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バイク攻略記事&雑記&その他

九州ツーリザルト(車載動画機材編)

こんにちはszkです。
撮影した動画をGoogleDriveにアップロードしてたら容量多すぎたせいかいくつかロストしてなきながら復旧してるszkです。

ということで車載動画用のリザルトを別途こちらに記載しました。
全てのバイク乗りが車載撮影するわけないだろいい加減にしろ!

ということではい、スタート

今回のコンセプト

去年の四国和歌山ツーの時はinsta360とZV-1という新規加入機材に対応しきれなかった感が否めない。
そこで今回は上記2機種を運用に取り入れ、楽にかつコンパクトに撮影をできるようにしていくぞ。

総量と入れ物

まず今回の総量だが上のようにウェストポーチ2つに収まる形にした。
上のウェストポーチはロゴスのハイカー向けの”ファン搭載ウェストポーチ”。
こっちは容量は少な目で後述するモバイルバッテリーとSDカードケースくらいしか入らない。
フェリーやバイクから降りた時のマガジンポーチ的な運用がメインだ。

下の鹿番長のポーチは写真だと小さく見えるが実際は幅がかなりありモノがドカドカ入る。
バイクから降りたときに持ち運びはせず、ホテルに入るときなどにまとめて機材を持っていけるようなコンセプトでまとめてあるぞ。

撮影機材

ということでメインの撮影機材はこちら

FDR-X3000(白い奴)

言わずとしれたSONYのアクションカム。4k対応だがHDで利用。
ヘルメットの側部にマウントして運用している。
GoProとの比較については諸説あるが個人的には軽いというのが大きい。
SONYの側面マウンター+本機は200gに満たず(本体重量114g)本体がいくら軽くてもマウンターのせいで重量200gOverのGopro君よりも軽くできると思っている。
ちなみに画質は好みではあるもののビットレート差でGoProとダブルスコア食らってるから画質廚はGoPro買っておけな!

Sony ZV-1(コンデジ)

去年の四国本州最南端ツーで購入。一言でいえば「高級コンデジ」だ。
一眼レフほどの対応力はないがアクションカム以上の画撮り性能とスマホ以上の写真撮影能力を持つ。
去年は運用が定まっておらず、それでも「良いもの」と印象付けた実績は大きい。
今回は手取り用の機材としてその立場を確固たるものとした。

何より高いだけあって撮って出し(撮影したものをそのまま使用)の能力が高すぎる。
適当に撮影しても「それっぽい」写真が作れるのは強み。
「Iphoneでよくね?」という意見もあるが、「ジャケットのポケットに入る」のと「起動→撮影までの時間がスマホより早い」という部分で部は一応存在する。
さらにいえばスマートフォンはSENAとの通信にナビに天気にと大忙しなので正直使ってる暇がないぞ。

ちなみに撮影したものを編集無しでアップロードしたものがこれ↑

Insta360R(自撮り棒の先についてるヤツ)

去年は「買って失敗した」とまで思った機材だが度重なるアップデートに後述の自撮り棒の追加によって今年は大躍進した。
つまり僕の使い方が間違ってましたすいません。

タンデムステップ付近にマウントを装着し自撮り棒経由でライダー後方からの画を取ると「とりあえず360度全部とれるので画に困らない」ということが分かった。
これ一台で側面後方、上部までいけるのだから取りこぼしが無い。
FrontはメインのX3000で常時撮影してるからな。

AS300(見た目はX3000といっしょ)

上で紹介したX3000のHD版。能力的には正直こいつで十分だったりする。
普段はスイングアームに取り付けてリアの撮影&バイクの排気音撮影をしてもらっているがボイロ実況に切り替えたことにより排気音の録音すら不要になったため今回は予備として参加。
実際に3日目の雨で一時的にX3000が使えなくなるタイミングがあったので役に立った。
やはり冗長化って大事なんやなって

備品関係

運用を支えてくれた備品関係がこちらだ

記憶媒体

・mSD256GB 4枚(X3000、AS300、Insta360、予備)
・mSD128GB 3枚(ZV-1用、予備)
・外付けHDD2TB(途中で購入)

SDカードは256GBがメイン。
正直1日回し続けるとなると間違いなく128GBでは足りない。
X3000とAS300は256GBで10時間40分。
Insta360は256GB約6時間撮影が可能だ。
となるとInsta360については常時撮影しつづけるには512GBのメモリが必要になるということになる。

ZV-1は手取りの差し込み用映像のみだったのでたくさん撮ってもせいぜい50GB程度。
まぁ、ありあわせ構成なので若干微妙だがこんなものだろう。

ちなみにこれは「毎日データを別の記憶媒体にエクスポートする」ことが前提のSDカード構成だ。
2日は持たないから注意しろ!

ちなみに今回は毎晩ホテルでGoogleDriveにアップロードするという形式にしていたのだが、撮影容量が毎日約300GBと追いつかなくなり途中でHDDを購入した。
最初から持っていけばよかったな!

