞬間、突如流れ出すszkの”存在する記憶”・・・

・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

この2年間、渋滞にはまり続けてきた・・・
どこに行っても渋滞&渋滞、この時培った「足をつかずに低速巡航する」スキルを今こそ生かすときがきた・・・!

教官「うまいねぇ、13秒6!文句なし!」

 

この、2年間。この13秒のためだけに数十時間以上もの渋滞にはまり続けてきたんだね!
まぁ、大事なのは本試験のときなんですけど。

スラローム

スラロームは鬼門だ。
ノークラッチで2速、普通二輪の時はスロットルを捻る余裕すらあったのだが短い間隔での大型二輪のスピードは普通に怖い。

さらに先の通り、セパハン乗りからするとNC750Lの重心移動が掴み切れていない。
それに妙に力が入ってるせいか体を傾けたときに、スロットルがずれる。(捻っちゃう)

ずれるとめっちゃ加速する。

そして加速すると、そのままコースアウトするとかいう、ピタゴラスイッチ失敗をやってのけた。
もうこれアクセスから手、離してもいいですか?

何回かやれば慣れてきたが、総合的に見てNC750Lの「重さ」を感じるのはこのスラロームの時だろう。
大ぶりな操作がスパーダと比べるとかなりし辛いように思えた。
ちなみにタイムは5.8秒だったらしいがたまに上の感じで失敗するので安定感を身に着けたいところだ。
本試験ではクラッチ使ってもいいので、最悪悪癖開放まであるな。

終了

ということで終了。
なんとか最履修無しで突破することができた。

しかし7号機君はもう二度と乗りたくないゾ。

一応自分のためにメモっておこう。

飛鳥ドライビングカレッジ川口大型教習車メモ

7号車・・・スロットルのベースが高い。2速ノークラッチの場合どんどん加速していく。
加減も若干高めでノークラッチ2速でリアブレーキ使うとエンストする程度。
初回でこいつに当たったら諦めてコケるが吉。
ミラーは多分純正で広めかつ見やすい。

5号車・・・スロットルのベースは多分標準。扱いやすく普通二輪の要領で乗れる。
ミラーが丸型の小型ミラーになっていて後方確認はかなりしづらい。
若干ニュートラルに入りづらい。

終わったあと

スパーダにまたがった僕「スパーダ君ちっさ!」

 

翌日


 

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