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ツーリングバイク関係

やはり箱根の山はすごかった静岡を目指すツー

”・・・の舞台はこれから坂がある・・・!”

止まぬ歓声のような咆哮に脳裏の実況の声はかき消される。

「こんな坂で・・・負けられないですわ!」

今まさに駆け抜けんとする”道”に跳ね返る音、そして歩み。

「こんなものでは無いはずですわ・・・!」

思わず挫けそうになる急こう配、しかしこれを超えなければ栄光のゴールは掴めない。
坂の頂上が見えた、不思議と体温が下がってくる・・・

 

脳裏に再びとどろく、冷静さと情熱の間・・・

”ここらから坂・・・!箱根の舞台は坂がある・・・!”

「・・・こんな・・・こんな坂道、スパーダで登れぬわけがないのですわ!」

静岡県の県境、エンジンの唸るような咆哮は山に反射し体を震わせる。
標高に伴い気温が下がってくる、そんな中関西人のソウルスピリットを宿したszkはスパーダのアクセルを捻っていた。

そう、szkはこのとき・・・

箱根にいた

24時間前・・・

enzirion「俺、専門店のうなぎって食ったこと無いんだよな」

この時szkは・・・そう2月に浜名湖にうなぎを食べに行ったszkは割と「専門店でうなぎを食う」ことに優越感を感じていた!
うなぎは大体1食3k~4kの食べ物で高級品とは言えるだろうが、なんだかんだいってロイホで飯食ったら近しい金額になるし、毎週通っている近所の喫茶店も1食2kランク。
そう、うなぎは背伸びして一般市民がギリ届く優越感ランチなのだ
それでいて「高級飯」というイメージがあり、適度に優越感に浸れる。うむ、うなぎはいいぞ

絶滅危惧を考えると無暗矢鱈な常食は控えたいものの、スーパーの安売りを飼うわけでもあるまいしどこかのおにぎり頭の小学生みたいにバカ食いするわけでもない。
その答えはGoだ、ということで”2人とも行けたら行く”というガバもいい計画で当日を迎えるのであった。

目的地は静岡県三島!

ルート

事前に全く決めなかったので事前ルート無し!ヨシ!

ほんへ

7:00

はーっはっは!早起きは成功だ!(タキオン)

普段9時仕事開始8時55分起床とかいうクソガバ生活を送っているとは思えない早起き。
人間やればできるんだよ!ということで静岡を目指す。

といっても今から本気で東名をぶっちぎると9時には静岡で時間を持て余すこと間違いなし。

となると、どこかで寄り道をする必要があるな・・・
で、あるならばと箱根経由で向かうことにした。

小田原厚木道路

神奈川県には2つ、「魔境」と呼ばれる道路がある。
それが横浜横須賀道路とこの小田原厚木道路だ。

何が「魔境」かというと、とにかく速度違反による検挙が多いということ。
この道路は2車線70㎞/h制限道路なのだが、後ろから煽られて速度上げれば2台の白バイで両方検挙。
坂道で速度が少し上がろうものなら検挙。
終いには深夜に1台で法定速度で走っていても検挙されるという安心の神奈川県警クオリティ「今のハメっしょ?俺のシマじゃノーカンだから」と言いたくもなる一瞬の油断が命取り道路なのだ。

なのでここは焦らず騒がずゆっくり走るゾ。

ちなみに命知らずのプロボックスと地元を知らない足立ナンバーの軽自動車は東名のノリで110㎞で飛ばしていくので、いい感じに神奈川県にお金を落としてくれ

今回は検挙確認無し!

箱根へ

さて、箱根へ入っていくぞ。
ここのアチーブは持っているのだが前に来たのは10年前くらいで最早初見。
ここに来るのは初めてですよろしくおねがいします

さて、箱根といえば数々の名道路があり、車バイク問わず日々走り屋ツーリストがしのぎを削る激ヤバエリアだがこの日ももれなく満場御礼。
箱根新道はバイパスではあるが、明治時代から続く由緒正しい旧街道であり、比較的古めの作り。
うーん、自分のペースで走りたいからICで降りて下道でいったろ!

ちなみに下道は下宿街連なるさらに古い江戸時代から続く”旧東海道”だ。
これを通って蘆ノ湖まで行ってそのまま下道で下ろう・・・としたが・・・

・・・・・!?

