VJ Software Resolumeエフェクトメモ。
今回はPosterizeについて紹介します。
概要
ポスタライズは、本来エフェクトによる「効果」の名前で、この効果自体の名称は”トーンワープ”というものになります。
これは、今では映像エフェクトとしても有名な効果ですが元々はポスターを作成する際に限られた印刷インクのなかで効率よく、かつ見栄えよく印刷するためにトーン諧調を低くしアニメ調のような演出をするものでした。
エフェクト本来の名前である「トーンワープ」の名の通り、トーン諧調の段階比を上下限させるものとなります。
と、言っても言葉でいっても中々伝わりにくいと思うので実例を一つ。
こういう画像効果ですね。
ダッシュボードの画面
パラメーターは一つで非常にシンプル。
Posterize
基準は0.5です。最低0、最高は1.00です。
0方向に数値を変更すると効果を弱め、1方向に数値を変更すると効果を強めます。
0はエフェクトがかかっていない状態と同様の状態です。
というわけ、いつものSabaLeoNリーダーに被験者になってもらいます。
ご覧の通り、人の顔等にかけるとかなり効果的。
この手のエフェクトは「みんなが認知している形状」のもの(人の顔、ランドマーク、生物)に入れるといいですね。
もちろんカメラ入力にも使えるので生でDJを移したりするときにも効果的だと思います。
CameraInputのClipに直接エフェクト指定しちゃえば運用も楽ですね。
使用例
上記の通りで、「みんなが知ってる形状」の実写に入れると効果的。
さらにこの上から「ShiftRGB」などを合わせて使うことでエフェクト未調整でも一気にオシャレなPV調の映像が作成できます。
おためしあれ
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