szkです。
何度も転んだNinja250SLの足つきを良くするコンフォート計画。
前回のリアローダウンの時にできなかったフロントのローダウンを今回はやっていくぞ。
あと転んで転んでハンドルが曲がりまくってもうNinja君のHPはゼロよ!状態だったので今回はハンドルも交換します。
Zのハンドルでバーハン化?いいえ、純正ポン付です。
フロントフォーク突き出し
[blogcard url=”https://szkhaven.com/2019/09/02/ninja250sl_lowdown/”]
上の記事で過去に行ったロ―ダウンですが、前回はリアのみの変更だったので今回はフロントも下げてバランス調整していこう。
リアを下げたら同様にフロントも下げるべきとされるが、バイクのローダウンは下手に行うと直線性能が大きく下がるらしいので注意。
某所によると今回リアを3㎝下げたので、1.5㎝程度の突き出しが妥当らしい(適当
では、よーいスタート(棒
カウルはずし
い つ も ど お り
無残にもカウルを剥がされたNinja君。
フロントフォークはトップブリッジで2点とハンドルで2点。
その下にあるステアリングステムナットが一番ホールド力が高く1点。
さらにフレームの下部で2点で止まっている。(写真は下)
それぞれが冗長構成になっており、すべて緩めるとフレームが自重で落ちフロントフォークは突き出してくるというわけだ。
ちなみにこの作業ではフロントを浮かせるためにジャッキが必要だが、ショートの受けだと距離が足りないのでロングの足が必要になるので注意。
僕はこれを買いました。これだとロングアダプターがついてくる。
ジャッキで受け止めれる用意ができたらトップブリッジ→ハンドル→さらに下部へと仮締め状態にしていく。
完全に外すとスコーンと下に落ちてJAF案件になるので絶対にやるなよ!
ちなみにサービスマニュアルにはフロントフォークの突き出し作業要綱は書いてない。
マニュアルを順に読むとトップブリッジの取り外しから案内されるが、この作業では必要ない。
まずはトップブリッジ(画面左)とその下のハンドル。
トップブリッジの裏にさらにハンドルを止めるネジがついている。
さらに最後にフロントフォーク中央にあるアンダーブリッジを緩めればフロントはおのずと下がってくるぞ。
同じ写真の使いまわして申し訳ないが、本来こ↑こ↓はフロントフォークは突き抜けていない。
つまりこの写真は突き出し後の写真ということだな!(ガバ撮影
ちなみにこの写真で1.0㎝です。結構1センチって大きいよね(意味深
尚ここまで2時間かかりました。
成れていれば1時間かからなそうでう(謎の自信
うーん暗くなってきたぞ。
ハンドル交換
ハンドル交換はネットで簡単にできるって聞いた!僕はインターネットに詳しいんだ。
ということで続行。僕はこのあとスパーダの整備もしたいんだい!
が
容 赦 な い ト ル ク(5.4N)
お ま た せ
ステアリングステムヘッドナット
君、固すぎない?
CRCProを塗りたくってもハンマーでなんど殴ってもダメ。
うーん、僕は明日に回すぞ!時間がきっと解決してくれる!
翌日
やっぱり硬いままでした★
単純にszkが筋力Eのパワプロなら即スタメン落ちの雑魚なのは間違いないが、32系の5.4トルクってこんなにやべーのか。
ちなみにこのヘッドナットはまずレンチなどで取り外そうとしてはいけない。
確実になめるからだ。
ここは頭脳派まぞくであるszkは頭を使って外すぞ。
まず5-56DXを塗りたくりハンマーでたたいていく。
そしてチャレンジ、がっ、ダメ
これを繰り返し行うことでいずれは外れるはず。
最初は32径のソケットを用意してチャレンジしていたが、もう無理ポになったのでさらに32のメガネレンチを用意した。
あわせて5千円になります。(白目
だが、外れない。
3時間かかっても抜けないんだが、ナニコレ
ぼく整備の自信なくなっちゃうよぉ。ふえぇ
ということで、たまたま近く(新宿)に来ていた会社の後輩を召喚。
前回のローダウンの時も協力してもらったから今回もゴリラパワーに期待するぞ。
今回もレブルに乗ってきてくれた。助かるー。
そして外れるアッパーブラケット。いやー、助かる。(筋力E
アッパーブラケットを外すとその下にハンドルが出てくる。
尚、この作業の時はフロントフォークとフレームの支えが一時的に9点中3点に減少する。
事故防止の為にジャッキでフロントは予め挙げておくか下がってこないようにしておこう。
リアタイヤを上げておくとタイヤが空転せずにフレームの下がりを防止できるかもしれない。
ぼくは斜めだと作業しづらいのでリア上げます。
ハンドルは以下を取り外す。
右ハンドル
・マスターシリンダー
・右グリップ
・右スイッチケース
・右バーエンドとハンドルシャフト
左ハンドル
・クラッチレバー
・左グリップ
・左スイッチケース
・左バーエンドとハンドルシャフト
この時大量のネジが出るので無くさないようにしよう。
尚、左のハンドルについてはグリップに大量のグリップ接着剤が塗りたくられている。
こいつを取るにはCRCかパーツクリーナーが良いので、バーエンドを外した後にグリップとハンドルの隙間に入れていく。
奥の方は先に左のスイッチケースを外して反対側から攻めるといいぞ。
オラ、マイナスドライバの2本差しじゃ!
右のハンドルはスロットルなので取り外しが超余裕。
バーエンドを外し、右のスイッチケースを外せばすぽっと抜けてくれる。
唯、今回はハンドルが曲がっているので歪み分力が必要だ。
スロットルにはスロットルを回すためのスロットルワイヤーが止まっている。
「引くため」のワイヤーと「戻すための」ワイヤーがそれぞれ泰子で止まっているので、取り外したときの状態はメモしておくとよい。
マニュアルを持っている人はそちらを見ればOK。
最後にハンドルバーをフォークからすっぽ抜けば完了!お疲れ様でした!(ここまで4時間
交換前と後のハンドル。交換前のものは見事に曲がってしまっている。
どうにかして曲がるのを防げないものか・・・
戻しは逆順で行える。
ハンドルとトップブリッジ。
ステアリングヘッドナットは規定トルクがあるためしっかり守ること。
また、トップブリッジを戻す際は、ジャッキアップしないとフレームが落ちることでまっすぐ入らない状況に陥る。
ちゃんとフロントをジャッキが挙げてから戻す事。
ハンドル交換完了!
ちなみにこの日はスパーダのキャブOHを予定していたのだがすでに17時!
作業が遅いな!
今日はこの前付けそびれたキャリーだけつけておしまいにしよう。そうしよう。
それじゃ僕はおなかがすいたので、おうちかえってパスタ茹でるから
キャリーの装着記事はまた次回!解散!
ステアリングステムヘッドナットはずすために使った。普通よりも強い5-56.
ステアリングステムヘッドナットを外すために使った。
差し込み角9.5のラチェットハンドルの人は右のアダプタも必要。
今回はこいつだと外れなかったので↓を使った。
ステアリングステムヘッドナットを外すために使った。
こいつが一番強いです。
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