550㏄以下の自動二輪通行禁止

 

 

は?????????

 

400㏄ならともかくまさかの550㏄以下禁止という謎区分。
恐らく昭和の時代にイキって命を散らした愚かなバイク乗りのせいだろう・・・
にしたってこの区分は一体なんなんだ。

自動二輪は50㏄の原付以外が対象となる。
つまり90㏄~125㏄の軽二輪および~400㏄の中型自動二輪および~550㏄の一部の大型自動二輪が通行禁止ということになる。
さらに125㏄未満は箱根新道が通行禁止。。。

つまり51㏄~125㏄未満の二輪は箱根の山を越えられないということになる。
125㏄で箱根に行きたい人は熱海方面から伊豆を南から攻めるか静岡方面から上がっていこう・・・

これ規制作ったの600㏄乗りだろ、汚いな流石大型乗り汚い。
あるはCB550に親を殺されたんだな

仕方ない、気を取り直して再び箱根新道に戻ろう・・・とICまで戻ると

このインターからは芦ノ湖方面には行けません

!!!!!!???

なんと、最寄のICからでは箱根新道に乗っても静岡方面には出れない。
くぅ~ん、悔しいです、小田原まで戻る!(すごろく

ということで、再び箱根新道です(震

30分くらい時間をロスしたが、そのせいで交通量も若干増えてしまった。
流石箱根といった感じで、10代以上のツーリングも目立つ。

おそらく静岡から超えてきたであろう20台弱のツーリンググループもいた。

まぁ、大体50過ぎのリターンライダーなんですけど

なんとなく「バイクで集団走行」と聞くと若者のイメージがあるが、実際に乗っていてすれ違うと50は超えているだろう。
下手すると60過ぎの年配の人のほうが集団走行している率が高いように思える。
恐らく今から40年ほど前、80年代にバイクで青春を過ごした人がかつてと同じように行動しているのだと思う。
特に危険な運転をしているわけではないが、集団も20台のバイクが連なると流石に威圧感がある。
規制が広がるようなことだけはしないでくれよと願うばかりだ。

やはり、ドラクエの4人。FFの8人。ポケモンの6匹というのは「敵から見てギリギリ赦せるレベルの集団組織」なんやなって。

箱根、到着

本来1時間かからない道のりを1時間たっぷりかけてしまった。
何はともあれ道の駅箱根に到着。あとはここから三島まで下っていくだけだな!

箱根から三島までは大体30分、11時半集合予定で現在11時前なので丁度良い時間。
さて、早速行くぞと思っていたら

「ちょっと兄ちゃん、それなんだい?」

szk「!!?」

見知らぬおじさんに話しかけられる。
くっそ怪しい風貌のおじいさんだが、szkのアクションカムが気になったらしい。
あれよこれよと問答している間に何故か、おじいさんのマジェスティの時計を直すハメになってしまった。

最初は盗難グループかなんかで、このおじいさんがヘイトを稼いでる間に別の人間がバイクからモノを盗む戦略なのか?とも思ったがそうではなかったらしい。
ただの、しゃべりたがりなおじいさんだった。

その後もおじいさんの日本一周話等つらつら聴かされ時計は11時10分を回っていた。

遅刻決定である。

このままでは箱根で日暮れを見ることになる・・・
なんとか話を切り上げ三島へ急ぐゾ

なんか今日はイベント発生が多いですねぇ!

箱根の坂

さて、箱根から静岡へ下るには長い坂道を下る必要がある。
ところで、教習所で自動車免許を取った人は「ペーパーロック現象」というワードを一度は聞いたことがあるはずだ。
これはブレーキを長時間かけているとブレーキパッドが摩擦熱によって高温化。
その熱が長時間ブレーキフルード液に伝わる事でフルード液が沸騰、沸騰すると気泡が混じり油圧機能が阻害され、結果ブレーキが利かなくなる。というものだ。

まぁ、つまるところブレーキパッドを押し出す液体が「ふっとうしちゃうよぉぉぃぉ!」となることでブレーキが利かなくなるということだな。

ちなみに、これと似た現象で「フェード現象」というのもある。
こっちはブレーキパッドとディスクの摩擦熱によりパッドが熱を帯びることで摩擦材が熱分解されてしまい気体の膜が発生。
これによって摩擦力が低下することでブレーキの利きが悪くなるという現象だ。

