szkがVJやITや、趣味のゲームや自作PCのはなしをするところ。最近バイクをはじめた

【イベント感想】声音の宴4ありがとうございました!&製作秘話

こんにちはszkです。
現在進行形の動画作成をしていたら、気が付けば声音の宴から1週間が経過。
お礼の声明を出すのが遅くなってしまい申し訳ないです。

ということで、声音の宴4のレポート&製作物の製作秘話的な奴を今回も記載していきます。

当日レポート

今回は初の関東圏イベントの参加ということで、今まではキャラクターのオンリーが多かったのですが(基本CeVIO系)、初の合成音声オールジャンルイベントという形となりました。

正直CeVIOの冠が無い中、どこまで人が来てくれるか不安でしたが予想以上の来場もあり、頒布物を手に取って頂いた方も多く非常に嬉しく思います。
当日お越しいただいた方、本当にありがとうございました。
また、あまりお構いできずに申し訳ございません。
多分CeVIO FeSTAはもう少し、人が少なく余裕があるはず・・・です!(来てね!

今後の予定

今回の声音の宴は割とイレギュラー参加のつもりでした。
基本的にはCeVIOの名前を関するイベントにしかでないつもりでしたので。

ということで次回の参加は3/23の「CeVIOFeSTA10」となります。
尚、今の所このイベントの参加を最後に暫くイベント参加は行わない・・・ハズです。ハズ・・・

尚5月に開催される332284∞(ササツヅハシは無限大)は四国アドベンチャーラリー開催日と被っているため参加はしない予定です。
くそっ!一般でも行きたかった!分身できんか!?

頒布物の状況について

今回、正直「いやszk=宮舞のイメージ無いし、そんなに人がこないだろ」と舐めプしていたら予想以上の方が手に取って頂き、当初の予定では「多分少しあまるからCeVIOFeSTAでもこれ頒布しよー★」とか思っていたのに予定が崩れました。
いや、モカマキすごいな。宮舞舐めてました。

その反面、「宮舞でわざわざ参加するイベントも今後無さそうだし、あわよくば頒布しきっちゃいたい!」という気持ちも0ではなく、そういう意味ではこちらの本心が達成された状況となります。

つまり、頒布した「かんぺき!!宮舞でいず」は再販の予定はありませんし、増刷の予定もありません。申し訳ない。
また、合わせて「えっ!?つづみちゃん間違えてファンの人フォローしちゃったの!?」も今回ようやく完売となりました。ありがとうございました。
一応、漫画については頒布完了から1年後に無料で電子版を公開しようとも思っているのでこちらをお待ちいただければと思います。

その他の頒布物在庫については次の通りです。

[2025/2月時点]

・ささつづハシトートバッグ→声音4で完売:再販予定無し
・宮舞トートバッグ →声音4で完売:再販予定無し
・かんぺき!!宮舞でいず  →声音4で完売:再販予定無し
・えっ!?つづみちゃん間違えてファンの人フォローしちゃったの!?→声音4で完売:再販予定無し
・すずきとゆづきとひたはしり旅→残り極少。CeVIOFeSTA10で完売予定

えぇ・・・ひたはしり旅しか在庫ないじゃん

製作秘話:かんぺき!!宮舞でいず

というわけで製作秘話。
今回は漫画です。

「つくりたいもの」と「ほしいもの」のバランス感

これは個人的な思いなのだけど、購入者側からしたときに「本」って手に取りやすい媒体だと思っています。
薄くて収納ががさばらず、保管がしやすくて価格も抑えめに設定しやすい。
価格面については「とにかく量が欲しいけどお金は無い」という学生の方にもリーチしやすいものだと思います。
あ、ここでいうリーチは商売的な話ではなく、「参加したのに買える頒布物が無い」という一般参加の方を減らしたいという想い的なやつです。

