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バイク関係整備&カスタム関係

VT250メンテナンス日記-SPADA メーター修繕

さて、今年の春に折れてから長らく放置していたメータのニードル。

動画などで各所からも「折れとるやん!」と言われ続けたのでそろそろ直していこうと思う。
ガバガバ修繕はーじまーるよー

メーター外すよ!

というわけで取り外しから

メータの取り外しの順序は次の通りだ。

1.フロントライトを外す

2.メータを外す

ちなみにサービスガイドには「1」が書いてない。どうしろと。

フロントライトは12のヘキサで外した後にリフレクターとガラスも着脱する。
ガラスの 着脱にはプラスドライバーが必要だ。

するとトップブリッジの裏からメータのネジにアクセスできるようになる。

んで、普通にこれ解りづらくて僕も間違えたんですが、メータの留め具は写真右の10サイズのヘキサです。(1敗)
左のトルクスはイグニッションキーの取り外しに使います。
ちなみにサイズは40Tでした(

1.上の写真のヘキサ左右2つを外す
(多分右舷からやったほうが楽)

2.センサーのラインを外す(アンテナ線みたいな同軸で繋がってるので手回しかレンチあたりで挟んで回す)

3.フロントライトの中で接続されている電源を外す

ということで取り外し完了。
手順が分かっていれば20分かからないだろう。

メーターの分解

取り外しさえしてしまえばメーターの分解は容易だ。

プラスドライバーのみ、ネジ3つで取り外しができる。

まずはM5のネジを3つ外すと

ハウジングが取れる。
ここから写真手前に見える真鍮ネジ2つと反対側の中央1つを外せば前面のカバーが外れるぞ。

プラリペアでなおす

ということで買ってきたのはプラリペア。

こいつはいわゆる接着剤・・・なのだけど「プラスチックを構成して埋めてしまおう」といういわばプラスチックパテだ。
今回はこれを使って純正のままでいったろ!と思ったのだが・・・

 というかこれ、つついただけ、というか軽く触れただけで崩壊していく・・・
30年間紫外線に当たっていたプラスチックだ。面構えが違う。

というわけで作戦変更だ

代わりのニードルを探して

というわけでホムセン迄きた。
こういうときにバイクが2台あるといいよなぁ!心の余裕が違いますよ。

色々かってきたけど、とりあえずはこれでいこう。

買ってきたのは 1.5㎜規格のヘキサ棒スパナ、そして赤の鉄部用塗料だ。
あとは浸すためのピンセットやアロンアルファも買ってきた。

巷では「弁当用のプラつまようじを使う」のが主流らしいがいいサイズ感のが無かったからこれでゴリ押すぞ。
耐久性は高いだろう多分(適当

というわけで・・・

塗って!

乾かして!(ここガバ

折って!!

できたものがこちらです。

流石に3時間では乾ききらなかったので若干汚い。
これ、取り付けた後に薄めて筆で塗ったほうが綺麗だったな。(ガバ)

元のやつはもう触っただけで砕け散るのでキレイに取り外すことはせず根元をニッパーで切り取った。
多分これが一番きれいだと思います

てな感じでアロンアルファ使って取り付けたのがこちら。

せっかくメーター取り外したし少し綺麗にしてやろう。(針は汚いけど)

この前お絵かき用に買ったホワイトマーカーで文字を復活させた。
なんかいいよね。こういうの。

ということで取り付けて完成。
あとは振動で撮れたりしないことを祈るのみだな!

以下はナレッジです。

・メータを取り付ける時はライトの留め具(三角のヤツ)も外してから取り付けた方が圧倒的に 取り付けやすい
・メーターの取り外しと取り付け(特に取付)にはロングソケット&長柄のハンドソケットが必要。

↑これね

・針は接着した後に少し少し薄めて筆で塗ったほうが楽だし早いしキレイになると思う。

 

以上!閉廷!