szkです。
先日ブラックフライデーでGopro11Miniを購入しました。
— szk(すずき) (@szkP0151) December 1, 2022
取り急ぎ使ったレビューをしていきます。
Gopro11Miniって?
詳しくは各サイトの比較とか見て欲しいのだけどざっというとこんな機種
つよみ
・ディスプレイが無く軽い(133g)&質量はHeroBlackの約半分。
・フィンガーマウントが底部と背面の2か所にある(マウントの自由度が高い)
よわみ
・バッテリーの入れ替えができない(内部バッテリー)
・ディスプレイによる操作ができない
・・・こう見ると「えっ、しょぼいじゃん」と言われがちなのだけど、「よわみ」に上がってるバッテリーの入れ替えは至極前向きに捉えれば「バッテリーの持ち歩きが不要」ということだし、ディスプレイが無いののは余計な操作が不安ということだ。
つまるところ、Gopro11Miniの対抗馬は同族のHeroBlack(通常Gopro)やDJI、Insta360ではない。
多分、SONY AS300だ。
この記事では「GoPro11miniはSONY AS300(or FDR-3000X)の後継機と成りうるか」(運用的に同じことができるか)というところに注目してレビューしていくぞ。
画質とか機能とかは・・・うんまぁ、他の記事やYoutubeを参考にしてください。(丸投げ
SONY AS300(FDR-3000X)との比較
では、SONY AS300と比較をしてみよう。
Gopro11Mini | AS300 | Gopro11 HeroBlack | |
プレビューディスプレイ | 無し | 無し | 有(2面) |
重量 | 133g | 109g | 154g |
寸法(㎜)/質量(㎜3) | W52.4 x H51.2 x D38(101,949mm3) | W29.4 x H47.0 x D83.0(114,689mm3) | W71.8 x H50.8 x D33.6(122,553mm3) |
最大ビットレート (1080pの場合) |
78Mbps | 50Mbps | 78Mbps |
最大ビットレート (2k撮影時の場合) |
100Mbps | 非対応 | 100Mbps |
最大ビットレート (機器最大) |
120Mbps (4k&5.7k撮影時) |
非対応 | 120Mbps (4k&5.7k撮影時) |
撮影時給電 | 対応 | 対応 | 対応 |
マウンター | フィンガーマウント | 1/4インチネジ | フィンガーマウント |
着目するべきはサイズ感。
今まで最小最軽量だったAS300だが、Gopro11miniは質量ではAS300より小さく完成させられている。
一方で重量はAS300の方が24gほど軽い。
ただ、通常Gopro11とAS300の重量差が1.4倍だったのに対してGopromini11とAS300の重量差は1.2倍程度で許容範囲と言えるだろう。
AS300と同じ運用ができるかテスト
ということで早速AS300と同じ運用がGopro11 miniで行えるかテストツーリングに出てみたぞ。
マウント
まずマウントだがヘルメットマウントでサイドマウントで対応している。
AS300使いは大体がサイドマウントになるんじゃないかな?
