szkがVJやITや、趣味のゲームや自作PCのはなしをするところ。最近バイクをはじめた

虹と独奏 製作秘話

お久しぶりですszkです。

仕事が忙しすぎてブログの更新がおざなりでしたので久々に。

制作のきっかけ

さて、まずはszkの創作ルーチンについて。基本的にszkは大体作品発表の3か月くらい前から、早いと半年1年くらい前から「どこで何を出す」かを決めてたりします。例えば日帰り旅行祭の動画は1年前から出すことは決めていて、半年くらい前に撮影してそこから台本を作ってます。同人系はイベント開催日程が先行するため、大体「このイベントが〇月だからこれくらいの内容でいつごろから作るか」みたいなスケジュールは立ててあるわけです。
チェビフェスの場合は2月か3月開催なので例年だと制作開始が12月初旬、年明け前に本は作っておきたいところ。

今年のCeVIOFeSTA11についても北海道の旅行の予定があったため、12月に企画を開始して作成を開始し、1月中には完成。そしてその内容は「すずきつづみの日常系」という内容でした。

予定では

・・・

えっ?すずきつづみ!?

そう、実はszkはすずきつづみ推し。
「最後のチェビフェスはすずきつづみ」と決めていたのです。

しかし、仕事が忙しく結局12月中は作成に着手ができず、さらにさらに、北海道旅行中に事件が起きる・・・

言いたいことはすべて本にぶち込みたかったので、あえて今回感想とか書いてなかったんですが、もうね。これはね。

さとうささらの歩みなんですよ。

ポケモンのサトシの最終シリーズみたいな、最終回でタイプワイルドが流れるみたいな。そんなやつでした。

そして

この本の製作が始まったわけですね。

スケジュール数問題

今年のszkが仕事がアホみたいに忙しく、1月から3月は「毎日8時仕事開始、0時終了」みたいなアホスケジュール。
さらに12月は北海道に、1月はその後処理にと翻弄し、とにかくこの3か月は時間が無かった。
しかも「最悪同じものもってけばいいやろ!」の精神でそうパレも申し込み済み。もう!szkの馬鹿!

さて、そんな中で、さらなる問題が浮上する。

ボリューム問題

さて、元々書こうとしていた「すずきつづみの日常もの」本ですが、これは14ページの予定でした。
北海道に行くこと、1月から忙しくなることを予期できていたszkはかしこいので、14ページくらいの本ならかけるという算段だったわけですね。

あーもう、こんな風呂敷広げちゃって…
どうなってもしらんぞ。

とりあえず最初に作ったメモ書きの字コンテでは本文20ページでした

内容はささらちゃんがただ悶々と悩んで、自己解決して、おわり。みたいな。
結構そんなノリ。

いや、ダメだろ・・・そんなの・・・!!

さとうささらがあの舞台で歌った曲の重みを、あの曲を選び、ステージにしたアイペアーズさんの想いを・・・!
色々追加した結果、「60ページ相当の字コンテ」が生まれました

・・・

・・・・・

ちなみにこの時点で1月23日。
1次締切は1月31日。どれだけ引っ張っても仕事や1冊の単価の兼ね合いから2月18日が最終締め切りです。

色々と削り40ページのコンテで開始。
24日から本格的にネームを描き、進捗報告とモチベ上げのために並行してペン入れ&WIP公開も実施。
仕事して22時に仕事を終えたら翌2時半まで作業。これで1日5時間作業時間を確保できます。これを毎日続けて土日も作業。
最終的に4ページ追加し、約20日で44ページの本を描き上げました。

待って、1ページ平均2時間でやってたの?そりゃ、燃え尽き症候群にもなりますわ。やっぱ週刊連載漫画家ってすごいんやなって・・・

削ったところ追加したところ

もともとの60ページコンテですが、もう少しささらちゃんの心理描写とかが多かった気がしてます(もう残ってない
そのほか、つづみちゃんとWinter前にひと悶着あったりとか、タカハシくんのautumn前の独白があったりなかったり、VVVのシーンがあったりなかったりしました。
それと、すずきつづみだけ書いたページとかもありました。自重しろ。

逆に最後追加したシーンですが、これは歌は時空を超えて2のシーン。あそこで独奏歌ってるシーンを失念していたので急遽挿入しました。
そして、ボイファン2024のリバイバルのミニライブです。
実は最初のコンテには本編ではない+現地にささつづがいなかったという理由から、ミニライブが含まれていませんでした。
ミニライブを見た当初、あれはWinterリメイクという理解でしたし、何より筆者であるszkが記憶を失ってたのも大きい。
しかし、この本を書くうちに「ささらちゃんがあそこで独奏をまた選んだ理由」みたいなものが分かってきた気がして、あのページを追加しました。
ミニライブの展開を入れたのは正解でしたね、一気に話がまとまった気がします。

最後にちゃんと独奏にささらちゃんが向き合うタイミングが合ったのがいいな、と。
てか、筆者からすると、「虹と独奏」の流れがしっくりきすぎていてこれが1次創作の話だったのか2次創作の話なのかよくわからなくなってきてて、大変なことにんなってます。自分の二次創作を一次と混同しはじめたらおわりだぞ。みんな、そのときは優しく殺してね。

・・いや、けどやっぱりこれもう1次創作をなぞっただけなのでは・・・

中身の話

公式準拠ささらさんを目指して

szkの中で2次創作ってレイヤーがあったりします。

例えば普段の車載シリーズのすずきつづみは公式のつづみさんとは全くの別人。
別時空別次元の存在で、個人的にはこれを2次創作と呼んでます。

過去に書いた漫画だとつづみちゃんがファンの人をフォローしちゃった奴。
あれは公式つづみさんベースなんですが、キャラはかなり崩してて「こんなこともあったかもね」くらいのフィクションを強めにしてます。あれは1.8次くらい。

