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ゲーム

【FF14】パッチ5.3のストーリーまとめと感想、今後のストーリー考察

こんにちは、闇の戦士 szkです。

FF14完!!!!!と言えてしまうようなストーリー。
もう言語化するのが大変でしたが、なんとか記載できました。
まずはいつも通り前回のパッチのおさらいから。

この記事はFinalfantasyXIV(FF14)のパッチ5.3、及びパッチ5.0より続く「漆黒のヴィランズ」全編。
そしてFF14の設定根幹に関わるネタバレを含みます。

閲覧の際は当ストーリーを一度プレイを完了した後の一読を強く推奨します。

 

 

 

 

パッチ5.2のおさらい

より詳しいストーリーはこちら

第一世界、そこでは闇の戦士もとい、暁の一行が原初世界へと帰還するための準備が着々と執り行われていた。
最終的な帰還方法、それはムーンブリダが作成しウリエンジェが伝えた「白聖石」を元にし
水晶公のアラグの術式を用い、さらにベーク=ラグの魂の不活性化の術を巧みに利用した魔具。「ソウルサイフォン」を用いること。

 

ソウルサイフォンに記憶と魂をエーテル化し、”闇の戦士”(主人公)の持ち物として原初世界に帰還する。という方法を持ってすれば元の世界へ記憶を引き継ぎ帰還できるというものだった。
しかし、アラグの術式を用いた方法は実装が難しくまだ水晶公による準備が進んでいる最中であった。

そんな中、”第一世界でやり残したこと”を無くすべく第一世界の光の戦士ことアルバートをはじめとする英雄の「本当の物語」を伝達すべく暁の面々は動き出す。
しかし、そこに現れたのはなんと「アルバート」本人であった。

アルバートは生きている、自身の魂の中で。
漆黒の深海、この世界に対する反逆者(ヴィランズ)を決着すべく戦った”ハーデス”。
彼との決戦において”決め手”伴ったのが彼アルバートの魂だった。
それを確実に知っている闇の戦士、そして暁は彼の正体に一早く気が付くのだった。

―エリディブス―

アシエンに残された最後の「オリジナル」。
調停者と呼ばれた彼はアルバートの体を使い、ノルヴランドの全国に出没。
かの「流星雨」の幻影を再現し、ノルヴランドの民の超える力を目覚めさせるのであった。
流星雨を見ると人は超える力に目覚める。ヤシュトラの唱えた仮説ではあったが、それが目の前で実証された瞬間でもあった。

第一世界の民はアルバートの声を聴き、そしてハイデリンの声を聴く。
もちろん光の戦士を目指す者も現れ始めた。

目的が分からないエリディブス。
彼の言動を探るべく、暁は対話を試みるも失敗。
そこで「真なる世界」の時代を探るべく暁と闇の戦士はテンペストの遺構を目指す。
そこで見たのはかつて「真なる世界」の時代。”ヴェーネス”の名乗るものがハイデリンを召喚した過去だった。

「かつて君たちがそうしたように、闇の戦士は光の戦士に討ち果たされる」
そう唱えるエリディブスの目的は。
今漆黒の最終決戦の幕が開かんとしていた・・・

パッチ5.3のストーリー

※パッチ5.3の大まかなストーリーを記載します。
 各セリフは文字数及び編集の都合上割愛、編集されている箇所があります。
 実際にプレイを行った上で閲覧ください。

・・・

エリディブスの目的が分からないまま、第一世界では少しばかりの時が経った。
闇の戦士(主人公)は、クリスタリウムの博物陳列館で”光の戦士”の話を聞くことになる。

その話によれば第一世界において「光の戦士」というワードはその歴史上幾度となく登場するという。
初代国王トルスウィル、フッブート王国のロッドフォートとソーラード。
ロンカの大魔導士チュナをはじめ多くの英雄がこの世界の混沌を打ち破り、英雄と呼ばれた。
そして、その積み重ねから「光の戦士」というワードは「英雄」を指し示す言葉へと変化してきたという。

といっても、光の氾濫以後この100年はアルバートたちが忌避されていたため本来の用途では使われなかったらしい。

アルフィノはこの現象に対して1つの推測を立てる。
人はハイデリンの声を聴き光の戦士と名乗りを上げる。
そして彼らが世の混沌を討ち果たし英雄と呼ばれる。その積み重ねが鏡像世界においても発生しているとしたら、これは紛れもない偶然ではない。と。

・・・

そういった話をしている中、クリスタリウムの子。ミステル族のリキ・ティオは「ひかりのせんし」というワードに反応する。
どうやら彼女もまたこの状況において”光の戦士”を目指す一人のようだ。
彼女はかつて自身を救った「くすり師」を目指し、その力によって光の戦士たる人物になりたいという。
アルフィノとアリゼー。そして闇の戦士は彼女の第一歩を手助けした。
そんな中アルフィノは気が付く、「きっかけはエリディブスだったかもしれない。しかしこの世界を良くしたい、救いたいという気持ちはみんな同じなのだ」と。

その後、アリゼーと共にクリスタリウムの子供たちに狩りの手ほどきを行った。
アリゼーの体調に不信が見られたが、彼女は「大丈夫」だという。
一時の休息を得た闇の戦士(主人公)だったが、エリディブスのことが気になる。
こんな時、”彼”だったらどこに行っただろう・・・
そう考えクリスタリウムの展望台へと足を延ばしたのだった

・・・

そこには”彼”がいた。
厳密には”彼の皮を着たアシエンエリディヴス”であったが。

「私は・・・何故・・・ここに・・・?君が呼んだのか・・・?」

何やら挙動がはっきりとしないアシエンエリディヴス。
その隙の因果か彼の過去が流れてきた。

「おめでとう、お前を十四人委員会の一員として迎えよう。」
「ときに我らと同となり、時に我らに異を唱え、人と星が正しく進むよう、尽力してほしい。」
「調停者の座・・・エリディヴス。そらが今より、お前のしるべとなる名だよ」

十四人委員会の議長はそう語り掛ける、これはエリディヴスの記憶だろうか。
過去を視たことを察したエリディブスだったが「大した記憶ではない」と切り捨てた。

そしてこう続ける

「君とやっていることは同じだよ”闇の戦士”殿。君が技を磨き、装備を整え、強敵たちを屠ってきたように己にできる最前を尽くし、道を阻むものを排除する。」

「君を最悪の敵と認めよう、ゆえに君を殺し、魂ごと消し去ることだけ考えているよ。」

エリディブスからすれば真っ当なことだ。
何せ自らの唯一の仲間であるラハブレア、そしてエメトセルクを屠ったのは紛れもない自分なのだから。
これは事実上の正式な”宣戦布告”であった。

