VJ Software Resolumeエフェクトメモ。
今回はMirrorについて紹介します。
概要
Mirrorは画の中心から移りを反転させることができるエフェクトです。
そのままの言葉の通り「鏡映し」のエフェクトになります。
ダッシュボードの画面
ダッシュボードは案外シンプル。
注目すべきは「In/Out」のパラメーターです。
X:
デフォルトは0。最低0、最高は1.00です。
X方向で鏡映しにします。
0.5で画面の中心での鏡映し、1で完全に画面が反転します。
元の画
0.5
1.0
Y:
デフォルトは0。最低0、最高は1.00です。
Y方向で鏡映しにします。
0.5で画面の中心での鏡映し、1で完全に画面が反転します。
0.5
1.0
あっ、XとYの反転結果が同じ画になってしまった。
FlipX:
チェックを入れることでXのパラメーター動作が反転します。
FlipY:
チェックを入れることでYのパラメーター動作が反転します。
In/Out:
デフォルトは0。最低0、最高は1.00です。
鏡映しにする境界線の位置を変更します。
使用例
「ただ鏡映しにするだけでしょ」と思うかもしれませんが、意外と汎用性の高い動きを作れる良いエフェクトだったりもします。
なんかいい感じに斜めに動くヤツ
FlipXにチェックを入れてIn/Outをタイムラインにするだけでこのように斜めに流れる画を作れます。
アニメキャラのループBB素材等が使いやすいかも。
BBやGB抜くときはChromakeyを使ってみてください。
[blogcard url=”http://szkhaven.com/2019/12/12/resolume_chromakey/”]
ExternalFFTと組み合わせる例
ExternalFFTをIn /Outに入れてあげることで、バウンドするような動きをする表現が可能です。
ベースやバスに合わせてあげると映像全体に音とのシンクロ感が出ていいかも。
そのほか豆知識
配信で自撮り映像などを使う場合、カメラで反転処理ができない場合(文字が反転してしまう状態)に対してResolume側で対処するときにこのエフェクトが使えます。
コメントを残す