本にも色々あります。
よく頒布されるものであれば「漫画」と「イラスト」。
こちらはよく出ますね。

その他では「技術本」、「ムック本」あたりでしょうか。
「ひたはしり旅」はムック本に当たります。

これはszkの自己評価プラス価値観の話なのでマジで無視してほしいんですが、「作りたいものを作る」と「折角だから誰かの手に取ってもらいたい=誰かのほしいもの」というのは1種のジレンマになりうる要素だと思っています。
自分の需要=作りたいものと、他人の需要=ほしいものが合致したら一番幸せです。
これを何も考えずに作れる人が多分強い(曖昧ニュアンス)人なんだと思います。

szkの自己評価はそんな強い人ではありません。
若干卑屈に聞こえるかもしれませんが、szkは決して絵がうまくない。
ただszkのイラストを並べた本にそこまでの訴求力は無いでしょう。
となると、無限にある「作りたいもの」の中で「誰かの欲しいモノ」に寄せていく考えが必要になってきます。

その「寄せていく」の中に、自分の強みみたいなものを入れ込めればきっと多少なり訴求力が生まれるはずです。
そんな中で「500円で頒布できる漫画」というのはszk的には非常に嬉しい媒体となります。

「苦手な色塗が要らない」「白黒なので安く作れる(500円でも原価割れしない=手に取りやすい」「イラストの質のほかに物語という評価軸がある」
その他、筆の速さは自信があるので、(作るのが上手い下手は置いておいて)完成しきれるという意味で漫画の枚数の多さはszk的にも有利なポイントでしょう。

一方でひたはしり旅のムック本は構成や、その内容の自由度が高い事から評価軸が非常に多い。
評価軸が多いということは、搦め手が多く使えるということです。
イラストの質1本、最強の剛速球ストレートが放てればいいのでしょうが、そうじゃないですからね。
こっちの本はフルカラーにした上で紙質やカバー等、とことん上質にして手触り感のクオリティを底上げしました。
手に持ってもらった時に「おっ、なんかすごそうだ」って思ってもらえればいいな、と。
このあたりはあるすーかさんのムック本にもかなり影響を受けてます。
(あちらは絵も構成もすべてのクオリティが高いので比較対象にもなりませんが・・・

とまぁ、szkが今まで出した漫画&ムック本というところでの考えはこんな感じ・・・

折角なら手に取ってくれた人に楽しんでもらいたいです。

唐突な宮舞本

さて、普段からフォローいただいている方は「今回すずきつづみじゃないのか」と思われたかもしれません。

そんな宮舞本ですが、この本は割と色々な理由が重なって生まれた本になります。

・VVVを見たから
・その時期が声宴4の参加時期と被ったから
・上述の通り、製作時間や作りたいもの、欲しいと思われるもののバランス感から「漫画」が選定されたから
・声宴がオールジャンルだったから

元々声宴4は既存在庫のみ+グッツくらいで挑む予定でした。
関東イベントの参加はしてなかったし、既存の本を関東でまだ手に入れてない人向けに放出しちゃおう的なノリ。
作ってもイラスト本でも刷っとくか?くらいのノリでした。

ただ、その前にVVVを見たことで宮舞に対する概念感が変わり、「折角オールジャンルだし、今後作れる機会も無いから1冊宮舞の本を作ろう」となったわけです。

イラストの寄稿について

今回、初の寄稿をお願いするという形をとりました。
お願い先ははるじろ。氏

普段は結月ゆかりや双葉湊音のイラストを中心に上げられてます。
まぁ、本人曰く「自分は絵師ではない」とのことですが・・・

氏とはバイク趣味が似てたり年齢が近い(21歳OLね)こともあり、普段から仲良くしてもらってるんですが
「いつ新刊出しますか」と聞いても「新刊は作るけど僕の分の1冊しか作りません」との回答が返ってきたので、「よっしゃ、ほなうちの本で紙にはるじろ。を絵印刷して布教するしかねェ!(自分の本の絵はアレだし!)」とよこしまな気持ちMAXで依頼しました。