「そうだ、一つだけ聞いておこう」

エリディブスは闇の戦士へ質問をかける。

「エメトセルクはかの決戦の直前、君を誰かと見間違えていた。思い当たることはあるか。」

思い当たる節は無いわけではない。かつてテンペストで出会った”真なる人 ヒュトロダエウス”
明らかにエメトセルクが作った幻影の中で異色を放つ彼が唱えた言葉。「懐かしく、新しい君」。
しかし、エリディブスはこの言葉に何か感じることは無かったようだった。

「私にとっての旧知ではなかったか、あるいは欠けたのか‥‥」

意味深な言葉を唱えた直後、ここに割り込む者が現れる。
水晶公であった。続けて水晶公はこう唱える。

「もし、その人を揺さぶろうとしているのならば、退散していただこう」

それに対しエリディブスは即座に行動へ移った。
かつて自分を乗っ取ろうとした術、それを水晶公へ使用するのだった。

しかし、どうやらそれも不発であったらしい。

「光の加護は受けていない…が、魂が濃い…。こうなると、ただびとでも追い出せないか、難儀なことだ」

そうつぶやくと彼はエーテルの流れへと消えていくのだった。

思わぬ出来事であったが、窮地は脱したようだった。
しかし、水晶公の体の変化に気が付く。
彼の腕の水晶化が明らかに進行しているのだ。
水晶公は察したように語る。

「これは私自身が前に進んでいる証拠でもあるのだから。かつて自身を送り出してくれた人たちが語った英雄の物語、そこにあるロマンや憧れ。彼らは計画が成功したらそれが希望になると言った。そんな彼らがどこまで強がりで、どこまで本気だったのかは分からない。しかし、いよいよここまで歩んできていよいよあなた方を送り出そうとするこの今、やっとそれを認められそうなのだ」

そしてこうも続ける

「やり遂げた先には、確かに希望が生まれる。だからどうか私にも少しの無茶を許してほしい、そして、水晶公がやるべきことを全て終えられたら、あなたに話したいことがあるんだ。」

と。

・・・

水晶公の思いを聞いたところでリーンが駆け寄る。
なんと、サンクレッドが倒れたという。

病室へと運ばれたサンクレッドは意識が戻った後であった。
しかし、これには先のアリゼーの挙動にも心覚えがある。
そう、いよいよ原初世界の肉体と第一世界の魂のリンクが切れかかっているのだった。

原初世界の肉体の様子を見る為闇の戦士は一路レヴナンツトールの石の家へと向かった。

石の家ではタタルとクルルが暁の面々の肉体を保持すべく必死に処置を行っていた。
やはり、同じタイミングで肉体にも変化が起こっていたらしい。
どうやら時は一刻を争うようだ。
帰路、タタルは暁の面々が懐かしいと思える物品として「賢人パン」を土産に持たせてくれた。
どうやらイシュガルド復興に参加していたら調理師のレベルが上がってしまったらしい。
タタルもまた、自身のできることで皆を救いたいと望んでいるのであった。

第一世界へ戻った闇の戦士は、賢人パンを渡す。
どうやらシャーレアンにおいてもこのパンの味は一悶着あるようだ。
しかしながら、彼らの話ぶりから見るにこの土産は大正解だったろう。

暁の面々はこの集まったタイミングで対エリディヴスの作戦会議を行った。
彼の目的は何なのか。
どう決着をつけるのか。

サンクレッドによると、どうやら各地に黒仮面のアシエンが暗躍しているらしい。
しかしながら情報が足りない。
闇の戦士は一人テンペストの奥地で調査を行うヤシュトラとの合流を目指すべく深海の奥地へと足を運ぶのであった。

・・・

アニドラスアナムネーシス。
深海の奥に眠る「真なる世界」の遺物。
たどり着いた闇の戦士が見たのは床に倒れるヤシュトラの姿だった。
彼女もまたリンクが切れかかっていたのだった。

そしてこのタイミングで現れるエリディヴス。
ヤシュトラの身柄を浚い、エーテルの流れに乗って消えていく。

「何を調べていたのか分からないが、我々の時代を知ろうとすることは無駄なこと。」
「ここでこの女は殺しはしない、エーテルの流れに乗ってこい、そして君の力を見せてくれ。さすればこの女は返してやろう」と

エーテルの流れの先、そこはアーモロートだった。
エリディブスは「課題は簡単だ。カピトル議事堂を目指せ。そこで彼女を返還しよう」と言うではないか。

従う他無さそうであったが、エリディブスはアーモロートの魔物を”英雄の知人”へと変化させ戦うよう示してきたのだった。
原初世界の英雄の冒険譚をなぞる”気味の悪い課題”が始まった。

~コンテンツイベントバトルを攻略します。~

カピトル議事堂に待ち構えていたのはエリディヴス本人であった。
戦いの果てに闇の戦士(主人公)はエリディヴスを打開する。

そこに束縛を自ら脱出したヤシュトラが乱入した。
そして、どうやら”かの時代を知ろうとした”ことは無駄ではなかったらしい。
ヤシュトラはエリディヴスに対しこう質問するのであった。

「エリディブス、あなたは…あなた自身が蛮神なのでしょう?」

・・・

アニドラスアナムネーシスにあったイデア。
その記録には”エリディヴス自身がゾディアークの召喚の際に核として身をささげた”とあったのだった。
では、なぜエリディヴスは今分離したのか、それは今は知る由もないが仮に核となった人物なのであれば蛮神として”願い”の影響をかなり受けるはずである。
そして、かの終末では誰もがこう願っただろう。

「世界を救いたい」と…

しかし、この理論であればゾディアークは、そしてその核となったエリディブスは
「世界を救いたい」という願いが強ければ強いほどその力を強めることになる。
エリディブスはここにきて光の戦士を増やした理由はこれだった。

