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【Resolume】表示している映像を色相要素でずらす「Shift RGB」

VJ Software Resolumeエフェクトメモ。
今回はShift RGBについて紹介します。

概要

映像を「RGB」の要素に分割し、それぞれをずらして出力することができるエフェクト。
Resolumeのエフェクトの中ではかなり使いやすく、とくに画をグリッチしたり大きく動かすエフェクトと同時に使うと効果大です。

ダッシュボードの画面

Distance:

基準は1です。最低0、最高は1です。
「どれくらいずらすか」の全体設定に当たります。
つまるところ「RとGとB」のズレ具合を同時に動かせるパラメータと思ってください。

Mode:

「どの方向にずらすか」を設定できます。
ずらせるのは「Shift X」(横方向)、「Shift Y」(縦方向)、「Zoom」(拡大縮小)、「RotateX」「RotateY」「RotateZ」(回転)です。
同時に複数の効果を得たい場合は、Shift RGB自体を複数適応して対応する必要があります。

R/G/B:

基準は0。最低―1、最高1です。

それぞれModeで設定した方向に「色相」をずらします。
基本ですが「R=赤」「G=緑」「B=青」です。
ちなみに数値は解像度に比例し、compositionの解像度がFullHDだった場合は1とすると1920ピクセルズレが生じます。
つまり、画面外に追い出せるということですね。

使用例

前回の「ダッシュボード」を紹介した記事でも紹介した通り、他のエフェクトとの合わせ技で効くケースが使いやすいかと。

これですね。

その他↑のサンプルのようにRotateで画自体の見せ方を変えてもいいですし、使い方の幅も広い良いエフェクトだと思います。
当たり前ですが、色相でずらす為「赤一色」のような素材とは若干相性が悪いことを気を付けてくださいね。

 


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