久々にゲーム記事!(もしかして移設してから初めてでは)
Nintendoから新しくSwitchを用いた「新しい遊び」として”Nintendo Labo”が発表されましたね。
理科の教材や知育キットのようなスタンスで、主なターゲットは子供のいる家庭であると思います。
しかし同時に、各サードパーティに対してSwitchの可能性を提示しています。
◆バラエティキット(5種類のゲームと工作)
◆ロボットキット(1種類のゲームと工作)
これの何がすごいって任天堂の神髄ともいえる「枯れた技術の水平思考」。
かつて故 横井軍平氏がモットーとしたこの言葉。
任天堂は供給過多で値段の下がった電卓基盤と液晶を用いてGame&watchを作り
タッチパネルを用いてDSを作り、赤外線を使ってWii作ってきました。
また、ポケモンで、パラレル通信しか対応していない通信ケーブルをターン制というアイデアで通信対戦や交換を可能にしたのも任天堂だったといいます。
まず、工作という部分をゲームをくっつけた時点ですごいのですが
そこにSwitchのセンサー類をシステム的に取り付けるアプローチがすごい。
・ピアノのJoyコン(R)に搭載されているIRセンサーを用いたピアノ
・ロボットのバックパックもIRセンサーによって位置情報を読み取ってるようです
・リモコンロボはSwitchタブレットをコントローラーとし、HD振動を用いてJoyconを動かすというトチ狂った仕様になってます。(これ大好き
どうやら、動画を見ると組み立て説明書もSwitchのソフト上で行うようで今までSwitchが隠していた懐刀がここにきて繰り出された感じ。
ソーシャルゲーム界隈では独自のアプリケーションでアプローチしつつ
据え置きではそれと完全に別路線に走りましたね・・・
・物事の仕組みがわかる
・ものを作る楽しさ、喜びがわかる。
・改造や創意工夫による応用力を身に着ける
知育ゲーとして最高峰だと思います。
また、ロボットキットでSwitchの簡易VRについての将来性を提示できてるのも商業的にGoodです。
そして、2017年で売れに売れたSwichですが、個人的には
ゲームラインナップを見ると「ゲームキューブ路線に戻したのか」と思い。
インディーズ優遇の開発環境は「Steam的な部分を目指したのかな」と思い。
ゲーム機の仕様も「WiiやDSに比べるとおとなしいな」と思ってました。
こんなけ売れて大復活!Nintendoやったね!ここがピークかな?
とか思ってたら大違い、むしろここからが本番だったというね。。。
このLaboは各メーカーへの任天堂からの挑戦状だと思いました。
そしてのその挑戦に乗るのはおそらくインディーズ。
まさか2017年がただの前座だったとは・・・そして伏線だったとは・・・
2018年、もしかすると据え置きゲームの新しい形がうまれる。。。。かもしれない。