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ゲーム自分メモ

FF16やるべくSONYリアオプションスピーカーSA-RS5買った。体験版の感想とか

FF16の発売直前でHT-A3000の記事が伸びているのでSA-RS5のレビューも書いてみる。

なんというかHT-A3000とSA-RS5の組み合わせ記事も少ないし、なんならゲームレビューの記事が一つもでてこなかったぞ。
しゃーない、8万払って人柱や!

読む前にその①:現在の環境

まずは現在の環境を記載しておく。
詳細についてはこちらの記事を読んでおいてもらえると嬉しい。

・TV:XRJ-50X90K
・サウンドバー:HT-A3000
・ゲーム機:PS5

読む前にその②:前提

そして、こちらはカタログスペックだが、前回のおさらい的な部分も含めて商品単体での性能を記載しておく。
僕の記事鵜呑みの構成にすると不幸せな人が出てきそうなので。

・TVは↑のXRJ-50X90KよりもSスピーカー端子があるXRJ-55X90Kのがいい(価格差3万)
・サウンドバーHT-A5000とHT-A7000の間には機能的な差はほぼない(7000は単体で7.1ch、5000は単体で5.1ch)が、HT-A3000とHT-A5000の間には機能的な差がある(上向きスピーカーとトゥイーターがHT-A3000には搭載されていない)

なので「機能的に全部入りが欲しい」という人は、この記事の構成ではなく

・TV:XRJ-55X90K
・サウンドバー:HT-A5000 or A7000(特にA7000)

の構成にすることをおすすめしたい。
尚TVとサウンドバーの合計の価格差はHT-A5000の構成の場合は8万円だ。

今回の記事では
「TVスピーカーは一切利用していない(Sスピーカー機能は使っていない)」こと
「サウンドバーの上向きスピーカーは利用していない」こと

の2点を予め留意していただきたい。

本編

ということで本編だ。

正直使い勝手とかそこらへんは有名Youtuberはソニーストア公式を見てもらうのがいいと思う。
BRAVIAのセットアップ機能や映画の視聴に使った際のレビューは概ねネットに転がっている情報通りだ。

ってなわけで一番気になると思うPS5のゲームコンテンツを使ったレビューにいきたい。

ちなみにだがPS5のサラウンドはメニュー画面では効果を得られない。
ゲームプレイしてサラウンドを楽しもう。

ということで先日公開されたFF16体験版を利用していく。
正直このTVやサウンド環境はFF16のために買いそろえたといっても過言ではない、頼むぞ。

まず、一言言っておきたいのは「HT-A3000のみでもTVのデフォルトと比べると良質な音響効果が得られる」ということだ。
音圧周りはかなり効果が大きく、大音量で音を聞いても耳は痛くならず、音質、音圧ともに「良い」と言える。

だが気になるのはSA-RS5を入れたときの3D効果だろう。

最初に「個の構成でサラウンドになるの?」という質問について、これに関しては「安心してほしい」というのが回答になる。
ただ、少し設定が難しいので注意が必要だ。

設定の話(HT-A3000+SA-RS5&PS5)

まず最初にSA-RS5は通常のセットアップ通り設定すればいい。
この「通常通り」というのは”ブラビアとHT-A3000、SA-RS5を接続する”ということだ。
問題はPS5を接続してからになる。

抑えてほしいのはここ。

まずPS5のサウンド設定は「テレビ」「サウンドバー」「AVアンプ」がある。
通常のサラウンドシステムでは「AVアンプ」か「サウンドバー」を選択するのだが、HT-A3000の場合は端子が一つしかない。
これはTVのeARC(TVがHDMIの入出力を介してサウンドを中継してくれるシステム)を利用して出力するためだ。
なので、この設定は「テレビ」のままでOKだ。

そして、あろうことかHT-A3000のeARCはデフォルトでオフになっているのでこれをオートにする。
これでPS5側でサラウンド出力に対応できるはずだ。eARC経由で無事に送信できていれば「サラウンド」の項目が”7.1ch”で表示されるはずだ

もう一つ罠があることをお知らせしておこう。
PS5にはTempest 3Dオーディオという機能がある。
これはステレオスピーカーを使っている時に、疑似的に3Dオーディオ効果を得られるというものだ。
なので、せっかく7.1chにしてもこの機能をONにした途端に出力が2chとなりネイティブサラウンドが失われてしまう。

この構成の場合はTempest 3DオーディオはOFFにしておこう。

【1敗】1stインプレゲームプレイ

で、さっそくFF16の「召喚獣バトルトライアル」をしてみた。

一番最初の感想は「音が小さい」「微妙」だった。

が、ここで記事から離脱するのは早いぞ。もう少し待ってほしい。
実はこの「音が小さい」という内容、SA-RS5のレビューに非常に多いのだ。

んでもって、この「音が小さい」現象は「正しく設定ができていない」がために起こる現象だったりする。

これは推測なのだが、SA-RS5は「日本建築からすると非常に広い部屋で利用される」ことが想定されている気がする。
というのも、このスピーカー、スピーカーの近くで音を聞いてもちっとも「いい音」と思えないのだ。
そもそもサラウンド初体験なので、「リアスピーカーってそもそもこういうもの」と言われたらギャフンなのだけど、このスピーカーは最低でも背後50cmないし2mくらい離して利用するものなのだと思う。