応えるようにエリディブスは口を開く

「…そうだ、私はそういうもので…だからこそ、英雄を利用してきた」

あるときは手を取り、またあるときは敵対者として成長を促す。
またあるときは本人に「なって」世界を先導することすらしたらしい。
それはエリディヴス自身が力をつける為であり、同時に同胞であるアシエン達の舞台づくりにも使われた。

そう、エメトセルクが混沌の舞台として用意した「アラグ帝国」や「ガルマール帝国」と同様に
「光の戦士」すらもアシエンによって作られたものだったのだ。

しかしヤシュトラはこう返す

「人の不確かさ…思いは変わり、記憶は欠けねじ曲がっていく、だからこそ託す道は無いと私たちをあなたたちは拒んだ。」

「けれど、あなた自身は果たして完璧なのかしら?大事なものを、きちんと覚えていて?」

エリディブスは一瞬うろたえつつも「エリディブスという座自身が私である証明であり役割であり存在価値、己が変質し、何かが欠け落ちたとしても問題ではない」と切り返し消えていった。
しかし、その姿はどこか儚く、寂しげで、どこか欠けたように見えた。

・・・

ヤシュトラはアニドラスアナムネーシスに資料を起きてきたという。
彼女の帰りを待つ中、目線に何かが入った。

ソウルクリスタル…に似た何かであったが星座が刻まれたそれからは何やら記憶が流れ込んでくる。

「から・・・しく・・・」

その先に、さらに先にもクリスタルは落ちている。
闇の戦士(主人公)はそれを拾い集めることにした。

どのクリスタルからも記憶が流れ込んできた。
それは、ハイデリンとゾディアークがかつて争う前の”真なる世界”時代のもののようであった。

12個のクリスタルを拾い集めたあと、13個目のクリスタルを拾う。
その記憶はどこか、聞き覚えのあるもので、”終末後”の記憶であった。

ふと声をかけられる。

「やぁやぁ、また会えたね。懐かしく、新しいキミ」

アーモロートの街角、クリスタルを拾い集めた先に立つのは真なる世界の人。ヒュトロダエウスの幻影その人だった。

ヒュトロダエウスはわざとらしく「星を集めてくれたね、ありがとう」と言いさらに続ける。

天に輝くそれらは、無限の巡りの象徴にして地上に生きる命の指標…
このクリスタルはかつての十四人委員会の座を示す印、つまるところアシエンのオリジナル達の記憶なのだという。

「せっかくだし、キミにあげるよ。持ち主だったエメトセルクは、もう使うことができないしね」

「で、最近はどうだい?どうせ、エリディブスと喧嘩をしているんだろう?」

世間知らずなのか、真なる世界の人特有のおおらかさなのか、どうにもヒュトロダエウスの言葉は柔らかい。
幻影として体現している彼はそんな事情は関係ないのかもしれない。

ヒュトロダエウスは続けて「戦いの展望については語らないが、キミには生きていてほしいかな。」
と続けた。

「せっかく「覚えてる」ってエメトセルクと約束したのに、すぐこっちにきてしまっては、台無しだろう?」

この思想がエメトセルクの思想なのか、はたまたヒュトロダエウスのモノなのかは定かではないが、かつて思想を同じくして道を分かつしかなかった仇敵エメトセルク。
彼が最後に”語り掛けた”「ならば覚えていろ」という言葉。
それを思い出すにとうてい負けられない戦いであることは間違いではなかった。

こんな多くの記憶を背負った自身。それと比較したエリディブス。
しかし、ヒュトロダエウスは言葉を重ねる。

「彼をつまらないことにこだわり続けるちっぽけな存在と思うかもしれないけど、彼がそうにもなって立ち続けているのには何か理由があったはずなんだ。たとえ本人すら思い出せなくなっていてもね。」

「さて、零れ落ちてはぐれた星も、キミならまた繋げられるかな?」

そう言うとヒュトロダエウスは一つのクリスタルを取り出す。

ゾディアーク召喚前に十四人委員会から抜けた人物。
その座は依頼ずっと空席であり、さらに記憶のクリスタルも存在しなかった。

しかし、「誰か」がそのクリスタルを作り、持っていたらしい。
そして、目の前で輝く黄道色のクリスタルこそがその「座」を示す最後の記憶のクリスタルと語った。

「”誰かさん”がこうしてひっそり封じ込めていたのさ。忘れられた、その座の名前と…たったひとつ、されどひとつで就いていた人物を物語れる、あの人自身が生み出した術を。」

十四の座。その役割は世界中の今を知り、解決すべき問題があれば拾い集めるというものであったという。
故に「彼女」は旅をして、実に多くの人と出会った。

そんな彼女は委員会へ問題を持ち帰ることをせず、その場で仲間を召喚し解決してしまっていたという。
そして、このクリスタルには「しかるべき星を呼び寄せる術」が眠っているという。

「キミが大きな困難を前にして強く願ったならば、きっと答えてくれるだろう」

最後にヒュトロダエウスは”目の前の自身”か、はたまた”自身の知る人”か、しかし確かに”誰かに”対ししっかりと確認を取るようにこう唱え去っていった。

「じゃぁ、確かに”返した”からね」

・・・

ヤシュトラと合流した闇の戦士(主人公)は暁の面々と合流すべくユールモアへと向かう。

合流し情報交換を行う面々だったが、突如ユールモアの空が急変した。
そう、流星雨の幻影だった。
クリスタリウムに続き、各地で発生していた幻影はユールモアすら飲み込まんとしていたのだった。

そして同時に光を帯びた剣士が暁を襲った。

突如として現れた剣士もそうだが、一行にはさらに驚くべきことがあった。
この剣士を召喚した術式は紛れもなく水晶公がかつてハーデスと対峙した際に利用した「稀なる強者たちを呼び寄せる召喚術」そのものだったのである。

クリスタリウムで何かが起こっている。
幸いにもチャイ・ヌズがユールモアで最も早い飛空艇を貸し出してくれるという。
何ならば飛空艇の中で作戦会議をすれば、対応も早くできる、と。
仮元首でありながらも判断、決断力に関しては本物のそれを凌駕するチャイ・ヌズの言葉に乗り暁は飛空艇に乗り込んだ。