んでもって、szkはSONYのヘルメットマウントを利用しているので対応マウンターは1/4ネジだ。
これについては変換アダプタを付ければ余裕で装着が可能だ。
パンについてはこんな感じで「合わせ」をマーカーでつけている。
チルトはGopro11Miniの水平維持機能をONにすれば補正してくれるのであまり気にする必要が無くなったのがプラスポイント。
総評:AS300よりも調整は楽
撮影
AS300もGopro11も「ボタンを押せば撮影開始」というのは変わらない。
ただ、Gopro11Miniはリモコンに対応しているためこちらで操作が行える。
左側についているのがリモコンだ。
これを使えばGopro11(Mini)の場合「電源ON」「動画撮影モード切替」「撮影開始」の操作が手元で行えるようになる。
ただ、使うのは「撮影開始」くらいのもの。さらに言うと真価は「録画ステータス」の確認にある。
このリモコンを使うとGopro11の状態が簡易的ではあるが確認が可能になる。
録画時はビデオの緑色LEDが点滅するのだ。
無論Gopro11から操作したときも連動するので非常に便利。
一々「録画できてるかな?」とミラー越しに確認しなくても手元で確認ができるのでツーリングに集中できるというものだ。
尚気になるお値段だが、こちらはサードパーティー製でお値段は3000円ほどだった。
公式のTHE Remoteを買ってもいいがそちらは1万越えなのでお財布と相談してほしい。
まぁ、なんか今はGopro11発売直後で値上がりしてるので時期は待った方がいいかもしれない。
尚このリモコンは充電式。これへの充電はバイクのUSBポートを利用しているぞ。
電源管理
Gopro11Mini最大のデメリットと言える「バッテリーの交換が不可」という点。
これについてはモバイルバッテリーを利用することにしている。
バイク車載の場合はこんな感じでバッテリーを給電しているぞ。
ヘルメットマウントで無限に電源供給する方法。
ケーブルはヘルメットの中に配線するとバタつかないし接続時楽になりますよ。 pic.twitter.com/usCEmNhaGQ— szk(すずき) (@szkP0151) December 8, 2022
実はこの方法、AS300の時から利用している。
この方法を使うとAS300もバッテリー切れと無縁になり無限に撮影ができるのでおすすめだぞ。
尚、AS300はたまにモバイルバッテリーと接続したときに給電開始されなかったりする関係上気が付いたらバッテリーが切れていて交換、という事が度々あった。
その点、繋がったら確実に給電開始してくれるGopro11の動きはありがたいところだ。
さらに、USBの口がMicroからType-Cになったのも大きい。
これでようやくMicroUSBケーブルから完全脱却できたな!
総評:AS300と同等だがUSBType-Cに統一できるのが嬉しい
ちなみに使ってるモバイルバッテリーとケーブルはこちら。
このモバイルバッテリーはバイクのプロテクタージャケットの胸ポケットに入るサイズかつ、USBの給電口が上部にくるようになってるのが嬉しいところ。
Gopro11ならこれ1本で大体2日は持つぞ。(AS300は4日くらい多分いけるぞ)
撮影の結果
撮影するとこんな感じ。
水平維持機能2k ワイド&水平維持機能ONで撮影 した。
水平維持機能のおかげでマウントは若干雑でもどうにかなりそうだ。
取り込んだファイルの管理
AS300ユーザーがGoproに移行して思うことの1つに「ファイル命名規則がクソ」ということが挙げられるだろう。
Gopro11は何をトチ狂ったのか名前順に並べた時に撮影日時と同期しない。
さらにファイル作成日時も撮影日ではなく取り込み時になるので非常にやっかいだ。
そんなときに便利なのがこちらのサイトで配布されている「リネームスクリプト」だ。
これを使うと撮影日順にリネームしてくれるため管理が非常にやりやすくなるぞ!
ということで運用上問題が無さそうなので、かれこれ6年くらいお世話になったAS300から、少しづつGoProへ移行していこうと思います。
質疑応答
Q.Goproって熱暴走するんでしょ?
A.そら(4kとか5kで撮影したら)そうよ。
ぶっちゃけニコニコ動画に投稿する動画の編集用で4kもいらないかなって・・・
アプコン狙いでも精々2kもあれば十分。2k撮影なら熱暴走はしません。
不安なら1080p撮影もあるぞ!(より安定するぞ!
Q.電池持ちが不安
A.USB繋いでれば問題ない
SONYのAS300はUSB接続時も徐々に電池を消費する&電池がからっ欠になった場合は給電しても撮影不可だったので予備バッテリーを持っていく必要があった。
Gopro君は実はバッテリーレスでもUSB単体動作するという強みがある。
(Miniはバッテリー着脱できないけど…)
通常Gopro君の場合はこれでエクストリームバッテリー要らずなので試してみてねって
Q.ファイル命名規則が気持ち悪い
A.わかる
まぁ上で紹介したリネームスクリプト使ってください
Q.動画ファイルが細切れにされる
A.設定を見直そう
Gopro11はファイルサイズ10GB毎に映像を分割する。
2.7k 100Mbps 60フレームだと大体15分ほどで分割される計算だ。
1080p&78Mbps 60フレームだと大体30分~40分ほどの分割になるはずなのである程度は設定で制御できるぞ。
コメントを残す