スピーカーは本体天面と全面の2か所、天面のスピーカーで天井に音を反響させてファントムスピーカーを作り出す「360 Spatial Sound Mapping」というのがこの製品の特長だ。
この時音は当然反響時に音がぼやけた形になる、それを意識してか本体から出る音は非常にシャープな音がでる。
近くで聞くと「スピーカーから音が出てるなぁ」という感覚なのだけど、少し離れて聞くと不思議とすごく自然な音に聞こえる。
そんな感じだ。

で、「音が小さい問題」に話を戻そう。
もう一つ、このスピーカーには「罠」が存在する。
その罠が上述した、この製品のウリである「360 Spatial Sound Mapping」そのものだと感じた。

この機能、結構すごくてスピーカーを設置すると自動的に音場設定をしてくれる
が、それが罠だ。

この音場設定は簡単に言うと、各スピーカーからテストエコーを発音し、それを対向のスピーカーに搭載されたマイクで受信。
各スピーカーの位置関係を把握するといった具合のシステムになっている。
デフォルト設定だと「TVの真下にサウンドバー、リアスピーカーはそこから3~5m後ろ、その中心に人間が座る」という設定になっている様子なのだが、この”デフォルト設定”が罠なのだ

この設定だとスピーカーのマイク目線だと「広い部屋なのにテストエコーがめっちゃ聞こえる、この部屋めっちゃ音の通りがいいな!!」という錯覚を起こしてしまう。
結果、スピーカーは「音が小さくてもこの部屋なら大丈夫だ」と誤認識し、結果音が小さくなる。
ちなみにレビューにはあまり書かれていないが、当然フロントスピーカーであるHT-A3000の音も小さくなる
まぁサウンドバー側はほぼ無限に音量を上げられるのでレビューに記載されないのだろう。

で、当然だが、これを防ぐための設定がこのサウンドシステムにはちゃんと項目として存在している
若干わかりづらいが、公式のヘルプガイドに記載がある

簡単にまとめると方法としては2つだ。

1.「音場の調整(方向)」設定のみマニュアルで設定して、360 Spatial Sound Mappingを利用する。(おすすめ

2.360 Spatial Sound Mappingを無効にして、すべてマニュアルで設定する。

正直1の設定でいいと思う。
サウンドバーにTV等からアクセスし「詳細設定→スピーカー設定」に入ると「音場の調整(方向)」という項目がある。
この調整で「テレビに対してリアスピーカーがどこに設置してあるか」の調整が行える。
この時ちゃんと「リアスピーカーの位置はテレビに対して近い」を設定してあげることで上述の誤認識が発生しなくなり、音がしっかりと出るようになる。
また、音の出方もマイルドになり臨場感も上がった形になるぞ。

また、少し部屋のレイアウトを更新しソファを前進、リアスピーカーとなるべく離れる(30cm→50㎝くらい)ように再設置した。
(再設置したら当然再設定が必要だぞ)

じゃぁ、設定しなおしてもう一度FF16をやってみよう。

ちゃんと設定してFF16プレイしてみた感想

今度は体験版のストーリーモードをプレイ。

あぁ~、いいぞ、これいいっすね。いいぞこれ!

先ほどと違い「スピーカーからなっている感」が無くなり音が自然に。
脳の中で間違いなく、臨場感を感じれるようになった。

FF16の体験版範疇だと以下のシーンが特によかった。

・召喚獣バトルシーン。がれきが落ちてくるところ等で落ちた後のがれきの音が後ろから聞こえる
・冒頭の戦闘シーン、兵士たちの怒号や叫び声が後ろから聞こえる
・チュートリアル戦闘シーン、モブキャラの応援が周囲から聞こえる
・火が燃えているシーン等は火がカメラの後ろに回ると音だけ聞こえる※
・沼地の散策シーンではヴェイドとタイラーの足音がリアスピーカーから聞こえる※
※これは通常サウンドだと聞こえなかった音なので驚いた
・戦闘シーン、画面外の敵の攻撃前の声が聞こえる

まぁ、「ずっといい」って感じですね。
多分無くてもゲーム体験は120点のゲームなんですけど、リアスピーカー導入すると135点~150点くらいになる。そんな感じ。
んで、一度135点以上を体感すると多分120点には戻れない。そんな感じだ。

唯一違和感があったのは「主要なセリフはすべてフロントスピーカーから出力される」という点だ。
メインセリフなので仕方ないのだけど、沼地のシーンではヴェイドやタイラーが基本後ろからついてくる。
足音も後ろから聞こえるけど、セリフは前から聞こえるといった形になる。
(聞き逃せないセリフもあると思うので仕様だと思う)

そこだけ了承できればムービーシーンのセリフは位置関係ちゃんとしてるし、絶対的には「あってよかった」と思えた。

まとめ

ということでまとめだ。

・HT-Ax000シリーズ+リアスピーカーの組み合わせでPS5のゲームはサラウンド化できる
・HT-Ax000とSA-RS5を使うときは設定をちゃんとしよう。デフォルトだと泣くことになる。
・FF16はサラウンドにするとちゃんと対応してるし質もいい。
・けど実はFF14の方がサラウンド向いてるぞ、FF14をみんなやろう(急変

じゃ、ボク、ヴァリスゼア冒険してくっから・・・

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↑szkが使ってるのは一番上。各種の差については記事前半の通り。


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※FF14はPlaystationStoreから購入してね