暁の一行はクリスタリウムへと向かう。

~インスタンスダンジョン 漆黒決戦ノルヴランドを攻略します~

・・・

今までの旅路で出会った人々の協力もあってレイクランドまで到達した闇の戦士(主人公)は道に倒れる水晶公とベーク=ラグを見つける。
どうやら召喚術を行使していたのは水晶公その人ではなかったようだ。
しかし、水晶公に流れる血を用いたソウルサイフォンをエリディブスに奪われてしまったという。
どうやらこれにより、エリディブスはクリスタルタワーの全権限を取得。
召喚術もこれによるものだという。
そんな中で塔内部へとベーク=ラグが閉じ込めたことが功をなし、他のソウルサイフォンは死守できたらしい。

エリディブスはあまねく世界、時空、時間を超えた光の戦士の意思を召喚し対抗してくる。
このままではクリスタルタワーの生ける端末として機能する水晶公自身も危うい。

水晶公と彼が憧れた「原初世界の光の戦士」。
かつて原初世界で共に登れなかったシルクスの塔の頂上で待つ最大の敵との最後の戦いが今幕を開けようとしていた。

・・・

塔の頂上にはアルバートの姿を借りたエリディブスが待ち構えていた。

エリディブスとの初めての出会いは砂の家、かつては敵対意思の無いようにふるまっていた。
しかし、それは霊災後の不安定な時期に闇へ振り切る恐れがあった原初世界をどうにか”調停”しようとせんとするエリディブスの考えだった。
そのために彼は「光の戦士」を利用しようとした。
だが、結果としてそれはラハブレアの、エメトセルクを失うこととなった。

それでも、いやむしろだからこそ。彼はエリディヴスはここであきらめるわけには行かなかった。
最後のオリジナル、最後の真なる人。
その思いか、意地か彼にとって”絶対に負けられない”思いによって彼はここに立っていた。
そう、かつて「光の戦士達がそうしたように」

しかし、それに対し闇の戦士は冷たく言い放つのだった。

「お前の調停すべき十四人委員会はもう居ず、戻ることは無い、だからお前はもう戦えない。」

「ここで終わりにしよう」

「いいや、まだ・・・終わりになど、するものか・・・ッ!」

エリディブスの強い思いに呼応するように、数多の世界の光の戦士の念は集まり一つとなった。
エリディブスは第一世界の光の戦士の始祖の姿と変化していく。

一方で闇の戦士はクリスタルに願う、それに対してクリスタルが反応する。

―命の限り歩み、地上の星々を紡がんとした親愛なる者の記憶をここに―

―お前が手操れば 運命は集うだろう たとえ今は天地に隔たれ 心隔たれようとも―

―第十四の座 ──── その名を アゼム―

ハイデリンの加護でもない、水晶公の術式でもない。
それは紛れもなく「彼女(彼)」の力であった。
稀なる強者を呼び寄せた闇の戦士。そして、自らが「なって」でもここを勝たねばならぬ光の戦士。

流星雨の幻影降り注ぐ中、光と闇の世界をかけた最後の決戦が始まろうとしていた。

~ウォーリアオブライト討滅戦を攻略します~

・・・

ウォーリアオブライトことエリディブスには策があった。
彼の「アセンダント」と「アブソリュートテレポ」によってアシエンが縛られた冥界へと彼の者を送り付けるのだ。
しかし、闇の戦士の持つアゼムのクリスタルに封じられた「しかるべし星を呼び寄せる術」は
まさしく、この状況を打破する「然るべく星を呼び寄せた」のだった。

何処から見ても「彼女(彼)」とはっきりわかる魂の色を元に「星」は再び闇の戦士をこの世界へと呼び戻した。

結果、限界を超えた先に立っていたのは闇の戦士であった。

アシエンを狩るには巨大なエーテルと白聖石が必要である。
膝をついたエリディブスに止めを刺したのは水晶公その人だった。
かねてより存在すると示唆していた「切り札」を今こそ使うときが来たのだ。

「アラグの時代、こいつは天より注ぐ力を受けるために作られた!いうならば…特大の白聖石だ!」

「我が民の心、そして英雄たちの心を利用してお前が得た力・・・その魂ごとまとめて、いただくぞ!」

闇の戦士(主人公)、そして水晶公の二人の力に当てられたエリディヴスはその魂をクリスタルタワーへと吸収された。

残った思念はアーロモートで見つけたクリスタルという名の「記憶」を見て思いだす。

「ゾディアークになれば皆を救えると思って…、けどなった後にも仲間の嘆きが聞こえたんだ、だったらエリディブスが手助けしに行かないと、そう思ってゾディアークから零れ落ちたんだ」

「そう、私は好きだったんだ…彼らのことが…彼の幸せそうな笑顔を、けど私が最後に残ったって…仕方ないじゃないか…」

彼の最後の言葉で決戦は締められた。
この日が、すべてのアシエンオリジナルが消滅し、人類の新たな歴史が誰知らず始まる1日となった。

・・・

戦いは終わった。
クリスタルの力を行使されすぎた水晶公の体はすでに限界そのものであった。
しかし、その中で水晶公は”水晶公としてやるべきことを全てやり終えた”後に話したいことを語る。

「あんたと、旅がしたい 次の冒険には、きっとオレを連れてってくれ」

その口調は原初世界で知るグラハ・ティアその人のものであった。
語るも遅し、それでも闇の戦士はその約束をした。

ソウルサイフォン、プロトタイプとして作った一つに水晶公の、いやグラハ・ティアの記憶と魂が眠っている。
これを頼りに原初世界の彼を起こすのだ。
それでも第一世界の水晶公は最後まで「水晶公あらん」とした。

「個の記憶と魂は、あなたと共に彼方へ。されどこの身は、この場所に・・・胸を張って立ち続けよう」

自身が救いつつも、自身を救ってくれたこの第一世界のクリスタリウムの民に対し、彼は最後まで水晶公として生き続けた。
これから先の「彼」は水晶公ではないのだろう。
事実、「水晶公が生きている」ためか、術式の効力は切れず、ソウルサイフォンによる帰還が予定通り執り行われた。

闇の戦士自身にとってはこれからも来る土地であるが、暁の面々からすればこれは別れを意味するものであった。
アムアレーン、イルメグ、ラクティカ、ユールモア・・・
第一世界の各地を巡り、別れの挨拶を済ませ来る帰還の日となった。

第一世界で共に戦ったリーンもここで別れる一人であった。
彼女は暁に、そして自分をユールモアから奪還し、ミンフィリアとして、そしてリーンとして守ってくれたサンクレッドに別れの言葉を述べるのだった。