完成した本書をお渡ししたら同人誌に興味を持っていただけたみたいなので、作戦は成功です。
氏の絵は凄く最高なので、持ち上げてはるじろ。氏の同人誌を出してもらえるようにみんなで頑張りましょう。(何

ストーリーについて

ストーリーは元々「宮舞のギャップ萌え」みたいなのが出せればいいなという想いからスタート。
普段のふわふわな宮舞から、ステージに立つと人が変わる。けど二重人格的ではなくて、どっちもしっかり「宮舞モカである」そういうのを表現したかった。
これを宮舞の1日を通して、というストーリーライン。
タイトルの「かんぺき!!宮舞でいず」というのはここからきています。
ちなみに、「デイズ」なのに1日じゃねーか!というのは厳禁です。

台本を作っている中で「宮舞モカが出るなら弦巻マキも」「マキさんいるならゆかりさんもいるか」とどんどん膨らんでいきました。
元々ゆかりさんはストーリー上いなかったんですが、マキさんが「ゆかりさんも呼ぼう」と囁いてきたので登場。
ゆかりさんも「CeVIOFeSTAでも頒布するなら麗衣装でいきますね」とノリノリでした。
あー、やっぱゆかマキなんですね。

実際麗衣装は「成長したゆかりさん」を表現するのに都合がよく、助かりました。ありがとうゆかりさん。
「ゆかりさんが行くなら私も行きます」とあかりちゃんも来ました。飲んで食ってるだけだけど。

この段階で役者が揃い、元々は「宮舞モカの1日」を表そうとしただけの本があのようなストーリーになったわけです。
ここからは実際に4人のキャラクターを動かそうとして、リアルな目線で見るとこうなるだろうな、というのを組み立てます。

「ゆかマキ」の度合いにもよるのだけど、個人的にこの二人は「めちゃくちゃ仲のいい同僚」みたいなイメージだったんじゃないかなという具合に描いています。
元々同じ事務所で同じ仕事をしていて、だけどあまりにも仲が良くて・・・
リアルだったら仕事の垣根を超えてプライベートでも毎日飲みに行く仲、って感じです。
二人に置き換えると、きっと仕事が終わった後にお互いの家に泊まりに行くし、土日も一緒に出掛けるくらいの仲という度合い。
こういう仲って、一度組織が変わって離れ離れになったとしてもなんとなく続くんですよね。
今では年一くらいでしか会わないけど、仲が悪いからじゃない、お互いにやるべきことがあるからそうなってる。
いざ会うと、お互いに性格は理解しつつ、今の現状は詳しくないから第三者的な意見も忌憚なく言えてしまう。
それでもってお互いそれを期待している。
親友以上、兄弟未満。関係性だけでは兄弟以上に信頼してるかもしれない。
そんな支援レベルMAXの仲みたいなもの。

今回の「ゆかマキ」はそういうイメージで描きたいなと思いました。

そんな二人だからお互いの後輩のことも信頼してるんですよね。
普段から恋愛的な関係性は描かない派閥ですが、今回は特にその毛が強かったと思ってます。
物足りない方がいたらすいません。

けど、これだけは言いたい。

はぁ・・・はぁ・・・(息切れ

と、いう強火思想によってあんなストーリーラインになった次第なのでございます。

宮舞はデビューから日が浅く、公式的にも「マキに憧れるモカ」という師弟関係的な表現がなされてます。
自分としてもモカマキは「まだこの先が見えないCP」という評価です。
こちらは自己解釈を挟まず、なるべく公式準拠で描きました。

オリジナリティはゆかりさんの宮舞に対する評価の部分。
これは割と代弁してもらった感がありますね。
ほんといてくれて助かりました。ありがとうゆかりさん。

・・・と、色々記載しましたが最終的に伝えたかったのは”「ゆかマキ」と「モカマキ」は両立する”ということです。
また、当初の予定であった、宮舞のギャップもそこそこ描けたんじゃないかなと思ってます。

割と乗りと勢いで描いた本ではありますが、気に入って頂けると幸いです。

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