szkがVJやITや、趣味のゲームや自作PCのはなしをするところ。最近バイクをはじめた

VT250スパーダ クラッチ交換

バルブクリアランス調整と合わせてやっていくぞ。

今まで「クラッチのすべり」という感覚がよくわかってなかったのだけど、ジェベルのクラッチを交換してみて感覚を理解したのと、よく考えたら6速で走ってるときに稀にすべるような感覚を覚えたので変えてみる。

パーツ

パーツはVTRのものがほぼ流用できる。
Shadow400、VFR400あたりとは同じパーツなのだが、いかんせんどいつもこいつも型が古い。
一応パーツが枯渇した場合はVFR400向けの社外パーツが使える気がするが・・・どうだろうか。

ディスク、クラッチ 22201166000
プレート クラッチ 22321KE7000
シート ジャダースプリング 22125KT7750
スプリング ジャダー 22402KT7750
ディスク クラッチフリクション 22201KAZ000
スプリング クラッチ 22401KE7000
ベアリング ラジアルボール 91008KV0003
ガスケット R.カバー 11394KBV000

スプリングクラッチについて、パーツリストとは別物だが、これはVTR250の後期以降はこの型番に変わっている。
Amazonレビューだと「スプリングの猶予長が違う」との情報があったが、目視レベルでは違いは見受けられなかった。
実際現在取り付けても何の支障も無いのでこれで問題ないと思われる。

また、上記以外に専用工具が2点必要になるので合わせて注意したい。

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さぎょ

ということで早速やっていきたいのだが・・・

はずれねー! pic.twitter.com/CxP3GrrLWw

— szk(すずき) (@szkP0151) January 13, 2024

固着しまくってて全く外れない、さてはテメー30年間交換されてねーな

あまりにもはずれないから悔しいけどプラハン購入した。ゆきふってんじゃん!さむい! pic.twitter.com/Rhm5nIwd0k

— szk(すずき) (@szkP0151) January 13, 2024

ということでプラハンを購入。

プラハンしか勝たんかー pic.twitter.com/QVz6ns1c1h

— szk(すずき) (@szkP0151) January 13, 2024

なんとか外れた。

クラッチが出てきたら10ミリのナットを外していく。
指定トルクが結構高めなので柄の長いラチェットがおすすめだ。

でもってクラッチホルダーを外していく。

あっ、君特殊工具いるんだ? pic.twitter.com/a6GVi1D7T6

— szk(すずき) (@szkP0151) January 13, 2024

ここで専用工具が必要になるので必ず用意しておこう(1敗

というわけでAmazonで購入。(リンクは上部にあります

ちなみにこのアウターホルダーの内側にある空洞部分にロックレンチナットを入れて使うのだが・・・
ロックレンチナットの外径が思いのほかでかくて「かなり強引にクラッチアウターホルダーに差し込まないと使えない」
内側からハンマーでたたいて挿入し、回転するときは金属をすり合わせて回す感じだ。
もう本当に「えっ?これ入るの?」というレベルなので注意されたし。

あっ、そうだ。(唐突
さらにこのロックレンチナットは長さも規定品の2倍ほどあるのでアウターホルダーがクラッチ本体に純正ネジで止まらなくなる(ガバ
これは50mm。5Mのボルトナットを代わりに入れることで対応可能だったのでそうしたゾ。

誰かもっといいロックレンチナット(26㎜)を教えてください。

あっ、もう1点。差し込み角が9.5㎜のソケットを使っている人は9.5→12㎜のコンバーターも必要になるので合わせて用意しておこう。

誰かもっといいロックレンチナット(26㎜)を教えてください。(切実

いや、しかし専用工具無しでクラッチ交換できるSUZUKI車ってやっぱユーザーフレンドリーなんやなって。

ということで、ここさえ取りはずせればあとは簡単だ。

取りはずしたクラッチたち。

この写真だけでは見た目わからないが、新品と近くで比較するとやはり結構擦れていることが分かる状態だった。

取り付けの際は「スプリング ジャダー」と「シート ジャダースプリング」とかいう名前も見た目もそっくりなパーツがあるので注意だ。
ついでにいうとパーツ番号まで似ていてややこしい。

このうち「シートジャダースプリング」は若干内径が小さく、他パーツの内側にハマるようにできている。
最終的には最も内側(最初に取り付ける)部位に来るため、こいつから開けて取り付けよう。


▲袋に入っているのがシートジャダースプリング。これからホルダーに入れていく。
写真だと間違えてすでに「スプリングジャダー」がクラッチホルダーにハマっているのは秘密だ

フィーッフィッフィッフィ!エンジンオイル天ぷらはおいしいでフィーねえ!

ということで床をエンジンオイルでべとべとにしないように気を付けながらクラッチを入れていく。
オイル作業用のゴム軍手があると捗るぞ。アサシン・・・・

パーツ番号が違うスプリングはこちら。
ぶっちゃけ違いがよくわからない。ピンクっぽいほうが新しいP/N。
青い方が古いものだ。

尚、写真が残ってなくてびっくりしたが、クラッチを抑える部品にはラジアルボールが組み込まれたベアリングのようなパーツがある。
これも念のため交換しておしまいだ。

固着したガスケットをスクレーパーで落としてから新しいガスケットを用意する。
この時、カバー側にクラッチを押し込むためのパーツがあることに注意しよう。
向きが変だとうまくハマらない。

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ちなみにスクレーパーは大きい物よりこれくらいのサイズの方が使いやすかった。
デフォルトでは液ガスはついていないはずだ。その場合ガスケットリムーバーは効果が無いので気合と根性の勝負になるぞ。

ということで作業完了。

感想はこっちの記事に記載しておくぞ。

VT250スパーダ カムチェーンテンショナー交換&バルブクリアランス調整
こんにちは、szkです。 去年位からスパーダ君のタペット音が気になっていた。 タペット音とはなんんぞや、という質問についてはググってもらったほうが良いとしつつ、…
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