気が付けばクリスタリウムの民が集まっていた。

闇の戦士として世界を光から救った英雄たちに一言別れの挨拶をしにきたのだった。

多くの人に背中を押され、暁と闇の戦士はシルクスの塔へ、そして、原初世界へと帰還するのであった。。。

こうして暁の、原初世界で「光の戦士」と呼ばれ、第一世界で「闇の戦士」と呼ばれた英雄の長い戦いはここで一つの幕を閉じるのだった

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

数日後・・・

原初世界、レヴナンツトール。
暁の拠点である石の家があるこの地に暁の姿があった。

装備を新たに新調したサンクレッド、ヤシュトラとウリエンジェ。
どうやらフェオが夢の中でタタルへ何か口利きをしたらしい。
その甲斐あってか装備は完璧な仕上がりであった。

その姿を見て怪訝そうな顔をするのはアリゼー。
どうやら自身の服が今まで通りであることが気に入らないらしい。
つかの間かもしれない、されど原初世界での日常が再び戻ってきた。

アリゼーを諭すようにアルフィノが唱える。

「まぁ、いいじゃないか。特に今回は、私たちよりも先に装備を新調すべき御仁が他にもいたのだから…」

彼の後ろから足音が聞こえた。かの英雄と、クルル。そしてもう一つ…

原初世界へ帰還したあの日。
英雄は暁の面々の目を覚ました後、すぐさま石の家を後にした。
クリスタルタワーシルクスの塔。

ここで眠る、水晶公ではない彼を起こすために英雄はその地へとすぐさま赴いたのだった…

そして、あれから数日たった今、彼は…
かつてクリスタルタワーを共に冒険し、第一世界を救った彼は新たな装備に身を包みレヴナンツトールの地に立つ。
自分が100年の時を超え思い、憧れたこの英雄の前に・・・

― もう、遥か昔になった、子供のころ
唄に、本に謳われる 英雄が好きだった・・・

「して…いかがですか?先日の提案への、ご回答は…。」

そう問うのは暁のウリエンジェだ。

続けて英雄が彼の名を呼ぶ。

グ・ラハ・ティア ・・・!

―しかし・・・ある日思いもよらず目の前で瞬いたのだ―

それに応えるようと、しかし気恥ずかしそうに彼は答えるのだった。

「今日から”暁の血盟”に加えてもらう、グ・ラハ・ティアだ・・・!

・・・こっちでも、よろしくな!」

・・・・

一方、ガルマール帝国

積み重なった死体の山、玉座に座るはゼノスその人だった。
体を取り戻し、半ば不滅なる者と同等の力を得た彼は次の”狩り”を今か今かと待ちわびているのだった。

そこに胡散臭そうな白いフードの人が一人…
ペラペラと話せばいくらでも言葉が出てきそうな彼はかつて蛮神ツクヨミを光の戦士が討伐した際に共に倒れた元帝国民衆派の男、アサヒ・ブルトゥスだった。

「ま、お気になさらないでください”俺”はあくまでただの器・・・閣下と組むのはこの私”ファダニエル”なのですから!」

しかし、自らを「ファダニエル」と名乗った彼はさらに続ける

「しかし、はて、これほど勝手に暴れていてもいまだにお咎め無しとは、エリディブスったら消されちゃいました・・・?」

「ついに!?オリジナルがもこれで全滅・・・!?いやぁ!結構!カビの生えた使命やら記憶やらもう押し付けられない!!」

転生組のアシエンと思われる彼は最後にこう唱える

「それより”今”を生きるといたしましょう、ねぇ閣下・・・?そろそろ、あなた好みの狩場を「創る」と致しましょうか」

「好きにすればよい・・・さて、戻っていような友よ・・・冒険の土産話はその技で、戦いでたっぷり聞かせてもらうとしよう」

「然れば、まずは舞台の準備だ。お前と再び最高の一戦に興じるためならば・・・世界ひとつ踏み均してくれようぞ」

不敵な笑みを浮かべるゼノス、今再び原初世界は混乱に巻き込まれようとしていた。

英雄が足を踏み入れるのは

星と命を巡る物語の 最終章―

感想

というわけで、歴代パッチでもかなりのボリュームを含むパッチ5.3。
プレイ時間は6時間ほどでしょうか、重いってレベルじゃねーぞ!!

おかげで記事の文字数も大変なことになってます。この時点で11000文字ってなんだよ。
結構はしょったつもりでもこの文字数。やってなくてこの記事読んでる人はちゃんとプレイしてください。

ということで完走した完走(激ウマギャグ)ですが。まずFF14という物語の大きな戦いが一つ終わったような形に見えます。
考察でもたびたび書いてますが、FF14における最大の敵はおそらくゼノスなわけで結局のところ「アシエンすらもこちら側」になりうる可能性のある物語だったように思えました。

今回のパッチとにかくムービーシーンの出来と演出がよかったですよね。
最後のシーンのアリゼーのモーションとか、寄りのカメラとかやたら細かい演出が多かったように思えます。
ヒルディのスタッフが入った分ムービークオリティ上がったのか…?そうなのか…?
IDや討滅戦の演出もかなり気合が入っており、特に討滅戦の演出は思わず部屋で叫んでしまいました。これヤバいって!

SNSでは「泣いた」との声も高いストーリーでしたが、個人的には「熱い」の一言。
日本のアニメのような勢いのあるあるプロットに5.0でもあった今までの伏線をきれいに拾い上げていく様はプレイしてて気持ちがいいの一言。

仮に現実世界がハイデリンキックで14分割されてこれでFF14おしまい!となってもまぁ、許してやるか…くらいのスッキリな終わり方です。
逆にこれからどうするんだ?吉田?

