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好きな時計のヘッドが使えるSONY”wena3″使ってみたレビュー

こんにちは、szkです。

前段

ガジェット、IoT製品と続きウェアラブルデバイスはかねてからほしかったのだが、
ずっといろいろな制約でXperia Ear Duoのみをウェアラブルデバイスとして採用していた。
かねてより「スマートウォッチ」は欲しかったところ、あいにくszkは針時計派。
しかもSEIKOの時計のファン(こだわりメガネ)ということもあり採用を見送っていたのだった。

そんな中数年前に登場したのがSONYが投資したキックスタート企業の一つである”wena”。
これは通常の時計のヘッドをそのままに、バンドのほうをスマートデバイス化するという画期的なアイデアのガジェットだった。

▲初登場時の外観、「wena1」こと「wena wrist」。時計本体がスマートウォッチなのではなく裏のバンドがスマートデバイスなのだ。(画像は公式から)

登場から数年、今回wenaはVer3となり2020年11月に再登場。
この時「Suica搭載」がきっかけとなりszkも購入に踏み出した・・・というわけです。

ということで今回在庫極小状態からようやく手に入って使ってみた感想を記載していくぞ。

wena3の基本的なこと

さて、今回「3」とある通りこのwenaは3世代目ということになる。
1は上の写真にある通り、最低限のLEDの未搭載した主張しないスタイル。
これでも活動計やアラーム(アプリなどの通知含む)とEdyに対応と基本的に機能は実装されていた。
しかし、「何の通知があったのかわかりづらい」との声を受け、2では通知内容の確認が可能な小さい有機ELが搭載。
電子決済もIDやQuickpayなどが追加されたもののSuicaの搭載は大人の事情で見送られていた。

▲これが、「wena2」ことwena wrist。有機ELが搭載された他、メタルバンドの色に黒が追加され、ラバーバンドモデルの「Active」が登場した。

そして今回3ではこの有機ELがさらに大型化。
さらに念願だったSuicaの搭載と、「欲しかったけどこれが無いから買わない」層の懸念をすべて払拭した形での搭乗をしたわけである。

こりゃ買うしかないっしょ!

▲今回登場した「wena3」。ブランドがSONYからの発売となり、本格的な「完成版」製品と言えそうだ。画像はSONY公式から。

 

できること

今回のwena3でできることはこちら。
詳しくは公式ページを見てくれよな!

・Ferica系決済に対応

対応しているのはSuica Edy QuicPay IDの4つ。
そのほかポイントサービスとしてDポイント、ANAマイレージ、ヨドバシゴールドポイントにも対応しているぞ。

詳しい動作云々は後述しようと思う。

・活動計機能

歩数、心拍数と酸素取得量をセンサーから取得可能。
これらの取得値を元にストレスレベル(心拍数の上下限の乱れ等)や、アクティブログ(立つ、座る、歩く、走るの計算)の計測が可能

・通知機能

事前にリンクした携帯電話で設定を行えば携帯の通知をWenaでもバイブレーションでお知らせすることが可能。
もちろんwena側でアプリの取捨選別ができるので余計な通知を切ったりすることも可能だ。

そのほかwena独自でタイマーのセットを行うこともできるぞ。

・Alexaビルドイン

Amazon Alexaの音声命令に対応。

・後付けオートロック、「QrioLock」のKeyとして登録可能

携帯無しでwena→Qrioで接続するので便利。
一々接続待ちも無いのでめちゃくちゃ快適。

・その他有機ELで表示できる情報

天気(事前に設定した1地域、”現在地”にはできない)・時刻

大体こんな感じ。

ラインアップはwena単体でも使えつつ、上からヘッドをはめ込むタイプの「レザー」と「ラバー」。
そしてヘッドのメタルバンドとして組み込める「メタル」の3つ。
それぞれ少しお高めのブラックエディションがあるのでそちらも加えると6つのラインアップとなる。
※2020年2月現在品薄らしいので転売価格にご注意を

