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Beat Link Triggersの使い方

SabaLeoN szkです。
pioneerのDJ環境下においてBPMや楽曲の取得が可能な「Beat Link Triggers」を過去記事にて紹介しました。
前回の記事からかなり時間が立ってしまいましたが、反応が大きかったため今回は使い方にフォーカスを当てて記載します。

◆前提条件

・pioneerDJ Link環境であること
→対応機種についてはCDJ2000nでの検証は済んでます。
→また開発ページの記載によるとCDJ-2000、XDJ-1000でも動作が確認されているようです。
※その他の機器で動作が確認できた場合Twitter:szkp0151までご連絡頂けるとありがたいです!
・rekordboxからPCDJを行う場合、ネットワークの問題でそのPC上ではBeat Link Triggersが動作しません
・起動するPCにJava SE 8JREがインストールされていること。
※2018/1/30時点ではJava9はまだ互換性が無い様子です。
・CDJ(あるいはrekordbox)とBeat Link Triggersを起動するPCが同じネットワークで接続されていること
※箱のCDJから情報を取得する場合はお店に許可を取りましょう、またルーターを持っていくと確実です。

◆ダウンロード

※上述の条件が整っている前提にて解説します。

まずはGithubの開発ページに行きます。
https://github.com/brunchboy/beat-link-trigger

・そこから中央のタブから「release」を選択します。

・最新版のbeat-link-trigger.jarを選択します。


※PREVIEW版は開発版です。使用してデバッグしてあげると喜ばれるかもです

◆機器の接続

・CDJとPCを同じネットワークに接続します。

このとき、スイッチングハブで接続するとIPアドレスが取得できないため通信ができません。
CDJはDHCPでIPアドレスを取得しにいくので、ルーター、あるいはDHCPサーバを接続します。

※まぁ、こういうご家庭のルーターに全部つないじゃえば一発ですね。

◆beat-link-triggerの起動

・起動とメニューの表示

先ほど落としてきたjarファイルを起動します。
ネットワークの通信状況により少し起動に時間がかかります。
これはbeat-link-triggerから接続されたすべての機器に対しコネクションパケットを送信し、CDJから接続応答を待つためだと思われます。

CDJが見つかると画面が立ち上がります。
※画像を後で再掲します。。。

・メタデータの有効化

この状態ではBPM情報のみ拾うことができます。
メニューから”Network->Metadate”を選択すると再度コネクションパケット受付状態になります。
※有効時に警告が出ますが同意します。
※この機能を有効化するとCDJからはbeat-link-triggerが「player3」として認識されます。

再度画面が表示されると楽曲のデータと波形を拾えるようになります。

・波形の表示

メタデータを有効にした状態で”NetWork->Show player Status”を選択すると
波形を拾えるようになります。

細かい動作仕様や検証の結果は前回の記事を参照してください。
使用するのは結構簡単ですが、箱に導入することを考えると少しハードルが上がるように感じます。
こういったソフトを有効活用してパーティを盛り上げることに貢献できたら幸いです。

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