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ツーリングバイク関係

「群馬県」の看板を見に毛無峠に行った大渋滞回避タクティクスツー

大渋滞でした。(出オチ

ということで、時はすでに去年、4か月ほど前の2020年9月・・・
例の「群馬県」の看板を見に毛無峠へソロツーしにいってみたぞ。

さて、「毛無」「毛無」と、さっきから一部の読者の型には刺さる言葉を連呼しているが、毛無峠は立派な地名。
長野と群馬の県境という、日本の地理に詳しくない人からしたら「長野と群馬って隣接していたんだ!で、どこそこ?」となりがちな場所に存在する。
ちなみに、毛無の名の由来は単純に「木が生えてないから」。つまるところハゲ山ということだ、やめろそのワードは俺に効く

ちなみに大正時代から明治にかけては原生林があったらしいが、硫黄採掘と精錬の影響で剥げてしまったらしい、人も山もストレスが入ると剥げるんだなぁ(教訓

ルート

ということで本日のルート。

なんだか色々紆余曲折しているし、行と帰りで全然ルートが違うけどその理由は後程

ほんへ

ということで、szkは一路毛無峠へと旅立った!

さて、ところで毛無峠になんでいこうと思ったかの話だが、それはかれこれ4年前へ遡る・・・(唐突な回想シーン

ある有名な看板「群馬県」▲の写真を見たEYOは「ここに行きたい」と豪語。
当時、天使の羽ランドセルよりもフットワークが軽かったszkはこれを二つ返事で承諾

数人を連れて車で毛無峠へと向かった・・・のだが、当日関越道が事故により大渋滞。
さらに、そこにとどめとばかりに関越道の脇の丘にヘリコプターが墜落したことで関越道は完全に沈黙。
さらに下道も車で溢れその日の交通は完全にマヒ状態となった。

無論関越から長野、毛無峠方面のアルプスに向かうルートも死亡しその日一行は群馬県を目前に引き返してきたのだった・・・

と、あれから数年。ずっと毛無峠へは行きたかったのだが、機会に恵まれず折角なのでバイクで行ってみようとなったわけだ。
尚、この数年でEYOもszkも若干歳を取りフットワークの軽さは書道の文鎮レベルまで重くなったようで、EYOは誘ったものの来てくれませんでした^p^

んじゃ、ソロツーはじめていくぞー

その実、ソロツーの時はszkは結構早出、早帰り派。
今日は6時出発で高速利用して午前中に帰ってきちゃる!!(フラグ)

というわけで、初手高速道路C2へ。北区はなんと高速道路のICが2つもあるんです!!

天気は残念ながら曇り空。
この先美女木JCTがくっそ混んでいるらしいので大宮バイパスへ降りて迂回するぞ。

・・・

・・・・・・

は???????

まだ7時前だというのに大宮バイパスが全く進まないんですがそれは・・・
さらにこの時点で圏央道、東名高速道、中央道をはじめとする主要高速道路が死亡し始めている。
今日は月曜日の祝日、連休最終日なんですけどどうなってるんですかねぇ・・・

圏央道が死んだという報告を受けたため、このまま北上し川越方面へ下道で進むことに。

川越までは断続的な渋滞。一応流れてはいたのでセーフか・・・
結局のところ川越を超えて東松山まで到着するのに通常なら1時間50分程度で行けるところを3時間弱かかるという体たらく。
この段階で朝6時出発が完全に意味のないものとなり、現在時刻は9時過ぎだ。

▲道中北海道へグリッチワープを決めることで朝食にソフトカツゲンを入手することができます。
これが最速です(RTA

※セイコーマートまんだな店は埼玉唯一のセコマだからみんな是非使っていこうな!

東松山付近から道が空きはじめ比較的快適なツーリングに。
空も群馬方面は晴れてきたぞ。
ところで、練馬→鶴ヶ島の渋滞はどうなったかな?

うーんこの。

しかし、その後下道を走っていたところ花園ICから北は渋滞解消との情報をキャッチしたのでそこから乗ってみよう。

のるぞのるぞー!

ヨシ!

なんなら青空も見えてきていい感じだ。
尚この時点で時刻は10時15分。
家を出てからすでに4時間立っている。

次の情報も欲しいし、上中里SAで休憩しよう。

▲一般通過ワンちゃん

ひえっ・・・・

なんだぁ、こりゃぁ・・・
溢れんばかりの4輪、そして2輪も駐車スペースを大幅に超過しての大盛況だ。
ちなみに反対を向くとこんな感じ。

おそらく彼らはドキドキ関越道大渋滞チャレンジを超えてきた猛者達。
埼玉の最後にあるこのSAはいわばオアシスであり、よく渋滞するエリアである鶴ヶ島→花園のみならず、今回は練馬→花園の超長距離渋滞を超えてきた者達なのだ。
このSAで休憩したい気持ちもうなずける。

szkは下道のんびりツーリングしてきたので、身体的な疲れ精神的な疲れもさほどない。
高速道路の状況をチェックしてトイレを済ませたらさっさと去るべし去るべし!