じゃぁ、今回はというと完全に「ボイファンで俺たちの前に立ってたささらちゃん」を描こうとしたわけで個人的には1.5次創作的なニュアンス。
それだけ慎重に扱わないとだし、実際頑張って慎重に触ったつもりです。

ボの子って二次創作がデフォルトなので、ちょっと公式に寄ろうとすると気を使いますよねって話でした。

ささらさん

個人的な「さとうささら」のイメージは「かわいい表の面とかっこいい裏の面」のイメージ。事務所的にはかわいい推しだけど、本人はかっこよくありたい、みたいな・・・
なので、ファンの目に触れない作中では、ストイックなイメージを描いて、苦悩のシーンを描きたかった形になります。
伝わったらいいな・・・

まぁ、先の通り「公式に寄せた」といいつつ、このあたりは公式が一切見せてない部分なのでかなりハイコンテクスト。
Twitter告知に記載のあった「なんでもゆるせるひとむけ」というのはこのあたりに対する注釈となります。

全体の流れについて

そして、これはささつづライブに対する感想も入るんですが、個人的に「ボイファン2025」が1つの区切りなのかな、と。
個人的には「ささつづハシOnlyのラスト」であるautumnも区切りだったんですが、やはりCeVIOというソフトウェアにおける原初ともいえるrainbow colorsをセトリに組んだ時点で、ボイファン2025は1つの区切りだという事は感じられずにはいられませんでした。

ともすると、CeVIOのみなさん、アイペのみなさんがファンに投げつけてきたボールは打ち返す必要があるわけで・・・(あるよね?
となったときに、なんとなくチェビパからボイファンという流れの中で、ファンの1人である自分がうっすらと見えていた世界観みたいなものを二次創作で繰り出したいな、とも思ったのでした。

↑前半の1ページ、なんとなく見えていた「ボの子」たちの原動力みたいなものを具現化したかったページ。このあたりはautumnのODD ENDSあたりから感じとりました。

今回お話の最初は「CeVIOParty」から始まります。
このライブはネット限で2021年の8月に開催されたもの。
今思うと「さとうささらの初ライブ」がこのタイミングだったはずです。

アーカイブを見ることも今となっては出来ないため、なかなか当時を語るには難しいですが、一部レビュー記事が残っているため気になる方は目を通すといいかも。

キマシタワーPのレビュー記事

szkの合成音声歴は2006年に初期初音沼にはまり、大体2013年くらいまで。そして、数年間離脱したのちに車載動画を介して2019年ごろ、界隈に足を踏み入れた形でした。肌感レベルの話ですが、当時のCeVIOといえば最大勢力はささつづハシではなく、ARIA組だったように記憶しています。
そも、現在の猫も杓子もライブといった感じではなく、毎年初音がライブしている中で、細々と結月とARIAがライブを趣味的に頑張っていたという雰囲気です。現にCeVIOPartyもARIA組のクラファンのリターンとして開催したわけですし。

余談ですが、この時の雰囲気から虹と独奏においても、今回結月とIAは「強キャラ」感を出して描いたつもりです。
・・・まぁ、IAは毎回なんでもできる最強枠ではあるのですが…

そこから始まり、翌年にCeVIOParty2。このタイミングで初めてすずきつづみが3D化。
数か月後にはWinter、そして現在という現実で見ても割と怒涛なサクセスストーリーなわけです。

で、CeVIO Party1からボイファン2025まで「すべて出演してる」キャラってさとうささらだけなんですよね。

このあたりやっぱCeVIOの顔だな、主役だなと思わざるを得ません。
すずき推しの自分ですら、CeVIOといえばさとうささらなんですよね。

ただ、主役の重責というか、きっとそういうのもあったわけで。
それを描きたかった、さとうささらの苦労をわかりたかったというのが「虹と独奏」というわけでした。

ちなみにカットされたシーンの中にはVVVもありました。
けどこれ入れると登場キャラがアホみたいなことになりそうだったので泣く泣くカット。忘れてないよ!!こなごな~

反省点

ちょっとドキュメンタリーにしすぎたなというのが反省点。

現実を向きすぎてお話としてのカタルシスを詰め込めなかった。
逆にある程度史実を着色した流れになっているので「ここ5年のささらさんの軌跡」は描けたんじゃないかなと。

けど、今のszkの漫画作るパワーではこれが限界、いわば現時点での最高傑作であることは違いないので、よければ手に取っていただければと思います。

くっそ~~~、ささらちゃんのためにもっともっと強くなりたい。

そして、一番の反省点はすずきつづみの新刊を落としてしまっていること。
思った以上に仕事が激化しそうパレで新刊を出せなかった。
実はこの本、はるじろ。氏にイラストを1枚いただいておりまして・・・これも掲載できていない状況です。
近いうちに作成してちゃんと世に出したいな、と思ってます。

謝辞

この本を描くきっかけになったボイファンを生んだスタッフの皆様。
そしてなによりさとうささらのデモソングとして「独奏」を書いたYASUHIRO(康寛)氏、さらに原点ともいえる「Rainbow Colors」を書いたHearts_Cry氏双方に感謝を。

そしてはるじろ。氏、ごめんなさい。今年中に絶対本出します。
しばしお待ちを・・・

おしらせ

チェビフェス、そうパレが終わり、余剰分をBoothにて通販開始しております。

よろしければお手に取っていただけると幸いです。

Booth:虹と独奏[漫画]

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