ハンドメイト自転車の展示見に行った＆都内ツー

久々のツーリング記事

最近近距離ツーしてねェなぁ・・・というかツーリング全然してないなという所で丁度いいイベントがやってるじゃない！

ぽつねんさんの自作自転車【無事安全号】見てきた！ pic.twitter.com/DPo8dAyaZe

— タクマイル (@Tacumille) January 25, 2025

どら横でお世話になっているタクマイル氏のツイートで、同じくどら横VJのぽつねん氏が「自転車を作った」らしい。
それも組み立てて・・・とかいうプラモじゃなく、鉄パイプを成型して溶接とかまでするとのこと。
折角だしみにいっちゃる！！

ということで場所は東京都の科学技術館。
皇居外苑に位置する由緒正しい施設だ。

この手の施設では昔から「おもしろそうなイベント」がやっていることは知っていたのだけど、こういう機会でもないといけないからな。助かるラスカル！

ということで見てきたのがこれ。
すごいぞ、チャリって自分で作れるんだなァ。

海外だと自分でバイクを創ったりする人もいるけど、公道認可が必要な日本だと原動機付の乗り物は中々作られない。
その点自転車は車検や登録も無いからこういった文化があるわけか。

ちなみに「自転車界隈の中でもさらに奥村」らしいが、全国から50ブースも集まるのだから熱量が凄い。

てっきりロードバイクスタイルがメインなのかと思ったらランドナーとか身障者、高齢者向けの三輪車などもあってなかなかに楽しめたぞ。
パーツだけうっているようなブースもあった。なるほど自転車版オートサロンか・・・

その後地下のカフェでぽつねん氏と会話しました。普段富士ヒルとかバイクロアとか、ブルべとかラ族とかの動画見てたから思いのほか会話ができた。
やはりニコニコ動画、ニコニコ動画の自転車動画は良いぞ。

せっかくなので寄り道しよう

近くの国立公文書館で面白そうな展示がやっていたから見ていこう（提案

内容は普選（普通選挙）と婦選（女性参政権）の話。
公民の教科書に載っているレベルの話ではあるのだけど、我国で女性に参政権が付与されたのは戦後のこと。
さらにさかのぼると普通選挙（成人男性のみの参政権）も精々100年前のことである。

その前は地主レベルの納税者しか選挙に参加できなかったり、令和の現代と比べるとかなり制限があったように思える。
そこから少しづつ納税利率を引き下げ、戦後の女性の参政権付与、そこから70年で参政権が18歳に引き下げ、こうしてようやく日本全体の参政権保持者が8割だそうな。

話としては理解していても、本物の公文書が目の前にあり、その筆を綴った人がどんな思いで書いたのかと考えると、またひとしおである。

最近ではインターネットの大頭で「声がデカけりゃ勝てる」感じになってきてる節があるが、先人が強い思いで開放してきたその一票の重さを考えるいい機会になりそうだ。

また、最近は何かにつけて「エビデンスは？ｗ」みたいなあおりが流行っているが、「エビデンスしかない（解説や補足はあるけど）展示」というのも中々にこの現代で見ると面白い。
「ほら、そこにかいてあるだろう（原文）」というのがあまりにも高火力で脳に来る。
平和初期はこういう資料ばかり見ていたはずなのだが、やはりインターネット越しだと刺激が足りないな。