さて、この先のルートは2通り存在する。

一つはこのまま関越道を前橋まで走り、毛無峠へ突入する「群馬県ルート」
そしてもう一つは上信越道から長野に入る「長野県ルート」だ。

距離としては長野県ルートのほうが長いものの、本日関越道は渋滞真っ盛り
現に上信越道との交差点藤岡JCTと高崎IC付近で再び渋滞が発生しているというから、ここは迷わず長野県ルートだ。
多少距離が伸びても渋滞ではまっている時間はストレスだからな、ここは精神安定を取ろう。

この選択はおそらく正解で、関越道は再び渋滞へ。
一方の上信越道はかなりハイスピードで流れている状況だった。

おもわずガン伏せするszk君UC。

さて、高速道路を降りる直前。佐久平PAで休憩を取っていこう。

▲タイガー君かっこいいですね、ところでさっき上中里SAでも隣にいませんでした??

▲そういえばご飯はまだだったのでお焼を買って食らう。うまし

現在時刻は11時、なんとか13時ごろには毛無峠へ到着できるかな?

というわけでいよいよ高速道路を降り下道へ

景色は晴れてきてあっという間に高原地帯へ突入。
道もすいてきていよいよツーリングっぽくなってきたぞ!

下道エリアを走る事1時間余り。12時50分にいよいよ山道へ。
真田東部線から菅平高原を経由し、須坂市から毛無峠へアタックするぞ。

今回は下調べもしていなかったので手前の上田市で給油したけど、須坂でもGSがあったのでそこで窮してもよさそうだった。
また、須坂は毛無峠の目と鼻の先なので、お金に余裕があって高速道路が空ているなら千曲→須坂と上信越道が取っているのでそこまで高速道路で行ったほうが楽かもしれないな。

須坂を超えると一気に山道が険しくなっていく。

この景色の落差がたったの5分で行われるからすごい。
あっという間に人気も無くなり、完全に静かな森の中になってしまった。

▼さらに進むと車線は狭くなり、霧まで出てきた。
この毛無峠付近は霧が発生しやすく、晴れている日よりも霧の日のほうが多いという具合だ。

しばらくすると森林限界(人為的なので森林限界じゃないけど)を超え、木の姿が消えてくる。

ラストスパート!バイクと車でもすれ違いが厳しい道に。
大正時代にこの道作ってるんだからすごいよなぁ

というわけで到着!13時49分でした。
最後はダートなので気を付けよう。

ちなみにこの先もう少し道が続いているがオフロード車で行くようなダートだったので僕は手前に駐車します。はい。

到着後しばらくは霧が出ていたけど、その後雲の切れ間が出現。
一転してきれいな青空が広がった。

ということで、特に何もないので30分くらいで離脱するぞ!
じゃあの!

そうそう、この写真も忘れずにね。
ちなみにこの看板は立ち入り可能地帯の一番奥に設置されているぞ。

帰路

ということで、ここから帰路だ。
すでに時刻は14時を回っており本来ならば北区に帰宅!とかいってる時間なのだが、まだ僕は群馬県にいる。

折角なので草津方面から帰宅してあわよくば温泉にでも入っていこう。

とりあえず経由地点である万座温泉へ、ここからそう遠くない距離で草津温泉へアクセスが可能だ。
じゃけん、草津から高崎方面に出ましょうね~

交通規制中

上の写真だと夕方~となっているが、この日はなんと硫黄の有毒ガス排出が多いらしくまさかの終日通行禁止。
がーんだな、出鼻をくじかれたぞ。
さらには、これも相まって万座では観光客が急増。
死ぬほど人が多いという理由で温泉は予約客以外はお断りの状況に。

仕方ねぇ、ここからもう帰宅するしかねぇ!

しかし、この状況はは万座→草津→渋川と東へ進んでいくルートを取ろうとしていた所、一度今井方面へ南下しなければならないという予定外の状況。
これは大きなタイムロスとなる。
果たしてここから関越迄出るのに何時間かかるんですかね??

さて、草津方面から出られない場合、今井方面に行くためにはなんと万座ハイウェーという有料道路の通過を余儀なくされる
上の画像でいうところの南下ルートがそれであり、この道以外で関越道迄戻るルートは無い。
有料道路を回避したいなら行に利用した長野県側まで戻る必要があるのだった。

では、その気になるお値段は?

720円(吐血

ルート削って強制有料道路で720円。
四輪(オープンカー除く)は草津に出れれば無料で渋川まで出れるのにこの仕打ちはあんまりじゃないですかねぇ。

で、肝心の道なんですけど、高原地帯は万座周辺の一瞬で景色も平凡。
カーブはいい感じだけど周りに民家もあるしゴルフ場もある
道路の保線状況も有料の割には荒れている
なんなら民家があるせいで普通に生活道路なので地元の軽トラが30㎞/hで走ってたりと普通にストレス。
2輪で草津に行くときに渋川方面から!
万座に行くときは長野方面から!
毛無峠は行きも帰りも長野ルート!これテストに出るぞ!

