Loading...
ITVJ機材

Resolume搭載HDMI&NDI送出機ことSARVERLを現場で使った感想

SabaLeoN szkです。

先日記事を書きましたNDIミキサー(SARVERL)について、サガアニで試用運用してみたので感想をば




■とりあえず現状のまとめ

現段階では運用すごく大変、だけど使いこなせれば色々可能性がありそう

以下にその理由を記載します。

■使ってみて分かったSARVERL-NDIミキサー(仮)

■今回わかった課題【基本機能】

弱点とかそれに対する対応策です。

当日の様子を見ても四苦八苦しているのがよくわかります。

・ネットワークが切れると機能の大半を失ってしまう。
逃げの画を出すためにも冗長として現状HDMIキャプチャは必須
→なので、V1HDにとって代わる機器ではなく、Addの機材)

・今回はHDMIキャプチャの性能が低かったため、映像に遅延が発生した。
→これは機材購入でなんとでもなる

・ネットワーク設計は十分したつもりだったが、意外と穴があったので見直す。
→現場では十分な設営時間が無く、仮想ルーターを起動する手間を省き物理のモバイルルーターを使用したところ
MACアドレスによるStaticIP振り分けとサーバーの固定IPが見事にバッティングさせるという基本ミスをし、ネットワークが不安定となってしまった。
→複数環境(箱、自宅)でつなぐときの接続形態はしっかりチェックすること。
設営に時間が無い場合用の予備案の設定も見直す必要がある。

■今回わかった課題【今後の追加機能】

・後述する用途で使うためにあらゆる機器から映像を受け取れるようにしたい。
siphonからデータを受けれるとMacユーザーにアプリケーションインストール等負担なしで映像を受け取れる。
・エフェクターやマスクの機能、映像を遅延させる機能(リップシンク用途)を追加出来たらいいなと

■気づきと良かった点

・ミキサーとして使うのではなく、ネットワークで言うところのルータ的な使い方をすると色々できることがわかった。
既存の映像機器で言うとPR-800に近い

→サガアニでは全部で5系統の映像出力先があり、今回はVH1Dと複合的に使用した。
前面のスクリーンはV1HDのOUTから直接出力。像を崩さない形でアニメ画を出した。
背面と側面の映像はV1HDのプレビューをHDMIキャプチャでSARVERLで読み込み、その映像に対してマスクやエフェクトをかぶせる演出を行った。

・取得した映像をマトリクス的に3分岐できる機能は良かった。ここは見込み通り。

■今後の方針

今後はミキサーよりも映像ルーティングマシンとして活用する。
→その為確実なNDI⇔HDMIの変換機構を搭載する。

~~~~~~~~~~

■色々書いたけど

結局のところ、キャプチャボード無しに他人の映像拾えるNDIという規格は結構イケてるなぁと思いました。
ただ、現場で使うにはモニタリングが必要だったりするかも。
と、いう状況の中で可用性高くいろんな映像データを1か所にまとめてNDI化してくれるマシンというのはソリューションとして無しじゃないんじゃいかなぁと思った感じです。

走り出しの企画なので、寄り道しつつ進めていく感じになりそうですが、見守っていただければと思います。



以上