ほんぺ

開封の儀

ということで開封の儀からやっていこう。

箱はシンプルに「wena」と書いてあるスタイル。
中にはバンド本体とクイックスタートガイドのみが入っているシンプルなものだ。

蓋を開けるとすぐにwena本体が。
この下にガイドなどが入っている。

取り出すためには裏でひっかけているゴムを外そう。
無理やり取らないように注意。

バンドの交換には以下の道具が必要だ。
道具が無い場合は時計屋さんにお願いしよう。
※時計屋さんに依頼する時はセンサーの位置と時計のヘッドの位置が自分の腕に完璧に合うように事前に確認しよう。
道具をそろえておくと無限にトライ&エラーできたり自由にヘッドを交換できるのでおすすめ。

バンドピン抜き&プラハンマー&万力

wenaのバンドの長さの調整に必要。
つまりよっぽど腕がマッチョなガイ出ない限りは必要な工具。
wenaのバンドは「コマ」と呼ばれる小さい金属をピンで数珠つなぎのようにして形成されている。
その固定は「Cリング式」と呼ばれる形式で固定されているため、この道具が必要になるわけだ。
詳しいバンド調整の方法は「時計 バンド調整 方法 Cリング」とかでググると出てくるぞ!
あとは、ラグ幅を22㎜のデフォルトから変更する場合にも必要となる。

▲ちなみに一番左のヤツを買えば全部手に入るぞ。
Amazonだと1000円未満の中華製も売ってるが、買ったところ一発でピン抜きが折れて死んだので、メイドインジャパンをお勧めしておきます。

ばね棒外し

今持っている時計をwenaに付け替えて使いたい場合に元のバンドを外す際に必要。
エンドピースの形によっては手で外せる場合もあるので形状をよく調べよう。
無い場合は1.5㎜以下の極小精密マイナスドライバーでもいけるが時計を傷つけないように注意。

装着

上記の道具を使って装着!
今回ヘッド部分はかれこれ7年ほど使っているお気に入りの時計。
SEIKO SPIRITの7B24-0AS0を装着しました。

ちなみにSEIKOの時計のミドルレンジクラスだと大体ラグ幅が20㎜なので上のエンドピースも併せて必要になるので購入しよう。
この交換にも上記の工具が必要になるぞ。

使ってみた感想


▲装着した図、はたから見れば完全に「普段の時計」だ。

さて、使ってみた感想をば

装着感&スタイル

従来の時計と変わらない装着感。
wena本体のセンサー部分は出っ張っているものの、実際につけてみると全く違和感はなく不思議。
ただ、ポイントとして今まで時計を緩めにつけていた人はセンサーを確実に動作させるためにはぴったりサイズでの調整が必要になるので注意しよう。
※この「ベストポジション」を見つけるために上述の工具が必要だったりする。

外観はスタイルも良く、腕に装着しているときも、取り外して机に置いている時も双方で「主役」であるヘッドを邪魔しない佇まい。
画面が大型化してwenaがヘッドを食うんじゃないかと思っていたがいらぬ心配だったようだ。
ただ女性用レベルの小さい時計を装着する場合は少し違和感があるかもしれない。

気になる重さは装着しているときは「全く不快感は無い」といったところだ。
もちろんSEIKO SPIRITの元々のバンドとwenaバンドを両手に持って比較すると重量の差を感じるのだがいざ腕に装着した際にその違和感は皆無。
疲れもしないし今まで通りの生活ができた。

バイブレーション

すごく良い。うざくもなく、かといってちゃんと気が付ける通知が行える。
バイブレーションは2と比べるとパターンが増えたらしく振動パターンで「何の通知か」判断することも容易だった。
バイブレーションの強さは「弱い」「普通」「強い」で3段階の調整が可能だ。

