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ゆかりさん

ささつづautumnリバイバルを見にいった

こんにちは、szkです。

本日東京にて公演されたささつづautumnリバイバルの感想記事になります。

前回のささつづAutumn感想記事とは異なり、技術的な視点での推測などがメインとなるためご注意ください。

ささつづautumnとは

そもささつづautumnは去年11月末に開催されたCeVIOプロジェクトのキャラクターのライブ。
このライブはバーチャルではなく、リアル(池袋harevtai)で開催された。

まぁ本編の感想はこちらの記事をお読みいただければと思います。

今回のライブは?

現在この文章は行きの電車の中で記載している。
今回のライブの「ウリ」は「新技術」だ。
どうやら今回のリバイバル公演では「新技術」というものが使われているらしい。

事前にいくつか情報が出ていたのでいったんまとめてみよう。

なるほど・・・・?

そのあと詳細もYAMAHAから展開された。

音声、映像、照明など多様なデータ形式を統一化する記録・再生システム『GPAP(General Purpose Audio Protocol)』を開発

要約すると「舞台で利用するためのオペレーションプロトコルを作った」ということらしい。

一応、補足すると舞台で利用する器具というのは本当に様々なものが存在する。
例えば身近なクラブイベントで言えばDJ(プレイヤー)、音響(音場調整)、VJ(映像)、照明など。
これがライブになると演奏する楽器やMC、ボーカルのマイクの数だけ接続が増える。

すると音響はそれに応じた音声のON/OFF。バランシングを都度行ったりする。
そして照明もあらかじめデータを組み込んでいくこともあれば、現地でアドリブでプレイすることもある。(イベントの規模や趣旨で異なる。)
VJも同様だ。クラブイベントなどリアルタイムでプレイすることもあれば、事前にデータを納品し、出力さん(映像のおぺーレーター)に渡すというパターンもある。

初音ミクライブやささつづライブの場合、キャラクターの映像と背景のVJ映像が分離している場合もある。
こういった場合はなんらかの条件で映像、音声の出力タイミングを合わせるか、オペレーターの負荷を上げてタイミングを合わせるか、といった運用になるだろう。

つまるところライブというのは「めっちゃ人が必要」なのだ。

例えばこれがさいたまスーパーアリーナや横浜アリーナといった大箱だった場合、規模に比例した機材とそれに応じたオペレーションが必要になる。
これをこのまま小箱に持ってこようとした場合、機材と人はそのまま小箱に入らない。
「じゃぁ機材を少なくすればいいじゃん」となるが、これはもう「フルスクラッチ」と同義なわけだ。

YAMAHAのプレスによると「DAWで編集が可能」とあることから、音の波形をキーにオペレーションをトリガーするようなシステムなのだと考えられる。
つまるところ、最初にオペレーションのプロジェクトファイルを作っておけば、規模に応じてトラックをミュートする要領でスケールできるような仕組みなんじゃないだろうか。

ここまで読んでくれた人で察しのいい人は「ブルーレイとかに焼いたやつを流せばいいじゃん」とも思うかもしれない。
これについてはYAMAHA的には「臨場感」というワードで評価されているように見える。

ライブ会場に行ったことがある人はご存じだと思うが、現地の観覧をしたときの音、映像のレイヤーは多段階層だ。
ボーカルのアウトプットスピーカー、伴奏のアウトプットスピーカー、映像、照明。
さらに演者そのものを含めると非常に多くのレイヤーで舞台が構成されていることがわかるだろう。

BDやDVDなどの媒体は、いわばこれらを「表示されたレイヤーを結合」して出力されるわけだ。
YAMAHAはこれでは「臨場感がない」という評価に至ったのだろう。

YAMAHAの記事をもとにすると理想形は「別空間における本番公演の再現」ということになるだろう。
ビジネス的な面を予想すると、オペレーターや機材を地方に輸出しなくとも最小限の機材で再公演が可能となる」わけだ。
地方での採算を取りづらいアーティストや、地方住みのファンにとってもうれしいはずだ。
なるほど、小さいライブハウスでも大型アーティストを呼べる、といった考えもできるか。