ちなみに、万座ハイウェーさんサイドのために一つ付け加えておくとこのルート、秋は紅葉が綺麗で。
さらに魅力なのは冬になると積雪し圧雪することだ。
つまり、冬季はある程度管理された雪面ダートを走れる環境となる。
ダートタイヤ搭載のオフ車や4WD持ちの人は楽しめるルートだろう。

ちなみにこの日の気温も10度前後と9月にしてはかなり涼しい。
この日の装備はKOMINEのメッシュジャケットの下にユニクロウルトラダウンジャケットを着る、KOMINEオータム仕様だったが若干肌寒く感じるレベルだった。
手袋は運よくウィンターグローブを積んでいたので朝はメッシュだったが途中で切り替えたぞ。

さて、行きは渋滞回避で遠回りを余儀なくし、結果温泉に入れず、昼飯も食べていないszkは万座ハイウェーを走り切るころにはいよいよへとへと。
そろそろ昼飯食うぞ!(現在時刻16時

道の駅 八ツ場ふるさと館

ということで、今回やっとの本休憩。おなじみの道の駅休憩だ。

ちなみに「やつば」ではなく「やんば」と読む。
八ッ場と言えば2020年の4月に運用開始したばかりの新型ダムがある土地で、利根川水系の主要施設と言っても過言ではない。
と言ってもこの道の駅からは3㎞離れており、歩いていくのはつらい所。
本日は(急ぐ旅なので寄り道は)ないです。

設備としてはレストランに露店。
地域の野菜などが売っている売買店のほか、足湯があるというスポットだ。
足湯はタダで入れるがタオルを100円で購入することができるので、記念に買うのもいいかもしれない。
温泉は草津や万座よろしく硫黄系で、万座温泉入れなかった身としてはありがたい、リベンジしたる!

▼この温泉が後々のダメージに効いてきてよかった。やはり温泉は偉大。

▼ご飯はそばにしました。

▼ついでにソフトクリームも食った。ライダーおなじみ

しかし、八ッ場周辺は渓流に対して高い位置で吊られた橋や、山並み、渓流沿いの道といい結構ツーリングスポットとしてよい所なのではないだろうか。
今度はここを目的地に走ってみたいところだ。

再び帰路へ

と、これをご覧いただきたい。
こいつをどう思う?

関越道、死亡

本日は群馬方面が大盛況!とのことで、行きに群馬長野へ移動した人たちのUターンラッシュが炸裂!(CV 吉田直樹

なんと高崎~練馬まで混雑というヤバい大渋滞に。
さらにはその間に挟まれた17号も大渋滞というからもうわからんなこれ。

ちなみにナビによると
関越経由で帰宅→4.5時間
東北道経由で帰宅→4.5時間
17号経由で帰宅→5.5時間

と1クールアニメが1本見れちゃいそうな時間がszkを現実につきつける。
しかもこの時間って全部渋滞してんだぜ、ウソみたいだろう。死んでるんだぜ。

というわけで考えたルートが下だ。

まずは渋川まで出て、そこから前橋まで下道で移動。
そのあとに北関東道を使って東北道方面へ出る。

もちろん東北道は渋滞しているので使わない。
手前の太田桐生ちゃんICで降りて比較的空いている122号線を使って川口市まで進むというルートだ。

経験上、おそらく本日関越道は死んだままだ。
そうなると一番近い下道の17号に侵入するのも危険。
このルートでは仮に東北道の渋滞が解消されればそちらに移動できるし、解消が無くてもとりあえず下道を渋滞回避して進めるという算段だ。

尚、この道を使っても5.5時間かかるんだよぁ、、、

バイクなんだからすり抜けすればいーじゃん!という意見もあるだろうが、szkは4.5hかかる道のりをずーっとすり抜けするとか自信無いし
仮に事故でも起こしたらさらに帰る時間が伸びるし色々大変なんだよなぁ、本日は3連休の最終日!ご安全に!ヨシ!

というわけで17時出発。

しかし、問題はここから。
なんと八ッ場~渋川の道が非常に混んでいるのだ。
本来1hで抜けられる算段だったこの道も2hかかり、気が付けば日が暮れ・・・

暗っ!

渋川市のはずれは、びっくりするほど街灯が無く光源が信号のみというなんとも心寂しいエリア。
なんなら普通に家は建ってるのにその家も光源が一切ないという徹底ぶり。玄関のライトとかつけないんですかねぇ・・・

渋川市街を超え北関東道に差し掛かるころにはすでに19時を超えていた。
その後予定通り122号から永遠と下道を走り、浦和IC付近で東北道がまだ渋滞解消していないことを確認してようやく川口市へ・・・

帰ってきたんやなって。
渋滞とか風とかって走ってるときは必至なんだけどこう文章にすると「何のイベントもないから唯々苦痛」なのよね。
宇宙戦艦ヤマトも帰りにきっといろいろあったんやろなって。

ということで北区に帰宅!

結局終わったのは22時30分。
なーにが午前中で帰ってくるだ。6時30分に走り始めて大体16時間ほど走っていたことになる。
これが高速だったら楽なんだけど下道だから疲労がすごい。渋滞回避耐久はもうこりごりだ~


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