画面表示

画面が大きくなったものの、率先して何かをいじるということは少ない。
トップのダッシュボードは「表示」(天気や通知)系のものと「ショートカット系」(AlexaやQrio)があるが、これは表示系の内容を出しておいた方が良さそうだ。
ちなみに「天気」「日付と曜日」は強制的に画面上部に表示されるぞ。
日付や曜日に関しては、針時計など表示のない盤面のヘッドを使っている場合は、日付と曜日はwenaで確認し時刻はヘッドで確認ということもできるんだなと思った。

電子決済

意外と使わない。

これは、おそらく所持しているスマートフォンのスタイルに大きく左右される。
この機能が嬉しいのは結局のところ「スマートフォンを鞄に入れる人(ポケットに入れない人)」or「大型スマートフォンを利用する人」だろう。
szkは小型スマートフォンの最後の砦、Xperia XZ2Compactとかいう胸ポケットに入れてヨシ、ジーパンのポケットに入れてヨシお前ヨシの小型機種保持者。
基本的にSuica支払い宣言からタッチ迄1秒というメキシコのマンガンもびっくりの決済可能マンであるため今後も出番は少なさそうだ。
また、Suicaはおサイフリンク未対応のため”GooglePay及びモバイルSuicaの定期券連動ができない”ということも一因となりそうだ。
ただ、正直このご時世定期代が今後出るとも思えないし、むしろサブSuicaカードとして運用できるこの形態はむしろ利便性Upなのでは?とも思ったり思わなかったり。
交通機関を使った外出をすることが少ないのでまだまだ評価が必要そうだ。

[blogcard url=”https://szkhaven.com/2021/01/31/wena3_android_suica_jrepoint/”]

▲JREポイント連動方法のメモ

活動計

おもしろい。
昔活動計がメインであるウェアラブルデバイスのFitbitを使っていたけど、アレと遜色ないログが取れると思えた。
なんなら、各メトリックから別のメトリック計算している分見れる情報量は多い。

ただ緑LEDに赤色LEDを追加した新型センサーはしっかりと位置があっていれば値を取得できるのだが如何せんメタルバンドだと少し余裕をもって装着するためたまに値が取れてない時間帯があったりもする。
この機能をメインとしたい人はラバー版の購入をお勧めしたい。

GoogleFitやAppleのヘルスアプリとの連携は2020年2月時点では実装されていないが今後アップデートで対応予定とのことだ。

電池持ち

引くほど持つ。最高。

公式サイトには「2週間くらい持つよ!※時と場合による」みたいな書き方をしているので、せいぜい5日持てばいいだろうと思ったのだが普通に2週間持つ
充電も風呂に入っている間程度の一瞬で終わるため充電によるストレスはほぼ無い。
思い出したら充電する程度で問題なさそうだ。
これに関しては「腕時計という本来充電しなくてよかったものに対してアクションをプラスするのはストレスなのでは?」と思っていた感情を完全に払しょくしてくれた。
AppleWatchが18時間、ガーミンが1週間(機種によるけど)と考えると中々のスコア。
無論できることは少ないが、充電という行為が面倒な人にはうってつけだろう。

しかし、スマホの通知もリアルタイムで届くのにこんなけ電池持ちがいいってどういう事なんだ?(誉め言葉

ユースケース

現在はこんな使い方をしてます。

応答が必要なメールの通知先として設定

会社携帯がペアリングできる機種ならばメールに対して通知を起こすことが可能だ。
(個人携帯で通知を受けたい人はwebhookなりIFTTTなり使って頑張ってください)
これをすることで家からちょっと離れてコンビニなんかにいても、家で少し家事をしようとも通知にすぐ気が付いて仕事の対応に戻れるといった算段だ。

テレワークになってすっかり腕時計をする機会が減っていたが、wenaはじめウェアラブルデバイスはその実テレワーク時こそ真価を発揮するものなのかもしれない。
こういった装置を使ってテレワークを快適にやっていこうな!
気持ちの問題だけど、家でちゃんと着替えて腕時計するとgdgdせずに仕事ができるぞ。

活動計は将来に期待

テレワークでの生活が長引き運動不足になってきた。
そんな中でジョギングをラフに始めたのだけど、wenaはそのロガーとして優秀だ。
わざわざ専用のロガーに付け替える必要もないし、腕時計というスタイルを貫く以上高頻度で1日中装着しているのは活動計とのシナジーは高いといえる。
※え?そもそも腕時計つけてないって!?