ということで、以下は前回までの考察の答え合わせと新規考察です。

考察と答え合わせ

さて、今回のパッチまでに以下の記事で考察&予想を行っています。

エリディブスの目的とストーリーの予想の答え合わせ

さて、前回の記事でエリディブスに関しては以下の予想と考察を行っていました。

・エリディヴスが14人いる(ハイデリンキックで分割されてる)
・実はエリディヴスじゃなくてヴェーネス(FF12オマージュ)

エリディヴスが14人いるに関しては、30%正解というかなんというか。
エリディヴスは「完全な状態ではなかった」というのが実際の状況でした。
しかし、ゾディアークの核はいいとしてまさか蛮神化からの”願い”で強化は流石にわからなかったぞ…
今までのアシエンが「裏から工作」だったのに対し、特に”調停者”である彼がまさか普通に殴ってくるとも思わなかった・・・

ストーリーとしてはてっきり「新たなる光の戦士を作って暁にぶつける」だと思ったんですけどね。
全く回りくどいことはせずに直接対決でした。むしろ、第一世界に遺恨が全く残らない結末だったのでうれしかったですね。

エリディヴスの心境についての感想と考察

今回のパッチで急に情緒不安定になったエリディブス。
「そもそも元々味方になったり敵になったりわけわかんなかったろ!」という方は上の5.2の考察を読んでいただければと。
5.3の討伐戦直前の台詞にもある通り、闇に傾いていた世界を調停すべくヒカセンを駒にしようとしたのが2.x時代。
それからウリエンジェに知恵を授けたり、ゼノスになって戦ったりと幾度と邂逅しているもののその目的は1点曇りなく「ゾディアークの復活と真なる世界の再現」になってます。

ただ、ここまで直接対決に躍起になっていたのは”体のせい”だったんじゃないかなと。
ゾディアークから崩れおち、自身の魂や記憶が欠落していたこともさることながら、ある種アルバートの体に引っ張られてたんじゃないかなと思ってます。

~メインストーリー5.0 ラクティカ大森林のエメトセルクのヒントトーク~
エメトセルク : ああ、そんなことか。
私たちアシエンは、いわば水……
肉体というのは、入れ替え可能な器にすぎない。
エメトセルク : そして、奪い取った肉体を、そのままの形で使う奴もいれば、
再創造して、己の好きに作り変える奴もいる……。
エメトセルク : 私は、仕事で変えざるを得ないタイミングがくるまでは、
極力同じ容姿を使い続けるようにしているからな。
この世界の「適当な誰か」を、使い慣れたソルに変えたわけだ。
エメトセルク : 対して、器にほとんど調整をほどこさなかったのが、
お前たちが殺したラハブレアだ。
エメトセルク : いやぁ……あれだけ姿かたちを変えると、
普通、自己ってものが崩れてくるものなんだがな……
よくやったもんだよ、あの爺さん。

エメトセルクがこう言っていたように、エリディブスはあるときは「光の戦士に”なって”」と発言していたことから体を変えていたこともあった様子。
最終的に意思の強かったアルバートの体を使ったことで、彼の「諦めない思想」のようなものに引っ張られてしまったのではと思ってます。
ウォーリアオブライトになった直後の「勝負!闇なる名で呼ばれしものよ!」や、「限界なんていくらだって超えてやる!」といったセリフは元のエリディブスからするとかなり熱い性格になっているように感じます。

あとは、ストーリーで語られているとおりそもそも彼自身責任感がある性格だったことも関連してそう。

ところで、エリディブスって他の「真なる人」と比較すると若干小さめに見えるんですよね。
十四人委員会としても最後に座についたような演出でしたし、ひょっとすると子供かそれに類する人物だったのでしょうか。
そうだったとすると、他の委員会メンバーの為にひたむきに座だけを導として1万年を超える時を動き続けた彼の心象には何かぐっとくるものがあります。

ちなみに上で「最後に座に就いたような演出」と書きましたが、その理由は以下の二つ。
1.ストーリー上で「おめでとう、お前を十四人委員会の一員として迎えよう。」と議長から言われていること
2.光の戦士のオリジナルの魂保持者と思われるアゼムに関するヒュトロダエウスの「懐かしく新しいキミ」のワードにピンと来てないこと。

2に関しては本人も言っているとおり「欠けた」可能性もありますが、アゼムがゾディアーク召喚前に脱退、その後に調停者の座にエリディブスが付いたとしたら…あれ、エリディヴス君もしかしてゾディアークになるために座に就いたとか?やめてよね、ますます悲しくなるから…

5.0とは立場が逆転

若干余談ですが、最後のヒカセンのエリディブスに対する台詞「お前はもう戦えない、戦う目的がない」はパッチ5.0でエメトセルクに言われた台詞でもあるんですよね。

5.0では闇としてエメトセルクがヒカセンに。
5.3では闇側に立ったヒカセンが光となったエリディブスに言い放つわけです。
5.0の時、エメトセルクにこれを言われたヒカセンは暁の面々や水晶公、さらにはアルバートの協力によって「ここで冒険は終わらない、終わらせない」と再び立ち上がりハーデスを打破したわけですがエリディブスにはこれが無かった。
ラハブレアもエメトセルクもいない、それどころかエメトセルクに至ってはヒカセン側に就いているのだからこれまた分が悪い。

エリディブスは5.0のラストで「光がかつて闇を打ち払ったように」と光を以てして闇の戦士を打ち払う文脈にこだわりを持っていましたが、
結局のところ、本質は闇でも光でもなく「先へ歩を進める意思と理由」だったようです。
なんだかますますエリディブスがみじめに見えて若干気まずいですね・・・

十四人委員会とアゼムの関係に関する考察

今回一番の見どころかつ謎を呼ぶ展開はここだったんじゃないかな、と。
FF14ではずっと星座に関する「座」の名を持つアシエン達、そしてゾディアークで13の座まではエオルゼア考古学者の中では予期されていたものの
その「14人目」というものに関してはずっと謎に包まれていました。

パッチ5.0のストーリーで「光の戦士が14人目なのでは…」という予想自体はされていたものの今回ようやくその全貌が見えた形です。

その名を「アゼム」

「ようやく出てきたな!」という感じ。
まずは前提として十四人委員会の役割というか、「座」について記載する必要があるかと思います。
まず、十四人委員会には「元ネタ」がある。

それはFF12に出てくる「闇の異形者」と「光の異形者」。
それぞれ12の座を持ち、FF14の十四人委員会と同じ星座に関与する銘を持っています。
FF12での座を元にしたFF14での対応と登場は以下の通り
Pixiv大百科「闇の異形者」の記事より参照