まぁ、どちらも「ブレーキを長時間使うと発生する現象」と覚えておけばいいだろう。

話を戻すと、この現象を教習所で習うときにセットで教えてもらえる用語として「退避場」というもの存在する。

▲これね

この「退避場」、日本全国走っても意外とお目にかかれない施設なのだが神奈川県民は箱根によってこれを知っている。
つまるところ、「日本中どこにでもあるんだろうな」という感覚が神奈川県民にはあるのだが意外とこれ、箱根以外で見ることが無いのだ。

もちろん、箱根以外に存在していることは知っているのだけどこの退避場、数を減らしつつあったりもする。
というのも車の高性能化によって現在維持管理されていないモノが多いのだ。
元々、古い山道でしか設置されていない。かつ、今はその数が減ってきている。
当然お目にする機会も減るわけで、箱根のブレーキ退避場はそんな中で都心から比較的近くお目にかかれる退避場だったりするので、見たことない人は見に来るといいぞ(謎の勧誘

あっ、ちなみに突っ込むと普通にサスペンションがイカれるレベルの凹凸があってバイクで突っ込んだ日には普通に事故だから緊急時以外は突っ込んじゃだめだぞ!

しかし、箱根はまだ寒い。
この日の気温、なんと8度。暖かい冬の日程度の気温だ。

正直寒すぎてやってられないからとっとと下山だ下山!

三島

ということで三島に到着。
11時38分着!うん、定刻だな!

今回来たのは「うなぎ 竹屋」さん
本来は要予約とのことだが、緊急事態宣言前後ということもあり来客が無く運よく入ることができた。

・・・

enzirion「ところでどうしてダウンジャケットなんて着てんの?寒がりか?」

szk「箱根はクッソ寒かったんやで」

enzirion「いやいや、それは君が寒がりなだけだ思うぞ」

下山してきて現在の下界の気温は23度、うん。この服だと若干暑いな。
だが箱根は寒いの事実・・・よっしゃ、いつか箱根の山道にぶち込んで凍死させたろ!

ということでenzirionとも合流し、うなぎを食べます食べます

ドン★

ドドン★

小ぶりな重箱だが中身は1匹と十分なボリューム。
これにうなきものお吸い物と漬物がつきます。

味はおそらく「普段イメージする」うなぎのたれとは異なり、甘みがすくなくさっぱり系。
言葉で表すなら「あまじょっぱい」ではなく「しょっぱい」タレというべきか。

ところで「うなぎといえば浜名湖」だが、今回どうして三島にしたかというと「本物のうなぎは三島」という話をenzirionが聞いたから。
なんでも三島は水が綺麗らしい。
天然のクソデカろ過装置である富士山の流水が丁度湧き出るスポットがこの三島であるがため、とのこと。
そんな水で泳がせたうなぎは癖がなく、おいしいのだという。
いつしか、素焼きのうなぎも食べてみたいものだな!

伊豆へ

さて、飯を食い終わったがまだ13時にもなっていない。
やはり早起きは三文の徳というが、ガッツリ走った後まだ走れるというのは充実感が違うな。

このまま帰っても良かったのだけどせっかくなので今日の天気は晴れという伊豆方面に行くぞ―

とりあえずバイクツーリングの目的地と言えば温泉、ということで伊豆の温泉地域湯ヶ島へ向かうぞ

韮山反射炉

道中に「韮山反射炉」という気になる看板を見つけた。

enziron「韮山反射炉!」

szk「どうした急に」

enzrion「こんなところにあったのか!よってもいい?」

とのことで急遽寄り道、これぞガバツ―のなせる業。

バイパスを降りて韮山街へ降りていくぞ。


▲あ”~ぁ、いい天気っすねぇ


▲看板から10分ほどで到着、割と施設は整っている。
上には茶畑、隣には酒蔵と中々のものだ

さて、韮山反射炉とは江戸時代の幕末から明治初頭にかけて作られた鉄鋼技術施設だ。
反射炉とは熱を内部で反射させ高温状態を作り出す炉のこと。
かっこいい名前だが、行ってしまえば「レンガ造りの煙突」のようなもの。