GoogleFitなどの連携が来ればより便利に使えると思うので、将来に期待したいところだ。

QrioLockの鍵として使うのが便利すぎる

Wenaは同SONYの後付けスマートロックQrioLockの鍵としても機能する。
事前にQrio側でwenaを許可しておけばタップ一つで家の鍵が開錠できるというものだ。

そもそもQrioの強みとして「賃貸でも実装可能」「鍵を持ち歩かなくてもスマホで開錠できる」という強みがあるのだが、
人間とは怠惰なもので、その実使ってみると「いちいちスマートフォンを取り出して鍵を開ける」という行為が面倒臭くなってくるわけだったりする。
「スマホをポケットから取り出して、ロック解除(指紋解除)してホームから”開錠”ボタンを押す」
上記の行為も鍵指して開けるのに比べたら3倍くらい楽なのに、慣れてくると面倒になってくるのだ。人間は1つの目的に対して3アクション以上するのは面倒になってくる生き物なのだ(クソデカ主語

これに対してwenaの開錠は「wenaの画面でQrioのボタンをタップするだけ」。
さらにショートカットを使えば「Wena本体のボタンをダブルプッシュするだけ」で開けられる。
無論腕時計なのでわざわざ取り出す必要もないし、両手がふさがってても腕時計のボタンへ指を延ばすことくらいは可能だろう。
これは使わないと快適さがわからないのがもどかしいが、本当に便利。これだけで買ってよかったと思えるほどだ。

[blogcard url=”https://szkhaven.com/2021/01/02/qriolock_inpre_q-sl2/”]

▲Qrioについてはこちらの記事で

総評

あくまでメインは「ヘッド」、自分のお気に入りの時計やスマートじゃないwatchを愛用している人には問答無用でおすすめの1品。

もし、僕が友人から「おすすめのスマートウォッチある?」と聞かれたら間違いなくAppleWatchを推すだろう。
そしてIphoneじゃなければGarminを推すとお思う。

けど、その友人が普段から腕時計をつけていて、それがスマートウォッチじゃないなら「wenaが最高だよ」というと思う。
これはそういう製品だ。
あくまでメインは時計のヘッドであって、機能ではない。
いろんなことができる機能はスマートフォンで十分だし、腕時計をつけている人はそこも弁えてわざわざ今日日腕時計をつけているはずなのだ。
wenaはスマートウォッチとして最低限の機能しかついていない。
自分で持ってるセンサーは歩数計と心拍取得のくらいだし、あとは携帯と連動することが前提の天気表示と通知機能、決済機能くらいのものだ。
これで「十分じゃないか」と思う人はwenaは満足できるし、「機能が少ない」と思うならiphoneとGarmin買ってどうぞとなる。
「値段が高い」と思うならシャオミのMi Bandを買えばいい。

しかし、自分のお気に入りの時計は外したくない。
こういった人にはwenaはうってつけだ。
機能を増やし、利便性を上げてより長く使える。
電池が切れても時計としての要件は満たしてくれる。
そのうえ見た目も違和感ないしかっこいい。
この体験を得るためには現状wenaは唯一の選択肢と言えるだろう。

買って、使って、その機能は生活に溶け込む。
けど、腕時計を今までも使っていた人なら「飽きて使わなくなる」ということは無いだろう。今までも使っていたのだから。
そして、気が付けばその存在すらも当たり前になる。
けど、これがきっと本当の意味での「スマート」な時計なのではないだろうか。


 

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