・・・と長々と書いたが、仕組みや夢の部分についてはszkの想像であると念を押しておこう。

ともすると、今回の評価点は「2023年11月の本公演」と比較して、どれほど今回のリバイバルが「現地感」があるのか。といったところだろう。

ということで電車を降り、舞台は東京23区、満を持してリバイバルを拝観させていただくとしよう。

完走した感想

ということで見てきました。
色々と言いたいことはあるのだけど、今回は技術的推測とささつづautumnの感想で2つに分けて感想を記載しようと思うぞ。

ささつづ的感想

秋、再来。

2023年の11月かと思ったゾ。

というのは言い過ぎかもしれないが、「本番の空気感」は間違いなくあっただろう。
強いて言うなら「当日の会場マイク」も一緒に流れていたため、拍手のタイミングやアンコールのタイミングなどは若干音頭が取りづらかったように思える。
逆に言うと、会場としてはこれを逆手に取った「2回目だからできる」合いの手なども派生したりして、オタク的には非常に楽しめた形だ。
ぜひ「リバイバルのリバイバル」もやってほしいくらいだ。
あれ、リバイバルのリバイバルのリバイバルくらいまでやったらこれで無限に楽しめるんじゃね?

ノーベルささつづ賞はもらったな。

おそらく技術コンセプト的には、これは「初見の人でも本公演のノリを感じれる」というコンセプトなのだろう。
観客の音声が欲しいかどうかは好みがわかりやすそうだ。
今回は2回目民だったからこそできたムーヴもあったが、初見さんがいることを考えると、今後は身の振り方を考えていきたいところだな。

ところで、ささつづ的な話をすると、今回「Autumn」では「遠隔地でライブする」というシチュエーションだった。
今思うとこのあたりの演出もこのスペシャルライブ迄考慮して作られていたのかなぁ、と思ったり思わなかったり。

技術的推測

というわけで技術的推測。
メタ的な話をしていくので、ささつづ好きはUターン推奨だぞ。

 

ということで記載していこう。

まず、会場、あれはいいものですね。
箱のサイズからして明らかにオーバースペックな照明とスピーカー、そしてその数。
暴力的ともいえる設備の強さに目がくらみそうなほど。

今回YAMAHAのシステム的には「楽器を生演奏できる」(リアルな楽器を実際に打鍵器で演奏する)ものがあったようだけど、今回は利用してたのだろうか・・・
正直スピーカーが優秀すぎて全然わからなかったぞ・・・

音のリアル感は本当に優秀で、楽器音源は生演奏と大きく遜色ない内容だったと思えた。
会場の音声録音も流れていたのだけど、そっちはさすがにスピーカーと分かったのでやはりドラムは生演奏だったのか?いやしかし・・・いや・・・わからん。

ぶっちゃけこれくらいクオリティは高いものだったということと捉えてようのだろう。

さて、当日の見栄え的には上のような感じだった。
常設と思われる大型ディスプレイにささつづ、その手前にテンポラリーと思われる仮設パネルが左右に2枚置かれ
左右パネルにはりばびり~ず(バンド)の姿が投影されているというものだ。

設備的には「真新しい感」はあったし、全員がおなじ平面に映るのではなく
こうして演者ごとにパネルが用意されているのは「臨場感」の向上へ間違いなく寄与していただろう。

後の技術的考察にも記載するが、これに関しては、元の映像のクオリティにかなり依存しそうだ。
少なくとも今回についてはこの形式で「良かった」と言えるだろう。

さて、前半で推測した技術的なお話。
なんとなく、今回本番の魔物が潜んでたんじゃないかなと客席から見て思えた。
スポットライトの連動とか音声の出力ミスとか・・・もし仕様だったらすいません。


▲茶化してみたものの、本番前にアオザクラのささらVoファイルが暴発するシチュエーションがあった(2回も)