詳しくは韮山反射炉の博物館の説明を見て欲しいのだが、簡単に言えば「近代化を進めんとする江戸幕府が御用立てた大砲製造のための鉄鋼炉」。
歴史の教科書などでは、近代化は明治政府が行い、江戸幕府は時代遅れの政治を行っていたイメージがあるが実際はそうではない。
江戸幕府は江戸幕府で虎視眈々と近代化も外洋貿易も行っていた事実がある。
こういう幕末の歴史に触れられる施設を見るたびに、「もし、江戸幕府が倒幕しなかった現在日本はどうなっていたのか」という思いにふけってしまうのだった。


▲展示室はそれなりのボリューム。有料だが大砲や幕末、製鉄の歴史に興味のある人には相応の対価が得られるだろう。

ちなみに、この韮山反射炉。行って初めて知ったのだが日本国内としては試作機だった様子。
明治政府はこの施設を江戸幕府から引継ぎ運用、これを帝都付近で建築するとした時の建築先として東京府滝野川村が選定。
つまり、現代で言うところの東京都北区滝野川地区となる。
昭和初期、現在の東京都北区(当時の東京府北豊島群)は日本陸軍の街として栄えた。
この陸軍が招致されるにあたった理由が「武器庫と製造工場が近くにあったから」というのは知っていたが、そのさらに根底となる事実に触れた気がした。
まさか静岡県に近所の土地の成り立ちのルーツがあろうとは、これだから旅はやめられないぜ

さて、肝心の反射炉をっと・・・

改修工事中

 

はい、ということでお疲れさまでしたぁ・・・

まぁ、改修工事ではあるものの逆に工事用の足場の一部が公開されており、普段よりも高い位置から観察することもできたのでがっかりという感じではない。


▲足場の一部は展示スペースとして使われていた。


▲焚所風入口は公開されている。
こうしてみると手前の煉瓦と奥の煉瓦が違うことから過去にも数回補修工事がされていたことがわかる。
こうして文化財を保護していくのも大変だなと思いました(小波感


▲秋に来たら紅葉が綺麗そうだ

ノルマ達成。

新茶アイスクリームは・・・うーん普通!

ということで温泉を目指すぞ。

湯ヶ島

伊豆、湯ヶ島。
地図で見ると伊豆のど真ん中に位置しており、緯度でいえば伊東よりも南。
かなり辺境の地に見えるが伊豆の国から伊豆氏、そして湯ヶ島とバイパス(有料)が通っているため実際はそんなに辺境の地感はしなかった。

バイパスを降りた後も小規模な集落が続くので不安な感じは一切しない。
道もずっと舗装路なのでツーリング初心者でも楽しめる道だろう。

しかし、伊豆は標高が多少あると言えど気温は比較的高めの23度。
しかしそれも川によって多少の涼しさがあった、絶好のツーリング日和と言えただろう。

ということで温泉に到着!

湯ヶ島 共同浴場 いづみ園

ということで来たのはいづみ園という温泉。
規模は小さ目で洗い場は4人がけ。
室内に1つ、屋外の露店が1つの小規模な共同浴場だ。

しかし、今まで入ってきた数々の共同浴場の中でもこいつは中々いい・・・
というのも、露天風呂が非常に出来がよい。

目の前を流れる猫越川のせせらぎを聴きながら露店に立つ紅葉の木を眺めて入る露天風呂は格別だ。
室内の露店もガラス窓が広く開放感がある。

施設としては小さいながらも「風呂」の快適さに全力を振った良い風呂だったな!
しかも源泉かけ流しで休憩所の雰囲気も良い。

休憩所は目の前を川が流れ非常に風流。
ついついうたたねしてしまいそうな空間だ。

おまけにこのいづみ園、比較的建物が新しいのかキレイ。
大体こういうこじんまりとした立地の良い施設は古い建物が多いのだけど、これは温泉初心者にもおすすめできそうだな。

のんびり過ごして動きたくなくなる前に帰路へつくことにした。

帰路

あっ、そうだ(唐突

お土産買わないといけないな

ということでお土産を探していたら東京ラスクの工場直販を発見。
伊豆なのに東京ラスク、しかもここで購入ってもうわけわかんねぇな

ん?駐車場になにかあるぞ

おっ、黄金のしいたけ足湯(謎概念)じゃ~ん!