星座 闇の異形者 光の異形者 備考
牡羊座 魔人ベリアス 超越者アログリフ 第一世界の転生組
牡牛座 輪廻王カオス 懲悪の神官ミトロン 第一世界の転生組、アナイダアカデミアの冊子
双子座 死の天使ザルエラ 真理の天使エメトセルク ハーデス、オリジナル
蟹座 断罪の暴君ゼロムス 騎士聖斗パシュタロット 2.0ラストに一瞬登場
獅子座 統制者ハシュマリム 守護者ファダニエル 5.3で登場、転生組
乙女座 聖天使アルテマ(ウルテマ) 不在or不明 2.3で一瞬登場
天秤座 審判の霊樹エクスデス 仲裁者ハルマルト アナイダアカデミアの冊子にのみ登場。
蠍座 不浄王キュクレイン 尊厳王ナプリアレス 2.4で討伐。転生組
射手座 密告者シュミハザ 殉教者イゲオルム 2.0と2.3に一瞬登場。転生組
山羊座 憤怒の霊帝アドラメレク 慈愛の教皇デュダルフォン どちらか不明、ガイウスに狩られた可能性が高い
水瓶座 暗黒の雲ファムフリート 聖王妃エメロロアルス パッチ2.3で一瞬登場&エウレカに名前だけ出てくる
魚座 背徳の皇帝マティウス 深淵の司祭ラハブレア 2.0で対決。3.0で消滅。オリジナル。
へびつかい座 戒律王ゾディアーク エリディヴス、オリジナル。

オリジナルは色を変えて太字にしています。

FF12ではゾディアークの座となっていたへびつかい座には今回エリディヴスが。
”調停者”として「12星座どの座にも就かない」というのは納得できる位置づけかつ、すでに予想がされていた範囲でもあります。

ではアゼムは?というとアーゼマやアジムステップのアジムが太陽神であることからも、黄道12星座の中心点、太陽であると予想されます。
クリスタルに記載されているのも星座ではなく、どことなく惑星義号(Wikipedia)の太陽に近しい形に見えます。

以下はオタクの推測ですが、ヒュトロダエウスの言葉を真とするならこのアゼムのクリスタルを作っていたのはアシエンエメトセルク。
もといハーデスその人だったということになります。

漆黒秘話の4話でも語られる通り、ヒュトロダエウスとハーデス、そしてアゼムは旧知の仲であったように描写されています。
少し余談ですが、ハーデスは自らがエメトセルクの座に就いたことをヒュトロダエウスから「あの人(アゼム)に知らせたのかい?」と聞かれて
「・・・ハァ? なぜわざわざそんなことをする必要がある」
と答えてるんですよね、どうやら当時から彼にとっては表向き「厄介者」であったことは間違いなさそう。
さらにヒュトロダエウス曰く
「また、行方がわからなかくなってるなら、私が視てみようか?」
とも言っていることからもやはり放浪癖があったような・・・
というか、今改めて見るとアゼムさん十四人委員会の人事だったんですね。なんとなく仕事はしてなさそうですが…

さて、話を戻します。
彼(彼女)ことアゼムは世界を巡り、旅をして問題を見つけては「持ち帰る」のが役目だったそうですが、実際はその「術」を用いて現地で解決してしまっていたそうな。

と、なると委員会で座についてたハーデスことエメトセルクはおそらくアゼムに呼び出しを食らったことは無かったのではないかなと思っています。
けど、実際はハーデスもアゼムと問題を解決したかった。彼女の術で呼び出されたかったのではないかなとも思います。

そんな思いからか、アゼムのクリスタルをこっそり作り隠し持っていた。
そして、パッチ5.0のラストで奇しくもその彼女の魂を持つ「なりそこない」と戦い敗れた。

けど、そこでただ負けていないのがハーデスの奥ゆかしさというか狡猾さというか、なんというか。
アゼムの魂を持つヒカセンには「ならば覚えていろ」と吹き込み・・・
自身が消滅した後にエリディヴスが孤立することを予期してかせずか、ヒュトロダエウスの幻影にクリスタルを託し・・・
そのクリスタルはしっかりと1万年以上の時を経て”本人のもとへ渡り”、来るエリディブスとの戦いでは挙句これ↓です。

ちゃっかり自分がアゼムの呼び出しに応じちゃっているわけです。

事実、エリディブスのアセンダント&アブソリュートテレポで冥界に閉じ込められ、絶体絶命のピンチというタイミングで
第一世界へ8人分のヒカセンを魂の色をしっかり見極めたうえで指パッチン1つで再召喚できる人なんてそうそういないので、まさしく彼が「しかるべし星」として呼ばれたわけですね。
よかったねエメトセルク。

まぁ半分以上、オタクの妄想なんですけどね。

しかるべし星を呼び寄せる術について

これに関して少しだけ。
アゼムの使っていた召喚術(しかるべし星を呼び寄せる術)と水晶公の使っていた召喚術(第八西暦流召喚術)は違うものみたいですね。
ただ、エメトセルクは5.0のストーリー中に水晶公に対して召喚術の起源を聴いています。

おそらく「ピン」と来るものがあったのでしょう。
それがこのアゼムの術式だったんでしょうね。

この「しかるべし星を呼び寄せる術」が一体どこまでできる代物なのかは不明ですが、水晶公が膨大なエーテルと”第七西暦の英雄”という有り余る物語からターゲットを特定した上でヒカセンを召喚したのに対して省エネかつ絶大な効果、さらには「ターゲット指定をせずとも召喚されたものが状況に適応している」ものに感じます。
メタ的発言をすれば、今後来る宿敵と戦うとき”コンテンツファインダー”がこの術として扱いを受けるのでしょうね。

さすれば、上の台詞の後の「肉体を持ったまま召喚するなんてアシエンですら成しえてない」というのも本当だったのでしょう。
エメトセルクが水晶公の術式を求めたのも、もしかしたらかつての旧知の友を呼び寄せる為の一環だったのかもしれません。

ちなみに陣の形もかなり違ってます。

現実世界のホロスコープ(占星術)から見る十四人委員会

ちなみに余談ですが、エメトセルクこと双子座は現実世界の占星術において以下のような特徴と要素を孕むようです。

 

horoscope reading様より引用

双子座の占星術での特徴
〉順応性が高い。変わり身が早い。機転が良く利く。知識や情報の収集、伝達が上手。ものしり。
素早い。スピーディで、シャープで、実利主義者。

これを読むとエメトセルクの性格とかなり類似している。
流石アラグとガルマール帝国を作った男というべきか・・・なんというか負けても尚その道筋を用意しているのはちゃっかりしてます。
変わり身の早さもここから来てるんですかね。

