記事まとめ
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ほんへ
ということで四国と和歌山を巡っていくツーリング完了!
以下はリザルトです。
リザルト
全行程:2080㎞
給油回数:10回
平均燃費:約24.3㎞
さて、完走した感想です。
今回初の1000㎞以上のツーリングとなったわけだが、色々わかったこと。反省点があったので書いていくぞ。
VT250スパーダのロンツー性能について
まず、VT250スパーダはライトスポーツネイキッドだ。
つまるところ素体としての基本性能は決してツアラー向けではない、ということを先に行ってこう。
しかしszkのスパーダは過去の度重なるカスタムによってツアラー性能に振ってあったりする。
今回はこれら追加装備のレビューをさくっとしておこう。
・風防
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無いに越したことはないレベル。だが基本的な性能としてはお飾りだった。
日帰りツーリングの1時間程度の高速道路であれば、局所的にガン伏せすれば良いしこの風防性能でもいいのだけど流石に3h以上高速道路に乗るシチュエーションだとガン伏せし続けるのもつらくなってくる。
これについては拡張する風防などが欲しいなと思った。
横風についてはVT250ではもう無理無理カタツムリなので、後述します。
・トップケース
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必須。これはつけてよかった。むしろこれが無ければこの旅は無かっただろう。
背中にクソデカバックパックを背負って2000㎞走り切るなんて到底無理だろうし、何より鍵のかかるケースが付いているというのはSAやPAで少し休憩する時にかなり重宝した。
盗まれてもリスクの少ないものや濡れてもいいものはタンデムシートのバッグやサイドバッグに入れ、カメラなどの装備はこれの中に入れていた。
1拍以上のツーリングに行くなら必須レベルの装備だろう。
・グリップヒーター
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あってよかったグリップヒーター。
秋口となり四国の山岳地帯や明け口の高速道路では気温が低下。
これも1時間程度なら元の体温の貯金でこらえきれるものの、乗車時間が長くなると体力が回復することなく徐々に減り続けるという現象が発生する。
重要なのは「発熱する能力が外気温に対して上回るか」というところだ。
人の発熱能力が外気温より1度でも下回った瞬間、体温は徐々に減ってくる。
カイロ等でそれを補填してやり、外気温+風による体温低下<発熱能力とすることが理想といえそうだ。
仮に上の構図で発熱能力が下回った場合、体温低下が顕著となってくる。
グリップヒーターは数少ない「手元を温めるアイテム」だ。
首元や胸元をカイロで温めつつ手元でも温めが可能なこのアイテムは今回あって助かった。
仮にこれが無かったら2080㎞走り切るのにもう1日かかったかもしれない。
・車体の基本性能について
大型バイクが欲しくなりました(本音
というのも、車とバイクの違いとして「高速道路が苦行」というのがある。
車の場合、高速道路は割と休憩時間であり、1日の走行距離を延ばす、体力回復する時間であるのだけど
バイクの場合は風が強くこらえるための体力が奪われ、景色は変わらないわ、道はまっすぐだわと基本苦行。
こういう時に重心が低く思い大型バイクならば多少は高速道路の運転が楽になるのかなと思いました。
スパーダ君はタイヤも細いし、車重も脅威の140㎏と軽すぎるんじゃ・・・
ただ、馬力だけは無駄に平成初期特有のオーバースペックで追い越しには苦労しないし
エンジン性能だけみれば新東名の120㎞区間も120㎞巡航ができそうだった。
尚上記の理由によりszkは80㎞/hで巡航してました。(ライダーがクソ雑魚並の感想
車載した装備ついて
今回持っていったのは以下の通り。
・ジャケット
ジャケットはKOMINEの冬ジャケット。
ヒートテック下着→普段着→ウルトラダウンジャケット→ライジャケといった装備だ。
結果からすると大正解で一つでも欠かせばかなり寒さがつらかったと思われる。
少なくともグリップヒーターが無ければ危なかった。
場所によってはもう1枚追加で羽織ってもよかったかもしれない。