バッテリー関係

・X3000、AS300、ZV-1兼用バッテリーx5
・Insta360専用バッテリーx1(予備は無し)
・モバイルバッテリー 4000mAh
・モバイルバッテリー20000mAh

ZV-1のうれしいポイントがSONYのアクションカムを使っているとバッテリーが共通ということだ。
運転中にZV-1を使って充電してアクションカムに入れ替えたりその逆ができたりする。
自分は過去のAS200Vも2台持っていたのでそれもプラスして5本バッテリーを所持していることになるな。
ちなみに、バッテリーに関してはバイクで走ってる間は充電可能な構成なので予備1本だけ、つまり3本にしても問題なさそうだった。

Insta360は基本的にバイクの上で使う場合は常時充電ができる(建前)し、バッテリーがそもそも高い(本音)ので現用の1台のみを持っていった。

モバイルバッテリーは4000mAhのモノが一つ。
これはヘルメットマウントのX3000に対して充電するためのモノだ。

この図のように胸ポケットにバッテリーを仕込んで首の後ろからUSBケーブルを回す。
KOMINEのプロテクターにはフードを装着するための謎の輪があるので、そこにUSBケーブルを通しておけば取れても吹っ飛んでいく心配もない。
ちなみにX3000はこの状態なら常時撮影可能。4000mAhあれば2日持つので予備バッテリーが不要となる。

20000mAhのモバイルバッテリーはトップケースの中で使っていない録画機材の充電を行ったり、後述のファン搭載ウェストポーチの給電に利用する。
バイクから降りたときにX3000の充電に使ったり、上に書いた4000mAhのモバイルバッテリーに給電するために使用したりとその活躍は多岐に渡る。

その他

これ以外は便利グッズ的な何か。

・Insta360 自撮り棒
・Insta360 コンパクト三脚
・ZV-1 リモートシューティンググリップ

まずは三脚関係。
「コンパクト」というコンセプトについて、この装備は今回最終系だなと思いました(個人の感想)
今回新規で購入したのは左の2つのInsta360自撮り棒と三脚。
まずこの自撮り棒は収納時に非常に小さくなる優れものだ。
上のTwitterのメディアでもわかるようにポーチに入り切るサイズまで伸縮できる。
アウトドア三脚も同様で棒状になるため使い勝手が良い。
さらに足をたたんだ状態で自撮り棒にくっつければ自撮り棒の延長にもなるから便利ったらない。
こいつ1つで「ZV-1の足」「自撮り棒の延長」と2つの役割を持てるのは非常に良かった。
下手な小型三脚を1つ持っていくよりも自撮り棒+アウトドア三脚で運用した方が取り回しが楽だった。

自撮り棒を使うときの面倒な点として、Insta360は動画メインなので撮影開始してから自撮り棒で高く上げれば良いが写真の時はセルフタイマーなどを使う必要があったりすることだ。
一々設定を変えるのは面倒だし、何より設定を戻すのが面倒。
一応Insta360もZV-1もスマートフォンからのリモートコントロールに対応しているため操作はできるのだが、ZV-1に限ってはリモートシューティンググリップの先端にInsta360の自撮り棒を付ければ片手で操作が可能になる。

やっぱり1/4ネジとかいう規格は最高なんやなって。

ケーブル

充電用のケーブルはいくらあってもいいぞ。
今回は以下を持っていって足りませんでした。

Type-C 0.1m(バイク給電用) x1
Type-C 1.0 m(常用)
Micro 1.0m x3

これに途中で3mのType-CをInsta360常時給電用に購入。
3m以上のケーブルは2本くらい欲しい所だな。
そしてバイクから給電するためのケーブルとホテルで使う用のケーブルは分けておきたい。
バイクから給電できる本数が2本なのであれば2本は最低限でその倍数は持っていきたいところだ。

撮影スタンス

以下は撮影のスタンス。
まずバイク乗車時、X3000は常時回しっぱなしで撮影していないシーンが無いようにしたい。
もちろんバッテリーが切れたりして一部撮影できていないシーンはあったものの今回おおそよの撮影ができたと思う。

高速道路や市街地以外ではInsta360Rも今回は回しっぱなしにした。

Insta360Rは元々ハンドルにくっつけていたのだけど、風の抵抗とか振動で見ていて不安なのと普通に自撮り棒が視界に入ってうざいため、今回は上のような形式に変更した。
ちなみにInsta360公式のハンドルクランプマウントをタンデムステップに装着している。
1点のみだと倒れた時の被害が半端ないのでシートバッグのリング部分でインシュロックを通して3転止めしている形だ。
この形なら棒を最大まで伸ばしても時速80㎞まで取れたり吹っ飛ぶような素振りは見られなかった。

これなら視界を遮る事も無いしツーリングに専念できるってもんだな。

ちなみに映りに関してはこんな感じになります。


本来はこれにリア&音声録音用のAS300があったのだけど降りるたびにつけたり外したりが面倒&スパーダの排気音とか誰も興味ないでしょってことで今回は断念。
画としては2台で十分なのでね。

データの取り扱いについて

撮影した動画はその日のうちにコピーしておこう。
今回はWindowsPCを1台持っていったのでまずはこいつの内部ストレージ1TBを使い毎日動画を取り込む形にする。
1日の終わりにはSDカードを空にしておこう。

尚インターネットに接続できる環境であればクラウドにアップロードも可能だがオペレーションが増えるしアップロード失敗するとデータロストするので注意だ。
去年はこれでInsta360のデータをまるっとロストしているので今回は慎重に行った。

まぁ、帰宅してから取り込みするときに無事阿蘇のデータ1日分をロストしたんですけどね(血涙

旅先でなるべく手間を減らしたいなら小型のSSDかHDDを持っていってSDカードからぶち込んどくのが一番楽だな!(HDD無くしたり壊れたら涙目だけど)
ここらへんはまだまだ改良の余地がありそうだな。