なんとなく泥臭いことはやっていそうで、オペレーションも簡単ではなさそうだなぁというのが垣間見えました。
公演は連続したオペレーションなので、ファイル分割したら都度オペが必要になるだろうし(それでもオペレーションの人数は減るはず)一本wavだとしたらシステムトラブルで大変そうだなぁと思いったのが一つ。けどこれは大した問題じゃない。問題があっても習熟度の話。

一番大変そうだなと思ったのは録音、録画時の映像や音声についてだ。
ささつづautumnは池袋harevtai。つまるところ小箱での開催だったのだけど、これだとカメラの配置リーチが極端に少ない。
どうしても観客席後ろからスナイプしなければならなくなる。
こうすると収録ファイルに観客のハンズアップした手が映り込んでしまったりする可能性がある。
今回も一部観客の手が映り込んでしまっていたので、今後の課題となりそうだと感じた。

ただ、技術側のターゲットとしては「大箱の催しを小箱で」といったニュアンスが強そうなので、こういった場合は問題にならなさそうだ。
つまるところ、これは小箱で本公演をした場合のみに適応されるだろうか。
(ただステージがめっちゃ広くて移動するような形式だとこれまた撮影が大変そうだな・・・
設計さんはこれを使うとなると、リバイバルまで考慮しないといけないのか・・・)

音声においても同様だ。今回の新技術、前半にも書いた通りおそらくファイル的には「オペレーションデータ」であると思われる。
音量の相対的なバランスについてはこれの中で行えるのかもしれないが、最終的なスタジオへのスピーカーアウトプットのゲインは箱のスピーカースペックや室内の大きさによって順次調整する必要が出てくる。
この時、大変なのは元の箱の音声チャンネルよりリバイバルの音声チャンネルが少なかった場合や、同じラインの音声のゲインが異なっている場合だろうか。
今回ささつづハシの「初登場時」の音声が極端に大きい/小さいということがあった。
おそらくこれはささつづハシの音声ファイルがそれぞれ別チャンネルに振り分けられていたものと考えられる。

例えば3人のトーク音源をそれぞれ別chに割り当てたらこれだけで3ch。
もちろん、ボイス音声に今回は楽器の演奏がギター3本にドラム、シンセに打ち込みがあったのでこれだけで6本。
全部で12本ほどになる。
・・・まぁ「本番を再現する」のだから当たり前か・・・

ただ、本番よりもリバイバルの入力ラインが少なかった場合は大変だ。
今回だとボイスとトークは同時にしゃべらないだろうから同じラインに入れられるが、この2つでゲインが異なっているとノーオペというわけにはいかなくなる。
事前にゲインを調整して1本wavにしてもいいのだろうが、それだと技術的なコンセプトと乖離してしまう気もしてなやみどころさんだなって。

えっ、客はわからない?それはそうか。ぼくもそうだ

仮にこの推測が正しかったとしたら、これはキャラクターもののライブ(しかもCeVIOみたいに複数キャラ&ソングトークのように異なる性質の音声ファイルが出力される場合)で特に課題になりそうだな。

・・・?あれ

つまり今回「ささつづautumn」って、小箱xキャラもので、最もこのシステムでハードルが高い公演だったのでは・・・?

正直ほぼ100推測なので、実態がどうだったのかはわからない。
もしかしたらセーフティでラインのフェーダーを下げていて、これが下げっぱなしだったのかもしれない。
そもそもの設営に時間がかかってしまって最後のゲイン調節が漏れていた可能性もある。
それはそれで設営が大変という課題になるだろうし、、、やっぱり新しい技術って大変なんやなって。

では、これらの課題が垣間見えた中で実際客目線からどうだったのか。
というと、これは先に書いたとおりだ。

間違いなくただのライブビューイングとは異なるし、音や映像面に関しては「autumn再演」といっても遜色ないクオリティだったはずだ。

上では色々書いたものの、結局のところ客としては「満足できた」という感想が強い。
推測でしかないが、新技術という難題に挑戦して、すばらしいスペシャルリバイバルを我々に送り届けてくれたスタッフの方には足を向けて眠れない。
本当に感謝しかなく・・・

ぜひ、このままautumn全国行脚をしてほしいところだな!
(唐突な要求

おしまい!

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