・カイロ
今回はハクキンカイロを持っていなかったがこれは失敗。
絶対に持っていったほうが良かった。
ハクキンカイロは燃料さえあればどこでも補充ができるし通常のカイロ以上の熱が出る。
今回持っていかなかった理由は「燃料を運搬できない」からだけど、今後はベンジン運搬用のポリエステルボトルも購入して持っておこう。
・着替え3日分
念のため持っていったが今回はGotoで毎日ホテル泊ができたため各日の終わりでコインランドリー投入が可能だった。
そのため基本的には「ホテルの中での服」(正直これもホテルで用意された部屋着で十分)と「外にいる時の服」の1着分で事足りたことになる。
念のためではあったが、2日分でよかったな。
一方洗剤が常備されていないコインランドリーもあったため手持ちの洗剤と柔軟剤は持っていった方が良かった模様。
・車載工具
せっかく持っていった+使う機会も1回あったのにまさかのロスト。
また買いなおさなくては・・・
・モバイルバッテリー
20000mAhのものを1つと6000mAhを1つづつ持っていったが大型のバッテリーはほとんど使わなかった。
基本的に使うのはポケットに入る6000mAhのほうでこれは胸ポケットに入れつつSENAやAS300を使いながら充電するためのもの。
20000mAhはコンセントの使えないスーパー銭湯仮眠行軍となったときのために持っていったが、Gotoするレベルでホテル宿泊が困ってるこの状況では完全に無用の産物であった。
・カメラ関係
持っていったのは以下。
・ZV-1(SONY)
・AS300(SONY)
・AS3000X(SONY)
・Insta360
・予備バッテリー(SONY系共通x3)
・SONYバッテリー用充電機
・三脚
・クランプ三脚
・ZV-1用リモコン三脚
・外付けHDD
かなりの重装備だったが結局通常三脚は使わなかった。
というのも、あまり三脚をおっぴろげて撮影するタイミングも時間もなく、さらに三脚が必要になった場合はZV-1のリモコン三脚とクランプ三脚でどうにかなるためわざわざでかい三脚を持っていったのは失敗といえる。
ただ今回今まで使っていたミラーレス一眼のNEX7をZV-1に切り替えたのは大成功でクッソかさばるレンズキットも持っていく必要が無いし
撮影の際は構えて取るだけというシンプルな運用にできたのもよかった。
何よりライダージャケットのポケットに入るのがうれしい。映像撮影しようと思ったらクランプ三脚+ZV-1で寄りの画が取れるのが大変すばらしかった。
写真撮影時に若干の癖があるけどこれは慣れの問題だろう。
今後は荷物のスマート化を狙いたい。
・ほしかったもの
キャンプ道具など
やはりテント関係のキャンプ道具か・・・
キャンプ道具を持っていると全国のキャンプサイトが宿泊候補となり、幅広い宿泊選択肢が得られるようになる。
今回の旅で言えば四国行軍中の大歩危付近では宿泊施設が一切なく、結局今回は半ば無理やり暗闇の山道を徳島迄抜けたが一晩キャンプをして翌日より楽しい道にチャレンジ。。。といったことも可能になるかもしれない。
ただ、これはアドリブが効いて良い反面、キャンプサイトのチェックイン時間が大体夕方になるので1日当たりの走行時間は短くなるし夜遅くまで走って距離を稼ぎたい、ということであれば有利なのは完全にビジホツー。
今後のツーリングの方針にも関わるがここは数をこなしてみて自分の最適解を見つけていきたい。
積載
あとは積載に課題が残った。
今回持っていったのはホムセン購入の防水バッグ(1000円未満)であったが、やはりバイクに括り付けるには手間がかかり、一度外したものなら同じようには取り付けられないという恐怖感がある。
さらに荷物もそこまで多く入らず結局見た目のわりに入っているのは着替えのみといった状態だった。
途中お土産を入れたタイミングで車載工具を取り外してネットに括り付けたらまさかの脱落と踏んだり蹴ったり。
また、入れたものを道中出しづらかったのも微妙だったな。
まとめ
やはり2000㎞走ると色々と知る事、わかることが多いな!
道も、自分のツーリングも道具もより快適にできる方法が模索できる気がしてきた。
さて、次は未達の鹿児島か・・・それとも北海道か・・・
はたまた大型免許を取るのか・・・
バイク道はなかなか沼が深いですな。
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