 

黄金のしいたけ足湯、枯渇!

お土産買ったしかえる!

箱根へ

さて、この時の帰路だが通常伊豆縦貫道まで行きそこから新東名→東名と帰るのが間違いなく最短プラン。
この時、我々もこのルートでの帰宅を考えていたのだが・・・

伊豆縦貫道、渋滞!(死

オイオイオイ、あいつ死ぬわ。
どうしてー!どうして伊豆縦貫道が渋滞しているのー!?

しかし、三島IC降りれば渋滞は回避・・・

だが・・・

あれ~?

あれあれ~?

あれあれあれ~~~???

あれあれあれあれあれ~~~~~?????

気が付けば標高はあがり、気温は低下・・・そう

箱根、突入。である

 

なんと、ナビが突如箱根ルートを選択。
まさかの東名経由ではなく帰路まで箱根を余儀なくされたのであった。

この時昼の会話を思い出す。

\いつか箱根の山道にぶちこんで凍死させたろ!!/

 

この世の伏線は全て結果として集約する!

後から知ったのだが、この日の東名は御殿場JCTで工事&事故が複合的に絡む大渋滞があったらしい。
つまり、先の縦貫道の渋滞はあそこ(三島)から御殿場まで続いていたのだ。無理無理死んじゃう!

これはナビ君GJだ、なんならenzirionに寒い箱根を味合わせることができたのだから。
ちなみに気温は朝と同様の8度。インカム越しに聞こえてくる「寒いですわ」の一言。ほらみたことか!

ツ ー リ ン グ は 「 箱 根 」 で 、 冬 場 の 気 温 を 超 え る
神 奈 川 県 内 最 高 標 高 道 「 箱 根 新 道 」

かつて、ツーリングは何度も避暑を目指した。
しかし、それは実際には暑い中で風を受けただけの「避暑以下」のものでしかなかった。
だが、ついにツーリングが、冬場の気温をも超える時が来たと確信する。

このszkhavenの最新作が、そのすべての答えを握っている。
あらゆるツーリングの挑戦に、1つのツーリングが降り立つのである。
enzirionを筆頭に究極のシチュエーションによって完成されつつある。

彼が乗るは750㏄という排気量でありながら、スクーターのような乗りやすいライディングスタイル。
DCTの素晴らしいオートメーションに、心が振るえ、体は熱くなるだろう。
だが、間違いなくこの箱根では県内、史上最高の・・・いや、最標高による寒さが襲うだろう。
クソ寒ツーリングローグギャラクシー

寒さに

──────さ ぁ ふ る え る が い い

 

szkはこんなこともあろうかとダウンジャケットを装備済み、装備が整っている立場から見る他人のツーリングは最高だぜ!

だが、箱根の舞台は坂!ここから坂がある!

箱根の勾配は箱根新道から入る神奈川県側と静岡県三島側があるが、三島側の坂はカーブが緩やかである代わりに非常に長く急である
しかも、永遠に同じ勾配で続くため平衡感覚が狂い坂を上っている感覚が無い。
気が付けば速度がどんどん落ちて行ってしまうのだ。

250㏄という低排気量のスパーダはその影響をモロに受ける。びっくりするくらい捻らないと速度が落ちていく。
流石に排気量750㏄のXADVと比べると余裕がない。
この2年間、いろんな山道を走ったがここまでバイクがつらそうな坂は初めてだ、まさかこんな近くにラスボスが存在したとは・・・

最終的には寒さで勝って排気量で負ける・・・一対一の引き分け、ですかねぇ・・・
さてさて、結果今回のツーリングのリザルトはこんな感じ。日帰りにしてはかなり満足のいくツーリングだったな!

 

あれよこれとというわけで、なんやかんやで小田原迄降り東名へ。
どうやらenzirionは厚木で降りて129から帰るらしい。

おっしゃ、東名ぶっぱして早く帰ってびっくりさせたろ!
東名さん、対戦よろしくお願いします!

 

ん”っ!!!(渋滞による死