ここ数日セルのかかりが悪い。
具体的にはセルスイッチを押しても反応せず、離したときに一瞬だけ通電するようなイメージだ。
バッテリーは酷使しているものの交換してから1年経ってないし、電圧計も適正値(アイドリング12V~起動時14V)を示している。
セルスイッチを押したときにスターターの音がしないので多分セルスターターリレーなんだけど、念のために確認しておこうか。
聖書を
ということでこういう時はあわてず騒がずサービスマニュアルを読むのが基本中の基本。
何があっても手順書通りの作業が現場猫を救うのだ。
サービスマニュアルを熟読していくぞ・・・
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うーん、書いてないな!
まぁ、多分セルスターターだろうということでとりあえずポチる。
なんとこのパーツまだ在庫がある。
日本未発売のモデルではあるが海外のCBF250というバイクで2007年頃まで利用されていたようでその在庫がまだHONDAにあるようだ。
ちなみにVTR250のモノとは形状が別なので注意しよう。使えるような気はするけども・・・
尚、全国200名くらいのVT250スパーダ乗りの人にお得情報を言うと、
VTR250。CB400SF。CBRシリーズ(90年代)、CBF250はVT250と共通分が多いのでパーツ互換とか辿ると意外と新品でパーツが手に入ったりするぞ。
これでスターターじゃなかった場合はセルモーターか、一応これも手に入るうちに新品のセルモーターブラシを購入しておこう。
上がセルモーターブラシで下がセルスターターだ。
今回使ったのは下のパーツだけ
とりあえず届いたので交換していく。
セルスターターはバッテリーのすぐ後ろに設置してあるカプラの下にある。
バッテリーのマイナスを外しプラスを外す。
そして刺さっているケーブルを引っこ抜いてセルスターターを交換する。
ちなみにセルスターターはゴムでできたパーツにはまっているだけなので引っこ抜くこともできる。
しかし若干バッテリー側にめくるようにしないと取り出せない。
ともすれば急がば回れ、バッテリーを一度撤去した後にセルスターターを外すのがやりやすかったぞ。
というわけで取り外したセルスターターリレーがこちら
見た目の上では新品と全然変わりがないなっと。
新品にリプレイスして元に戻す。
作業自体は15分程度で終わる簡単なものだ。
今回はサイドカウルも取ったけど正直シートだけ外せばできる作業だったな。
作業前の映像をとっていなかったけど、作業前はセルスタータースイッチを押しても無反応。
上の動画でなる「パンっ!」という音が鳴らない形だった。
交換後は音が鳴りリレーが気持ちよく動作している様子がわかる。
とりあえず動いたからヨシ!
ということで不調個所を解消したから今日は閉廷!解散!
ちなみにいつ壊れてもいいようにこういう部材を持ち歩いていたのだけど、今回の交換でこの部品も持ち歩く必要なくなりそうだな。
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