さらに今回怒涛の登場を果たしたファダニエル君はしし座で以下の通り。

horoscope reading様より引用

〉 意志、王者、表現、劇化、奮い立つ。
〉自分が楽しんで、周囲の人も楽しませたい。表現が豊かで、演出上手。我が強い。自己主張が多い。

これも現状垣間見える彼の性格とかなりマッチするように見えます。
また、「王の星」と呼ばれていることからもゼノスとの関りが気になるところ。

これから見るとファダニエルは原初世界で何かを「演出」してくるのでしょうか。転生組と言いつつも中々厄介な相手になりそうです。

ファダニエルに関する考察

ところで、アサヒことファダニエルは誰が「座」に引き上げたのでしょうね。
5.0のエメトセルクの言葉によれば座に引き上げるのはオリジナルの役目だそうで。

まぁ、この後に「縁もゆかりもないものを座につけさせることも可能」とは言っているものの、オリジナルが座へ引き上げる必要があるというのは事実だそうで。
ただオリジナルは全員消滅してしまっている。

果たして誰が?

1.エメトセルクが原初世界から第一世界に渡る前に座につけた
2.ヴェーネス派(ハイデリン召喚者)が座につけさせる能力を持っている
3.ゼノス(超越者)が座につけさせる能力を持っている

1が一番シンプルだけど、エメトセルクがここでまた敵対する要素がくるのもアレだし
2は戦う理由が不明、3もゼノスがそこまでできるかというと謎めいてます。

あとは記憶のクリスタルからファダニエルのものだけ読み取れなかったのも不可解だし、まさか自分自身で座にあげたとか・・・?

うーん、次の謎はここらになりそうです。

水晶公はじめ登場人物の「役割」から見る漆黒のヴィランズ

アシエンばっか語るのもアレなので彼らについても語っておこうかなと。
まず5.3トレーラーでの予想で「水晶公、クリタワクエが必須になったし生き残るのでは?」とざっくり予想しましたがこれに関してはドンピシャ。
まさしく理想形で原初世界への帰還を果たしました。

5.0の時の感想でも書きましたが、やはり漆黒のヴィランズは最後まで5.3は「水晶公」「アルバート」「エメトセルク」という3人の男の”願望とその末”を、そして物語として「役割」というものを描いた話だったな、と改めて思いました。

以下は推測考察というよりただの感想なのですけど、結局のところ水晶公は5.1のあたりで水晶公として「終わり」を意識して動いていて、ストーリー的には最後までどっちにでも転べたのですけど結局グラハ・ティアは原初世界へ帰ってきた。
これはまごうことなく、5.3で水晶公がぽっと出のように「水晶公としてやるべきことを全て終えたら伝えたいことがあるんだ」と言ったわけではなく、しっかりとクリタワクエから始め5.0のコルシア島でも、そして5.1~5.3でも水晶公はグラハとしてヒカセンと冒険したいという気持ちが強かったんだと思います。
結果それが実り今回、水晶公としてはその役目を終えたかもしれませんがグラハとして新しい役割でスタートできた。

アルバートは「光の戦士」としての役割から「闇の戦士」へ、そして「反逆者」から「英雄」へと
自らの手の下さないところでその役割と転々としていました。
最終的にはヒカセンの背中を押す役割を果たし、アシエンとの戦いに勝利をもたらすカギとなった。

エメトセルクは上でも記載した通り、真なる人としてその役目を淡々と遂行し1万年以上戦ってきたわけですが
最終的には戦いを以てしてその役目を終え、ヒカセンを支える役割へと収まる。
(まぁ、その実エメトセルクはどこまでも「アゼムの役に立ちたい」という役割だったんじゃないかなとも思えますが・・・)

▲ちなみに5.0の途中、水晶公とエメトセルクの対峙シーンでこんなセリフを放っている。二人とも本当によかったね。

この3人と比較してエリディブスは最後まで自らの役割を「座」という形で固執してしまった。
結局、誰かとした約束も、座という看板だけになった「調停者」の立場に捕らわれその中身である「役割」を忘れてしまった。
そんな彼とさらに対比される人々がいます。第一世界の人たちです。

5.2では「光の戦士」というワードに踊らされているような演出が為された彼らですが、5.3では「くすり師として」光の戦士になりたいミコッテの女の子。
クリスタリウムの医者として役目を全うする人々、それでもやはり武勲を持って「光の戦士」となり、人を助ける道を選んだセイラ―等最終的には「自らの役目」を全うしている様子が描かれています。

さらにヤシュトラの「願いが多様化する中で貴方はしっかり貴方を保てていて?」(意訳)という言葉も、エリディヴスの虚を浮き彫りにするものと見えます。
ただ、最後にはエリディヴスも自分の役割基、本来の願望を思い出す。

「ゾディアークになれば皆を救えると思って…、けどなった後にも仲間の嘆きが聞こえたんだ、だったらエリディブスが手助けしに行かないと、そう思ってゾディアークから零れ落ちたんだ」

人はたくさんいて、だから争いもあって、それでも誰かは誰かの為に、誰かに与えられるだけでなく自らの役割を聴いて感じて考えて。
そして自らができることを全うして世界を形作っていく。
要素を分解して、かつ現実世界に落とし込むと中々説教臭いストーリーにも見えますが登場人物を通してこのようなキレイな形で「漆黒のヴィランズ」を完結させたのは流石スクエアエニックスと正直感動しました。
ちょっと私の読み方が斜め読みすぎる嫌いもありますが、素直に読んで最高のストーリーと演出だったと思っています。

と、大分逸れてきてしまいましたが、水晶公もアルバートも、エメトセルクもその形は変わったかもしれませんが、
最終的には自身の臨む(望む)形へと決したのだと思ってます。

・・・って、水晶公は暁でヒカセン独占する気満々だし、アルバートはむしろヒカセンだし、エメトセルクはドヤ顔指パッチンでヒカセン派閥じゃねーか!
その点オルシュファンは奥ゆかしいよなぁ!結局ヒカセンハーレムモノか!?そうなのか!?(台無し)

と、思いが重い(激ウマギャグ)結果、長文乱文となってしまいましたが、漆黒のヴィランズ完結編、パッチ5.3の感想と考察をここらへんで締めさせてもらいたいと思います。

ストーリーの予想は5.3のトレーラー出たらにします!